夢魔
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■ 第32章 崩壊84
誰1人として、当てる事が出来ず30分が経った。
そんな時、1人の女性徒が5人目を相手にしてコールする。
「この方が、私のパートナーです」
女性徒が手を挙げ宣言すると
「当たりだ」
男が番号札を示して女性徒に見せた。
すると、佐山はその女性徒に向かって
「よし、お前はシャワーでも浴びて、身綺麗にして来い。それが終われば、隅で待機して身体を休めろ。」
笑顔で命じる。
女性徒は深々と頭を下げ、美しい顔をホッとさせて、体育館を出て行った。
そのスタイルも申し分無く、間違い無くこの中でもトップクラスの美少女である。
それを見た女性徒達は、俄にやる気を見せる。
(正解出来るんだ。正解すると許して貰えるんだ…)
その思いは、少女達の背中を押し、勇気づけた。
そう、佐山は少女達に[希望]を与えた。
だが、その[希望]は、悪意に満ちた物だった。
(クククッ…。馬鹿が…、お前等に解る筈が無いだろ…。これが、解る者は決まってるんだ…、特徴の有るチ○ポを宛がった、上玉40人はクリア出来ても、後の30人は判別出来無い…。見せしめは、最初が肝心だ)
佐山は最初から、この女性徒達の下位30人を見せしめにするつもりだった。
佐山が酷薄な微笑みを浮かべていると、1人の女性徒が手を挙げ、コールする。
だが、その相手は鼻で嘲笑うと、女性徒を否定した。
女性徒の顔が引きつり青く染まると、男は騎乗鞭を取り出し
「初めての罰だから、軽目で良かったな…」
女性徒に笑いかけると、女性徒の身体を打ち付ける。
「ひーっ! ぎぃっ、ぎゃぁ〜っ、がひ、ひ〜〜〜っ!」
男は女性徒の身体に、何の加減も無く騎乗鞭を5回振り下ろした。
女性徒の身体に、真っ赤なみみず腫れが5本走り、薄く血を滲ませる。
「次、間違えたら、10発だぞ」
男は女性徒に冷たく宣言し、鞭を片付けた。
女性徒達はその罰を見て、顔を引きつらせる。
(最初の罰で、あんなに酷いの…。それじゃ、後の罰って何なの…)
ガクガクと震える女性徒を、佐山は更に追い詰めた。
「どうした…そうか、何時までも時間が有ると思って居るんだな…。今、夕方4時だ…俺は、晩飯を夜の7時に食う。それ迄がタイムリミットだ…」
佐山は時間制限を設け、女性徒達の躊躇を奪う。
女性徒達はもう、パニック状態だった。
時間は迫り、罰は酷く、恥辱を晒して、痛むオ○ンコを酷使する。
だが、解らない。
最早、自分が一番最初に相手をした男のチ○ポなど、見当も付かなく成っていた。
このゲームが始まって40分程経ったが、正解者はたったの1名である。
積極的に、肌を合わせた者は、7人程に貫かれたが、既に最初のイメージは消えていた。
慎重に選んだ者も、時間の経過でその感覚を忘れている。
だが、時間は無限では無く、罰則は想像を超えていた。
女性徒達は涙を流し
「解らない…、解らないよ〜…」
小声で漏らしながら、男達に貫かれ、尻を振る。
そんな中、佐山の思惑どおり、特徴的なチ○ポを割り振られた者が、ドンドン正解し始めた。
佐山に選ばれた者と、選ばれなかった者。
それが、クッキリと明暗を分け始める。
正解者の数が、20人を越えると、用意されていた鞭が、長い一本鞭に変わった。
女性徒の1人が、コールをするが外れてしまう。
男は一本鞭を手に取り、女性徒を打ち据える。
女性徒の身体に巻き付いた鞭は、女性徒の肌を裂き、肉を爆ぜさせた。
絶叫を上げ失禁しても、男の手は止まず、女性徒は余りの痛みに失神する。
だが、そんな女性徒を男達は放置した。
失神した女性徒を見た、他の女性徒達は半狂乱に成り、男達に群がる。
「お願いします。入れて下さい、私のオ○ンコに入れて下さい!」
自ら大きく足を開き、男達に哀願する女性徒達。
それを嘲笑いながら、屈辱的な奉仕をさせる男達。
惨めな乱交ゲームは、ドンドン加速し、被害者を作り上げる。
だが、その被害者達は偏りを見せ始め、女性徒達は気づき始めた。
(どうして、あの子達はあんなに簡単に、間違えを選ぶの…。もしかして、私が探している人は、分かり易いの…)
佐山の意図をうっすらと理解し、女性徒達は正解を引き当てて行く。
佐山の用意した、40人の男達は全て正解し、後に残ったのは、生け贄用の女性徒だけだった。
佐山は男達にコクリと頷くと、男達はニヤリと微笑んで、女性徒達に近付き
「俺が相手をしてやる…」
小声で囁かせる。
女性徒達はその囁きを、藁をも掴む思いで縋り付き
「俺が正解だ…」
男の言葉に騙された。
コールした後、男の[嘘だよ]と言う言葉を聞いた時の女性徒の顔は、絶望に染まっていた。
泣き叫びながら抗議しても、誰も取り合わず、女性徒は罰を受ける。
20人を越える女性徒の乳房を、太さ5oの長大な針が貫き、絶叫を上げさせた。
2度騙された女性徒は、その針に電流を流され、小便を吹き上げ失神する。
全身に騎乗鞭のみみず腫れを作った、女性徒が正解し、同じように軽めの罰を受けた者が正解した。
彼女達は比較的特徴が有る男を宛がわれ、消去法で正解を導いた者だった。
だが、彼女達が経験した数は、100回を超えている。
それだけ受け入れた、女性徒のオ○ンコは真っ赤に腫れ上がっていた。
残りは10人程に成ったが、その女性徒達はハリネズミのように針を刺され、柔肌を切り裂かれている。
佐山はその女性徒達に哄笑を浴びせ掛け
「俺の言った事が出来なきゃ、こう言う目に逢うぞ! 良いか、これからお前達は肝に銘じるんだ!」
虚空に向かって怒鳴り声を上げた。
佐山が見詰めるその先には、カメラがセットされ、この光景の一部始終が全校中に映し出されていた。
佐山の暴虐さを見て、学校中が項垂れる。
学校に囚われ、その身の自由を奪われた学校関係者は、佐山の命令に従う以外無くなってしまった。
■つづき
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