パパのヒミツ
二次元世界の調教師:作

■ 4

(ああっ、痛い!)

 ちょっと頑張って人差し指と中指を2本アソコに入れようとした私は、少し痛みを覚えていました。やはりまだ駄目ですね。私は「じゅんいち」さんのプレゼントに対する期待に、高校生にしては結構大きいと思う胸を膨らませていました。

お風呂から少しのぼせ気味で上がった私は、ゆったりしたホームウェアに着替えて自分の部屋にこもり、いつものように勉強机に付きました。この机の引き出しの中に、ママには絶対見せられない、パパから送られたえっちな小道具一式が入っているのです。

 私は今日はママの邪魔が入らないかな、と少し不安に思いながら、すぐには引き出しを開けず、ノートPCを立ち上げました。不思議なもので、今日もいつものようにパパのブログのチェックから始めるつもりになっていました。明日は漢字テストがあるから勉強しないといけないのですが、きっと今日は出来ないでしょう。

 いえ、それではパパも悲しむに違いありません。寝る前に必ず勉強もしよう。そう決意した私は、まずパパの表サイトのブログにアクセスします。ママの邪魔が嫌だったら中から鍵を掛ける事も出来るのですが、なぜかそんな気にはなりませんでした。もしかしたらパパにもらった道具で1人えっちしてる所を、ママに見つかってもいいや、と言うさらにアブない気持ちになっていたかも知れません。私は単身赴任のパパが大好きだけど、自分とよく似たママも嫌いではないのです。

 「SMめいと」で「じゅんいち」さんにえっちなSM調教をされて、普段の上品な姿をかなぐり捨てて淫らにとち狂ってしまう女性がママに違いない事を知ってから、私はママに対してもエロティックな視線を向けないではいられなくなっていました、

さて、何だか仕事が忙しくて疲れたみたいな事を書いてあったパパのブログに

「無理をせず、体に気を付けてね。」

 とコメントを書き込んだ私は、同じ「ケイ」と言うハンドルネームで、今度は「SMめいと」に管理人だけ閲覧可能なメッセージを書き込みました。

「今日品物が届きました。
 ありがとうございます。
 さっそく使わせてもらいますね。」

 書き込みを終えた私は新しい小説がアップされているのに気付き、そのタイトルにドキッとしてしまいました。

(「淫らになっていく恵子」ですって!)

 何と私の本名ではありませんか。私はそれがパパからのメッセージである事を理解して、胸をトキめかせながらクリックしました。

 その小説はヒロインの女子高生「恵子」が、誰とも知らぬ人から送り届けられたいかがわしい品物をえっちな好奇心に負けて使っている内にどんどんハマってしまい、知らず知らず淫らに体を開発されてしまう、と言う、正にパパからのダイレクトなメッセージと受け取れる内容でした。自分で淫らなリモコンバイブの類をムネとコカンに装着してしまった「恵子」が、学校の授業中で人知れず何度も何度も気をやってしまう場面で、私はもう興奮が募り目がウルウルして読むのが辛くなってしまいました。

(こんな風にお道具を使いなさい、って事よね……)

 私はようやく机の引き出しを開けて「じゅんいち」さんのえっちなプレゼントを試してみる事にしました。パパのモノを象ったと言う、大きなおちんちんの形のバイブが目を引きましたが、まだ早過ぎます。小説の中の「恵子」がまず使ってみて生まれて初めてのアクメを知ってしまった青いローターを私は手に取りました。小さいのに先っちょが少し膨らんで、男の人の形に似せてるんだと思うと、私は乾いた唇をペロリと舐めていました。

(3つも付いてる……)

 長いコードで電池が内蔵されたコントローラーに繋げられているローターを3本机の上に並べて、目盛りを上げて行くと、物凄い勢いで振動を始めた青い棒がカタカタカタと踊って、そのバイブの激しさに私はビックリしました。やはり活字で読むのと実際に見るのとでは迫力が全然違います。女の子の体を歓ばせるためだけに存在するローターで、小説の「恵子」は物凄く気持ち良くなってしまいどんどん深みにハマッてしまうのですが……私はだらしないと思いながら、まずゆったりしたホームウェアの上からムネの先っちょに少しローターを当ててみました。

(あ……
 気持ちいい……)

 もう反対側にもローターを当てるともっと良くなっちゃいました。自分の手で3つ一度に使うのは無理なので、今度は1つを乳首に、もう1つを恐る恐るアソコに当ててみます。

(あ〜っっ!!)

 ホームウェアなんか物ともしない凄い振動がビ〜ンとクリちゃんを慄わせて来て、私はその心地良さにボーッとしてしまいました。でも気持ち良過ぎて怖くなり、一旦オマタからはローターを外します。息がハアハアと乱れて心臓がドキドキしてるのがわかりました。

(今度は下着の上からやってみよう)

 私はだんだん夢中になって来て、ママがいつやって来るかも知れない事なんか気にもせず、上半身を脱ぎ、ブラジャーだけになりました。そしてブラカップの上からMAXで動いているローターをチョンと当ててみます。

「アーッ!」

 とうとう声が出てしまい、私は羞ずかしくなりました。でももうやめられません。もう1本のローターまで使って両乳首をバイブさせると、天にも昇る心地良さで、私はしばらくそのまま素晴らしいブルブルをムネ一杯に味わい幸せを感じていました。

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