売られた少女
横尾茂明:作
■ 身売り少女4
「美由紀! 手を後ろに組んで、しゃんとおし!」
「若旦那がそれじゃ見られないだろう!」
美由紀は光子のキンキンする怒声に怯え、オズオズと手を胸から少しずつ外し、後ろで組んで胸を張った。
「オオー!」と政夫が呻いた。
少女には大きすぎる乳房はツンと上を向き・・その素晴らしい形に思わず感嘆し声が出てしまったのだ・・。
「美由紀・・こっちにおいで」
光子の声に釣られるように前に進んだ美由紀は、光子の鼻先までにじり寄った。
「さー! 次はスカートを脱いで、若旦那にオマ○コを見せな!」
「・・・・・・・」
光子は呆然と佇む美由紀の腰のホックに手を掛けた・・。
「叔母さん・・もー堪忍して!」
「この子はいまさら何言ってんの!」
光子はかまわずホックを外し美由紀のスカートを落とした。
美由紀は反射的に性器を隠しその場にしゃがんでガタガタ震え始めた。
「覚悟の無い子だねー・・全く!」
光子は震える美由紀の頬を叩き、髪を掴んで引きすえた。
「お前は叩かれないと分からないのかい!」
光子は数回打擲し息を切らした。
「叔母さんゴメンナサイ・ゴメンナサイ・もう堪忍して下さい・・」
「謝るなら若旦那に謝るんだねー」
「若旦那がしびれを切らしてるじゃないか!」
光子は立ち上がり、美由紀の後ろに回り・・腕を取って美由紀を引きずり起こした。
「さー若旦那見てやって下さいな!」
光子は美由紀を政夫の前に立たせた。
「どうですこの肌! 綺麗でしょう」
「若旦那! 遠慮しないでどうぞ触って下さいましなー」
美由紀は政夫の前で腰を震わせた。
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