The Report from a Fallen Angel
ぽっけ:作

■ 18

「え!? そんな……もうイッちゃったんですか……これから、いろいろしてあげようと思ってたんですよ?」
「もう、ええ。そんなクズはほっとけ」
「はい、安藤様……」

パンッパンッパンッ!!

規則正しいリズムで二人が性器をぶつけ合う。
力なく床に座り込んでいると、時折、絵美子の愛液が細かい飛沫となって落ちてくる。

「いぃっ!! イイんですぅう!! 安藤様のちん○ぉおおお!! 私のまん○の肉ヒダと激しく擦れてぇえええ、気持ちいぃんですぅううう!!」
「絵美子、オメェ、少し緩くなっとるで? 四六時中、助平なこと考えてるからまん○の締まりが悪うなるんや」
「す、すいません。今、締め付けますからぁ……」
「くくく、コイツぁ、アナルのが具合ええなぁ……ほれ、ケツに指突っ込んだるよって、もっと締めてみぃ!」
「んっっあああぁぁ!! お尻に指、が……入ってぇええ……まん○ぉお締まりますぅぅううっっっ!!」
「おう、ええ具合やでぇ」

安藤の口数が徐々に減っていき、腰の動きが激しくなる。

「い、いくでぇ、絵美子ぉ……」
「き、きてくださいっ!! 絵美子の妊娠まん○で精液、思いきりぶっ放して下さいっっ!!」
「うぅあぁっっっ!!」

安藤が体を痙攣させながら、精液を絵美子に送り込む。

「へぇ、へぇ、どうやったサブ? 絵美子は凄いやろう?」
「…………」
「でも、まだまだや、今から二回戦やからのぉ……」

そう、二人のセックスはまだ始まったばかりだったのだ……




「っ!? サブ、どっした?」

目が覚めたのは翌朝になったときだった。
一番手の客が店の変わりようを見て驚いている。
安藤の精液と、絵美子の愛液が散乱し、激しい匂いを放っている。

「何さあったね? ん?」

机の上に置かれた封筒を見て、客が目の色を変える。
乱雑に散らかった食堂の中で、唯一、整然と置かれていた白封筒だ。

「結婚式の……招待状? おぉ! 絵美子が結婚すっぺかぁ!!」

そうだ、絵美子は結婚する……あの安藤と……

「絵美子の花嫁姿かぁ……べっぴんさなんだろーねぇ」
「うぅ……あ……」
「サブ?」
「うぅぁああああああああああああっっっ!!」

狂ったように叫んだ。
それでも足りない、近くにあった椅子を窓に向かって放り投げた。
ガラスが勢い良く割れる。
まだ足りないっ! 足りないっっ!!



「はぁ……はぁ……」

気が狂うほど暴れまわると、いつの間にか周りに誰も居なくなっていた。
ふと、例の招待状が目に入った。

「…………」

何かに吸い寄せられるように封を開ける……

――――
義三郎様

私と安藤さんの結婚式に招待します。
是非、いらしてください。

それから……





また、手紙、送りますね……

   絵美子

――――



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