瑞希と悠希の放課後
木暮香瑠:作

■ 妹に晒す倒錯4

「本当にやっていいんだな?」
「いいのよ、先生は若いチ○ポが大好きなのよ。あなた達以外にも生徒とやってるんだから。あなた達が喋らない限り、先生は秘密にしてくれるわ」
 新垣の同意を求める言葉に、真莉亜が言う。
「それとも誰かに喋って欲しい? 先生……」
 真莉亜の言葉に、瑞希は弱々しく首を横に振った。誰にも言えるわけないと示した瑞希の仕草を、男たちは和姦を認めたと受け取った。
「うひょーー。超ラッキーじゃん、好きにしていいんだな」
「先生が真莉亜に何したか知らねえけど、俺たちが満足させてやるぜ」
「誰とやってるかは知らねえが、俺たちもご相伴に与らせて頂こうか」
 三人は思い思いの言葉を投げかけ、瑞希に手を伸ばした。

「きゃっ!?」
 澪は瑞希の後ろ手を解き、男たちの中に突き出した。瑞希は、崩れ落ちるように新垣の胸に寄りかかる。瑞希を抱きしめるように支えた新垣は、口元を厭らしく吊り上げた。
「昨日のストリップショーは、お金がなくて行けなかったからなあ。今日は十分楽しませていただくぜ」
 そう言うと、瑞希のブラウスに手を掛け剥ぎ取ろうとする。
「いやあ! だめ! ぬ、脱がさないで……」
「脱がなきゃ始まらないだろ? オマ○コがよ!」
 瑞希は、両手で胸を抱えるようにし抵抗する。身体を丸く抱え込み床に崩れ落ちた。

 悠希と真莉亜たち四人組が見守る中、男たちの瑞希への凌辱が始まった。
(お姉ちゃん……、ごめん……。隆さんに見られたくないの、わたしの恥ずかしい姿……)
 強く噛んだ唇が震えている。悠希は眼を硬く閉じ、詫びるように俯いた。

 床に蹲る瑞希に、男たちの手が伸びる。服を脱がされまいと丸まる瑞希に、男たちの行為は荒っぽくなっていった。
「さっさと脱がねえか!」
 身を丸め脱ぐことを拒む瑞希に、業を煮やした男たちはブラウスに手を掛け引っ張った。 ビリッ! ビリビリッ!!
 ブラウスが悲鳴を上げ、布切れと化していく。
「スカートも脱がせ!」
 ブラウスを裂きながら新垣が指令を出す。
「いやっ!! だ、だめえ! やめて!!」
「脚、押さえろ!」
「いやあ! いやあああぁぁぁ……」
 悲鳴が響き渡る部屋の中、瑞希が纏っていた衣装がボロボロの布切れと化していく。

 ビリビリビリ……、プチッ!!
 最後の生地が悲鳴を上げ、中を舞い悠希の眼の前に落ちてきた。ついさっきまで瑞希の股間を覆っていた、まだ体温を留めているパンティだ。
 後悔と深謝の念が悠希の心を締め付ける。しかし、悠希には動き出すことは出来なかった。
(お姉ちゃん、ごめんなさい。でも、だめなの……。恥ずかしい写真、見られたくないの……、隆さんに……)
 何度目の謝罪の言葉を心で叫んだだろう。悠希には、心の奥で姉に詫びることしかできない。隣では、携帯のボタンに手を掛けたままの麻貴が、悠希の苦悩に歪む表情を楽しんでいた。

 新垣たち三人も、ズボンを脱ぎ下半身を露にした。全裸の身体を丸く抱きかかえ床に転がる瑞希の周りを取り囲んでいる。
「お前ら、押さえてろ!」
 新垣は、仲間に声を掛け瑞希の膝に手を掛ける。仲間二人が瑞希の腕を取り、動きを拘束する。両手を大きく開き固定された瑞希の膝に、新垣の力が加えられていく。
「いやあ!! やめて……」
 新垣は瑞希の膝を割り開き、秘丘を隠す茂みを露にした。

 繊毛の奥に奔る亀裂に熱い視線が投げ掛けられる。
「濡らさないと入んないな! 唾付けて濡らしてやるぜ。優しいだろ? オレ、ヘヘヘ……」
 裕司の名残が残る股間に新垣の顔が近づいてくる。
「いやあ! 舐めないで、そんなとこ……。き、汚い……」
 瑞希は、そのことに強い嫌悪感と恥辱を感じ悲鳴を上げた。
(気付かれちゃう!)
「だめぇ、な、舐めないで!! いやあぁぁぁ……」
 新垣は、陰毛が鼻に触れるぐらいに近づけクンクンと鼻を鳴らし臭いを嗅いだ。
「くせえ、なんか臭うぞ。……ザーメンの臭いだ」
 新垣が顔を顰め、臭いの原因を推測した。
「学校で生徒を咥えてたって本当だったんだな、清楚で綺麗な先生が……。マ○コから牡の臭いがするなんて……」
「お前、それでも舐めるのかよ? くせえ淫乱オマ○コでもよ」
 仲間たちが新垣を冷やかす。
「ひ、酷い……。淫乱なんかじゃ……ない……」
 冷やかしの言葉に、瑞希は唇を固く噛み顔を背けた。硬く閉じた瞼から涙が染み出している。
「へへへ、瑞希先生のオマ○コだぜ。味わわない訳にはいかねえだろ」
 新垣はそう言うと、瑞希の亀裂をぺろりと舐めあげた。
「ひいっ!! いやあああぁぁぁ……」
 ざらっとした不快な舌触りに、裕司の痕跡を舐められることに、瑞希は今までに感じた事のないほどの強い嫌悪感と羞恥心に襲われる。瑞希は首を仰け反らせ、永い悲鳴を上げた。

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