桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作

■ 7

着けるのにも一苦労だった。力いっぱい引っ張ってようやくホックがひっかかる程度で、
締め付けられたおっぱいはすき放題ブラからハミ出し、周りに見てくださいと言わんばかりの深すぎる谷間を作る。
さらに今は夏、バスト全体が汗まみれになり、谷間に汗がたまる。

そんな頼りないブラジャーでも上からシャツを着れば、桜怜のカラダのワイセツさを少しだけ抑えてくれる。

「んっ……んっ……!」

桜怜がおっぱいの大きさのあまりパンパンに張った制服の背中に手を入れ、懸命に外れたブラを抜き取ろうとする。

桜怜も予想はしていたが、息を吸い込んだだけで外れてしまうとは思わなかった。

「んっ……! とれない……!」

ピッチリと背中に密着し、汗まみれの制服の中でブラを付け直すのは無理。桜怜は一旦ブラを外に出すことにした。

「んっ……! 休憩終わっちゃう……!」

桜怜は焦る。おっぱいと制服の間に隙間無く挟まれたブラはホックが外れていてもなかなか出せない。

「どうしよう……! このまま教室は入れない……!」

ホックを止めるのにかかる時間を考えればモタモタしてられない。

「誰も……見てないよね……!」

桜怜は周りを見渡す。ここはグランドのはずれ。向こうで遊んでいる男子たちが見えるが、こっちに意識は向いていない。

「お願い、お願いだから……! こっち見ませんように……!」

桜怜が祈るように言う。暑さと焦りで美少女の頬から汗が落ちる。

「もうこうなったら一回脱いじゃうしかないよね……」

桜怜が決意を改めるように言う。そしてかろうじて閉まっている制服のボタンを外しにかかる。

桜怜がボタンに軽く触れるだけでJカップの胸を精一杯抑えていたボタンが弾ける。
そのまま全てボタンを外し、制服を脱ぐ。

「いやっ! 見てないよね……!」

桜怜は向こうの男子たちを気にする。幸いこっちを見ていない。

桜怜は手の自由がきくようになり、ホックを直そうとする。

「ん〜っ! とまってぇ……」

桜怜は力いっぱいブラジャーを引っ張りホックをとめようとするが、大きすぎる胸の弾力に押し返されてしまう。
桜怜が引っ張るたびに胸はむにゅむにゅと形を変え、下着で押さえつけられるのを拒む。

「ふっ! うんっ……」

暑さと野外でブラジャーのみの姿を晒している恥ずかしさに汗が噴出す。

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