桃香
木漏れ日:作

■ 19

「今頃オナニーしてるかな?」
「きっとそうよ!」
「じゃなきゃ許さないってか?」
「当然よ!」
私は湯の中で桃香の股間に触る。
「ああ…。」

桃香は小さく声を漏らした。
股間はヌルヌルしていた。
「出ようか?」
「うん…。」
私達は湯を出ると上がり湯を浴び風呂を出た。
浴衣を着て外に出る。

8時を過ぎているので暗かった。
私達は部屋に戻った。
桃香はすぐに素っ裸になった。
布団の上に座り髪を乾かす。
「ねぇ、他にも見てた人いる?」
「ああ、何人か居たな…。」

「どんな感じ?」
「チラチラばれないように見ていたな…。」
「やだ…エッチ…。」
桃香はほんのり頬を染める。
「イヤなのか?」
「そうじゃないけど…。」

「けど?」
「ちょっと恥ずかしい…。」
私はいきなり桃香の足を引っ張る。
桃香は簡単に仰向けにひっくり返った。
太腿を大きく広げる。
その中心を見た。

濡れていた。
「こら…なんだこれは?」
私は指先に恥かしい液をつけ桃香の目の前で見せた。
「いやーん、……。」
桃香は手で顔を隠す。
「このスケベ!」


私はいきなり桃香のクリを強く吸った。
「ひゃ…。」
桃香は何とも言えない声を出した。
私は舌のザラザラした部分で更にクリを舐める。
「ああっ…。」
桃香は太腿で私の頬を挟んだ。

私は顔を上げ桃香を見た。
桃香は目を閉じ快感を味わっている。
「桃!」
「ん、何?」
桃香は目を開けた。
「まだ早いぞ!」

「ヤダ…。」
「桃?」
「ん?」
「さっきの男どうしてるかな?」
「桃のあそこ見た人?」
「うん…。」

「きっとしちゃってるんでしょ?」
「何回もな…。」
「やだ…。」
「気持ち悪いか?」
「ちょっとね…。」
「桃?」

「なぁに?」
「オナニー見せろよ…。」
「え? ヤダ恥ずかしいよぉ…。」
「いいから…。」
「そんなに見たいの?」
「うん!」

「……じゃあいいよ…。」
桃香は自分のワレメに手を伸ばす。
「ここじゃつまらない…。」
私が言うと、
「じゃあどうするの?」
桃香が聞く。

「外がいいな…。」
「桃もその方がいい…。」
桃香の目が光った。
「でもな、今はまずいな…。」
「人が起きてるから?」
「そうだ…。」

「そっか! 夜中までおとなしくして待つんだね!」
「そうだよ…。」
「わかった!」
私と桃香は布団に入った。
桃香の裸の体は暖かい。
すぐに布団が暖まって来た。

昨夜からの疲れもあって強い眠気が襲ってくる。
……桃香に起こされて時計を見た。
午前一時。
「お風呂行く?」
桃香はそう聞いた。
「うん、行こう!」

私の頭が冴えてきた。
私達はすぐに部屋を出た。
桃香に聞いた。
「着るか?」
「いらない!」
それでも念の為Tシャツだけ持って行く事にする。

外に出た。
外気は案外暖かい。
「寒くないか?」
「大丈夫…。」
桃香は全裸のまま答える。
「ねぇ?」

「ん?」
「散歩しない?」
「こんな夜中にか?」
桃香はふふっと笑い、
「夜中だからいいんじゃない…。」
そう言うと腕を絡めてきた。

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