夢魔
MIN:作
■ 第32章 崩壊14
火曜日の早朝3年B組の女性徒20人は、全裸で審判室の前に並んでいた。
中には昨日帰る事も許されず、一晩中責められたのか、赤い目をしながらフラフラと立っている女性徒も数人居る。
その20人の前を、1人の風紀員が箱を持って移動し、女性徒20人が箱の中から紙片を取り出す。
その日の[備品]は3種類で、残りは[休み]と知らされる。
紙にはそれぞれ[女子便器][男子便器][掲示板][休み]と文字が書かれていた。
[便器]を引いた者は、それぞれ指定の便所で、指定された人数に使用して貰えれば良い。
[掲示板]を引いた者は、それぞれの掲示物に記された者が、確認してサインを示し、全てが満たされれば良い。
全ての量刑は満たされれば減刑となり、満たさなければ増刑となる。
[休み]を引いた者は、監督者の判断でその時間を過ごし、量刑の増は有っても減は無い。
その日[便器]を引いた者は、[男子]6名[女子]4名の合計10名だった。
[男子便器]を引いた女性徒は、1・2年生の男子便所に3名ずつ設置され、[女子便器]を引いた女性徒は、それぞれの学年トイレに1人ずつと教員用トイレに設置される。
[掲示板]を引いた女性徒は5名で、5名は教室棟と学校棟の連絡通路前に設置される。
[休み]を引いた女性徒は5名で、内3名が1年生コンビのグループだった。
この[休み]を引いた者が、監督官により運命が左右される。
拓人と慶太はそれぞれ、懲罰を受ける女性徒に[しっかり、働くんだぞ]と声を掛け、3人の[休み]を連れて地下2階に向かう。
「で、どうします? お姉さん達、上で授業受けます? 僕はあんまりお勧め出来ないな…。だって、罪人で首輪無しだと、誰に何をされても、文句が言えないしハッキリ言って危険ですよ…」
拓人が女性徒達に説明をしていたが、女性徒達の答えはハッキリしていた。
「よう、拓人。先輩達、ここから出て行く気、全く無いぜ…」
慶太がそう言うと、女性徒達は慶太に取り付き、満面の笑みで慶太の身体に頬摺りしていた。
拓人は呆れた顔で、女性徒達を見ると
「じゃぁ、僕は先に上がるね。2時限目が終わったら降りてくるよ…」
真ん中にいる慶太に言った。
慶太は3人の女性徒達に抱きつかれながら
「おう、それじゃ、それまで俺は風紀委員の業務を遂行してるぜ」
ニヤリと笑って、拓人に告げる。
慶太がそう告げると、女性徒達は更に身体を密着させ
「慶太様〜…いっぱいご奉仕させて下さい〜」
「あん、だめ〜…私がするの〜…」
「駄目よ…ここは、私なの…。私が一番点数上なんだから、ここの担当は私よ」
慶太の身体を奪い合った。
慶太は身体を起こすと、女性徒達に
「先輩達、ここでは良いけど、上ではちゃんと辛そうにして下さいよ…。じゃないと、俺等の立場も危うくなるんですからね…」
困った顔で依頼すると
「慶太様…私の事お嫌いですか…」
1人の女性徒が、慶太にすり寄る。
慶太が呆気に取られその女性徒を見ると、昨日自分が処女を貰った3年生だった。
昨日管理下に置いた10人の内6人が処女で有り、これから処女のままで居ると、辛い思いをし、最悪心ない者にお遊びで、処女を奪われ兼ねない危険性を訴え、その6人は自ら申し出て拓人と慶太に処女を捧げた。
2人は出来るだけ優しく、6人の処女を受け取り、その誠実さで他の4人も含め、絶大な信頼を受けるように成った。
そして、10人の3年生は、この年下のサディストが、立派な雄で有る事を嗅ぎ分け、自分達の雌の本能を呼び起こす。
10人の3年生は、急速に拓人と慶太に傾倒し、その支配下に入ろうと無意識に行動し始める。
慶太にすり寄った3年生は、潤んだ瞳で問い掛けると
「えっ…、先輩…好きとか嫌いとかって…言われても…」
慶太が言葉を詰まらせると、女性徒は身体を密着させ
「嫌です…慶太様…。桃香と呼んで下さい…」
縋り付くように、哀願した。
「あ〜桃ー! ず〜る〜い〜! 自分だけ、そんな名前で呼んで貰おう何て〜。あ、あの私、千里って言います〜」
もう1人の3年生が、慶太に名前を教えると
「2人とも、好い加減にしなさいよ、慶太様がお困りじゃない。私綾乃と申します…綾とお呼びに成って頂ければ、直ぐに飛んで参りますわ」
2人を掻き分けて、グラマラスな女性徒が、ニッコリと微笑む。
呆気に取られていた、慶太はニヤリと笑うと、3人の唇を次々と奪い
「こうるさい争いは無しだ。俺は、従順よりも従わせるのが好きだ、嫌な事は嫌と言え、だがよそれを許すか許さないかは俺が決める。俺の気を惹きたけりゃ、キッチリ自分を持て! そうすりゃ、俺色に染めてやる」
サディストの本性を全開にした。
その口吻を受け、慶太の本質を見た女性徒達は、子宮の奥が熱くざわめき始める。
3年生の女性徒達は、自分の求める初めての雄を目の前に、熱く高ぶり始めた。
「あふぅ〜慶太様…桃を犯して下さい…」
「きゅうぅ〜ん…千里を虐めてください〜…」
「綾にご奉仕、させて下さい…お願いします〜」
潤みきった目で、慶太に縋り付き、我先に慶太にむしゃぶりつく。
慶太は女性徒達の希望を聞き入れ、犯し、虐め、奉仕させた。
その中で、自分の得意とする、下半身の使い方を教え込む。
女性徒達は、慶太の腰使いに翻弄され、次々に絶頂を迎えた。
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