真梨子
羽佐間 修:作

■ 第7章 淫獄10

「真梨子。 飲んじゃ駄目よ! さあ、ここへ吐き出しなさい」
 手に持たされたものは洗面器のような手触りで、そこに口中の注ぎ込まれたばかりの精子を唾と一緒に吐き出した。
「休まないで。 次のお方よ」

 同じように懸命の口腔奉仕を続け、2人目、3人目と汗だくになって真梨子は男の精を搾り取る。
「喉が渇いて飲みたかったら飲み込んでもいいわよ、真梨子さん。 うふふっ」
 粘つく精液を器に吐き出し、真梨子は雅の声のするほうへ顔を向けた。

「ママ、、、 ママ。 おトイレにいかせてください……」
 目覚めた時から尿意があった。
 辛抱していたが、もう限界を感じていた。
 しかし、その申し出が素直に受け入れて貰えるはずがないのは十分わかっている。
「ほほほっ。 腰をモジモジしてたのはおしっこがしたかったのね。 いいわ。 そこでしなさい!」
「許してくださいっ。 おトイレでさせてください。 お願いです!」

「久美! その洗面器で真梨子のおしっこを受けてやって」

「ああぁぁぁ いやぁぁぁ、、、 そんな恥ずかしいこと、、、久美ちゃん! やめてぇ〜、、、 お願い、、、」
「ふふっ、何言ってるの!? 貴女! 純ちゃんと公園でウ○コまでして楽しんでいたらしいじゃない!? それに久美ならさっき二人でオ○ンコやアナルを愛し合った仲でしょ」
 股間に洗面器の縁が触れた。
「さあ、早くなさい!」
 雅は髪をつかみ俯く真梨子の顔をあげさせ、もう一方の手で下腹部を揉んで刺激を加えてきた。
 我慢を重ねた下腹部の痛みが増し、尿意は限界を超えた。

「ああああああ 恥ずかしいぃぃぃ 見ないで久美ちゃん、、、 お願い!見ないでぇぇぇぇ」
 真梨子の秘裂から、ピュッと一筋の液体が飛びだし、洗面器の底で乾いた音をたてた。
 一瞬の間をおき、真梨子の嗚咽と同時に堰を切ったように尿(ゆばり)が勢いよく洗面器の底を打つ。

「ほほほっ 凄い勢いね! 随分我慢してたのねえ。 早く言えば良かったのに。 身体に悪いわよ、真梨子」
 尿が溜まるにつれ洗面器を叩く音は低くくぐもり、やがて恥ずかしい水音に変わった。
――いやぁぁぁぁぁぁ、、、 恥ずかしいぃぃぃ いっぱい出ちゃうぅぅぅ 久美ちゃんにおしっこを見られてる、、、 知らない男の人におしっこを見られてるのぉ、、、

 狂おしいほどの羞恥に身悶えする事が真梨子に出来る事のすべてだった。

「洗面器の中で貴女が吸い取ったお客様の精子と、貴女のおしっこが混ざり合っているわ。 素敵なカクテルね。くっくっくっ」
――いやあああああああああぁぁぁぁ、、、
 限界まで我慢していただけあって、その放尿は真梨子には悲しいほど永く続き、やがてようやく最後の雫となってポタ、ポタと洗面器に落ちた。
「随分溜めていたものねえ! やっと終わったの? 凄い量よ! うふふっ」
 真梨子はコクリと頷く。
「久美! 真梨子のオ○ンコ、綺麗に始末して頂戴! 小便くさい牝犬なんて願い下げよ!」

「あうっ、、、 いやっ、久美ちゃんっ ぁぁぁぁん、、、」
 久美は真梨子の股間に顔を埋め、唇と舌で真梨子の股間を清めだしたのだ。
「あああああぁぁぁぁ 久美ちゃん、、、 や、止めて! あっ、うぁぁぁ、、、 ごめんなさいぃぃぃ、、、」
「ううん、、、 私、嬉しいの。 真梨子さん、、、」

「何いちゃついてるの?! 真梨子。 ご奉仕を続けなさい!」
 首輪を引かれて、4人目の男の前に跪く。
 次に口に含む怒張を手探りで探す真梨子のヴァギナからは、排尿する姿を間近で見られた恥ずかしさで知らぬうちに湧き出した淫汁が膝にまで達していた。

■つづき

■目次2

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊