縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第8章「縄奴隷」4

「あづみ! あの時、お前が、変態になりたくないと言って、俺から逃げたのは、それはそれで仕方がないと思って追いかけなかったんだ!
それが何だ! お前は虐めてくれる相手には誰でも股を濡らす変態女だったんだなぁ!
アトランティス倶楽部でお前を見つけた時は、驚いたぞ! ふん^^」
宙に吊られたあづみを嬲りながら、昌也が言った。

「ぁぁぁああ… 昌也さん… 貴方は何てIDで…  あああぅぅぅ…」
「★調教氏だよ(笑) お前が再び変態の途へ戻ってくるのを、全部見てやってたんだよ^^」
「そんな…」

「裏切ったお前に、快楽を与えてやるのは、腹が立つな!」
逝き掛けたあづみの秘貝から、蠢くバイブを引き抜いた。

「あぁ… イヤ… 止めないでぇぇ… お願いですぅぅ……
ああああぁぁぁぁぁ… もう、もう逃げませんから〜〜ぁぁぁぁぁ…
あづみを、逝かせてくださいぃぃ……」

「ふん^^ アンタ! 未来って子供、捨てられるのか? ええ?」
「いやぁ〜〜〜〜 イワナイデ〜……」

「ふん^^  信じていた牝犬に2度も逃げられるのは俺のプライドが許さんからなぁ! どうなんだ? うん^^」
「い、いや…… 止めないでぇ…… お願いぃぃ…」

−捨てられない! 捨てられる訳がない! 捨てちゃいけない!
そんな事は百も承知だ…
でも再び昌也の魔の快楽に触れてしまったこの身体は、もうどうしようもない……

(未来を捨てられない! と言うと、どうせこれまでに撮らたいやらしい写真を、未来に見せると脅されるに決まっている…)
母親としてそんな姿を、可愛い娘に見られるのだけは避けなければ…
奴隷に堕ちる理由をそう思う事で、”仕方がない事”にしてしまいたかった。

そんなあづみの心を見透かしたように昌也が、あづみの秘貝に指を這わせながら言った。
「アンタが家族のもとに帰るっていうなら、今まで撮った写真は、全部処分してやってもいいんだぜ! アンタのココが、辛抱できるかどうかだけを考えて答えるんだ! イヤイヤ従う奴隷なんて詰まらんからな! お前の身体を、俺の快楽のためだけに捧げられるかどうかだ! わかったか?」

元の生活に戻れるチャンスがある?!……

もう、戻れないわ… こんな身体にされてしまって……
知らない事とはいえ、昨夜は身体を売られてしまったのよ…
もう、昌也の性の奴隷としてしか生きる途はない…… そう決心した。

「……ご、ご主人様の元に置いてください。あづみを、牝奴隷として飼って下さい……。どうかお願いしますぅ…」

「あ〜〜〜〜っはっはっは^^ 子供も捨てるほどの変態牝犬だったかぁ〜! アンタは!」
宙に浮いた身体の股間を指で嬲られる。
「いいだろう! アンタ、絶対俺に逆らうんじゃないぞ! いいか!?
高倉ビューティの淫らな広告塔として尽くすんだぞ!」

「はっ、はい!」
「ぁぁぁ… で、でも一つだけ教えてください… ぁぁぁぁ… どうして高倉ビューティなんですか? 昌也様とはいったいどんな関係が……」
自然と昔の呼び名で昌也を呼んでしまっていた。
「うるさい牝犬だな! まぁ、教えてやろう!
俺はな、今は、吉岡隆って名前だ。妻の名前は、吉岡真由美だ^^
聞き覚えがあるだろう?! あづみ」

「ええぇ……! 吉岡隆って…… 高倉ビューティの専務の?! 吉岡真由美・・・・・」
「ははは^^ 驚いたか? 名前を聞いて判っただろう?!  ふふふ^^
俺は、高倉ビューティの専務取締役で、次期社長って事だな。あははは^^
真由美はな、おまえにレズの手ほどきをして、おまえの処女を奪った高校の先輩だよ^^ 一昨日は、真由美のオマ○コを舐めさせられたろう?! あいつの強烈なオマ○コの臭いで思い出さなかったか? あ〜ははは^^
アンタが真由美と関係があったと判った時は、俺も驚いたがな!
その真由美はな、由紀社長が若い頃、生んだ隠し子なんだよ。
仕事の邪魔になるから寄宿舎のある学校に入れられてたって事だ。
ひょんな事から真由美と知り合い、結婚する事になって、婿養子になったんだ。結婚する時、由紀社長の姓名判断で隆って名前に変えられちまったがね(笑)
だから俺は、由紀社長の義理の息子って訳さ^^
だから高倉ビューティのために尽くすって事は、俺に尽くす事になるんだよ! わかったな、あづみ!」

股間を弄られながら聞く話は、偶然という言葉では片付けられない”因縁”すら感じさせる話だった。
あづみに、被虐の芽を芽生えさせ、開化させた二人が夫婦となって再び目の前に現れ、二人の為の奴隷として傅(カシズ)かせようとしているなんて……
あづみには、もう運命としか思えなかった……

「わかりました、昌也様…… あっ、隆様とお呼びするほうが良いのでしょうか?」

「ふん! 判ってないなぁ、名前なんて呼べる身分じゃねえんだよ! おまえは!」

「わかりました! ご主人様… あづみは、ご主人様のために懸命に尽くしますぅぅ……」

「ふん! その証に明日のTV収録は、頑張ってみろ!
奴隷として相応しい牝犬かどうかおまえを判断してやる!」

あづみは、愛する家族と離れる悲しみと同時に、彷徨った末、ようやく居るべき場所を見つけたような安堵感に包まれながら、昌也の怒張を股間に受け身悶えした。

「ああああああああ〜〜〜〜 逝く… あづみ  逝きますぅぅぅ〜〜」

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