夢魔
MIN:作
■ 第32章 崩壊91
佐山が消えた学校は、無法状態だった。
佐山が連れてきた60人の男達と、調教教師、調教生徒は、佐山の命令どおり女性徒達を陵辱した。
女性徒は学校の至る所で、犯され、奉仕させられ、嬲られていた。
だが、それは佐山に選ばれた、100人の美少女だけだった。
後の残りは今現在、夢の中である。
佐山に暗示を掛けられ、放り出されたからだった。
佐山は月曜日の昼前に居なくなると、火曜日になっても帰って来なかった。
その為暗示を掛けられた女性徒達は、オナニーのし過ぎでオ○ンコから血を流していた。
痛みを受けながらも、オナニーを止める事が出来無い少女達に、キサラが睡眠薬を与えたのだ。
強制的に眠らせる事によって、初めて少女達はオナニーの手を止めた。
だが、身体は眠らせても、彼女達の脳まで眠らせる事は出来ず、彼女達は脳内でオナニーを続け、身体を震わせ絶頂を迎える。
その度に、佐山に対する服従を強めた。
キサラはそんなケアをした後、本領を発揮する。
愛用の1本鞭を手に、校内を闊歩すると、女性徒を嬲る男達に指示を出す。
「そんな鞭の使い方で、女が感じると思ってるの! 鞭はこう使うの」
鋭い叱責を男に浴びせ、自分の鞭を美少女に打ち下ろす
「きゃひーん! あう、あう〜…」
美少女はあまりの痛みに、仰け反り身体を震わせる。
だが、その痛みが2撃3撃と繰り返されると
「あ、ああ〜…」
甘い声を上げた。
男はキサラのその技術に驚きながら、手解きを受ける。
自分の叩き方が、どれ程稚拙だったかを知った男は、キサラに何度も問い掛けて、技を身に付けた。
キサラは、それを60人の男達全員に教える。
(全く手間が掛かる、ど素人達だわ…。でも、これぐらい教えておかないと、彼女達に傷が付くわ…、知識の無い責め程、怖い物は無いからね…)
キサラは学校中を回って、監視し教育を行った。
傷だらけに成りうち捨てられた少女を見つけると、直ぐに保健室に連れて行き、治療する
だが、治療を終えた少女は、直ぐに佐山の命令どおり、自分を嬲る男を探しに行く。
その姿は、まるで痛みを探し彷徨うゾンビのようだった。
キサラが学校中を巡回していると、学校棟の2階の廊下で、男達が屯していた。
その廊下を3人の女性徒が、這い回っている。
女性徒達は両手と両足を革製の枷で止められ、四つん這いの姿勢を取っていた。
乳首とクリ○リスに金具が食い込み、その金具からワイヤーが伸びている。
ワイヤーの一部はゴムに成っており、有る程度収縮する仕組みで、それが枷に繋がっていた。
オ○ンコとアナルには、野太いバイブが差し込まれ、男達は女性徒を囃し立てる。
女性徒達はその声を聞き、必死になって廊下を這い進む。
大きく手を伸ばせば乳首が千切れそうに痛み、足を伸ばせばクリ○リスが引っ張られる。
力を抜くとバイブがずり落ちそうになり、女性徒達はあらゆる箇所に気を配って芋虫のように這い進む。
「ほらほら、どうした、お前今度負けたら、3連敗だぞ! 今度は何を食いたいんだ」
男の1人が下卑た声を掛け、女性徒は必死になって這い進む。
その男達の回りには、様々な物が置かれていた。
カビの生えたパンや、誰かの吐瀉物、趣味の悪い事にミミズや蛙なども居た。
どうやらこの男達は、少女達を使ってゲームを楽しんでいるようだ。
恐らく、最下位に成れば、あの中の何かを食べさせられるのだろう。
キサラはその光景を鼻で笑い、次のグループを捜す。
(あの程度じゃ、死ぬ事は無いわね…)
キサラは、生命に支障をきたさない物は、スルーしていた。
キサラが見回りを続けていると、学校内に車の進入する音が聞こえた。
キサラは直ぐに踵を返し、正面玄関に向かう。
正面玄関に付いたキサラは、コンクリートの床に正座し、頭を下げて待った。
すると、直ぐに佐山が、正面玄関から入ってくる。
平伏する、キサラを見つけた佐山は、一瞬驚いたが
「ご主人様お帰りなさいませ」
キサラが佐山に告げると、ニヤリと笑って鷹揚に頷いた。
佐山がキサラの前に立ち、靴を差し出すとキサラは佐山の靴を押し抱き、口吻をし舌を這わせる。
佐山は満足そうに笑うと
「来い」
短くキサラに命じ、学校内に入って行った。
暫く行くと鞭を持った男がキサラに近付き、[鞭の振り方を教えてくれ]と言ってきた。
キサラは佐山の方を向くと、佐山は鷹揚に許可する。
キサラは深々と頭を下げ、男に鞭の使い方を教えた。
佐山はその見事な鞭捌きを、感心して見ていた。
佐山はキサラの教育が終わると、歩を進め体育館に入る。
その佐山が目にしたのは、100人を超える、全裸の女性徒の寝姿だった。
「これはどうした…」
佐山が呟くと、キサラがスッと前に進み、目の前の女性徒の足首を掴んで、おもむろに拡げ
「申し訳御座いません、オナニーのし過ぎで、オ○ンコが使用不能に成りそうでしたので、睡眠薬を与え、眠らせました」
血の滲むオ○ンコを佐山に見せて、説明する。
(おっと、忘れてた…。そうだ、こいつ等にオナニーを続けさせて、服従する暗示を掛けてたんだ…。)
佐山は自分の過失を感じながら、それをフォローしたキサラに、信頼を向ける。
佐山は少し後ろで控える、キサラを見て
(この女、なかなか礼儀が出来てるし、目配りも十分行き届いてる…。奴隷として、申し分ない上に、サディストとしても一流だ…。次の宿主にするつもりだし、ここを管理させるか…)
信頼を寄せ、心を許す。
佐山はキサラに向き直ると
「おい、お前はこれからここを管理しろ。俺が居ない時はお前が命じて、ここの女達を奴隷に仕上げさせろ」
キサラに命令する。
「はい、ご主人様解りました。私が、奴隷に仕上げさせます」
キサラは恭しく頭を下げて、佐山の命令を聞き入れた。
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