私の彼はどヘンタイ
二次元世界の調教師:作

■ 1

(ああ……
 どうしよう、又変な気分になっちゃう……)

 その日の朝の登校前、いつものようにムダ毛の処理をしていた私は、やっぱりエロティックなコーフンがゾクゾクと込み上げて来てしまい、困ってしまいました。陽介君に剃られてしまったツルツルのワレメちゃんはこの頃ひどくえっちになってしまい、毎朝チョロッと生えて来てしまうムダ毛を彼の言い付け通り処理するだけでも刺激的なんです。だってまるでアワビみたいでえっちなビラビラや、その合わせ目でポッチリと自己主張しているエロスの塊みたいなオマメちゃんを見てしまうと、どうしたってムラムラしちゃいます。そして学校に行く前なのに指を使ってしまい、こんなオケケを処理しながらオナっちゃうなんてヘンタイだわ、と思うんですけど、そう思うとますますコーフンしちゃいます。

 たぶんオナニーのやり過ぎのせいでしょうが、キレイなサーモンピンクだったビラビラが今では少し黒ずんだ毒々しい肉色になってすごく嫌らしい感じがします。それにオナニーなんかしなかった昔は存在することすら知らなかったオマメちゃんは、お皮をムイてイジイジするのがクセになってしまい、普段からチョコッとムキ出しになってしまってます。初めて陽介君のオクチでラブしてもらったとき、ココは皮をムキムキにしてからえっちするんだよ、と言ってナメナメされたのがすごかったんです。こんなキモチの良いことがあったんだとカルチャーショックを覚え、本気で頭の中が真っ白になって、まだバージンだった私は生まれて初めてアクメちゃんに昇り詰めていました。

 それから陽介君にバージンをあげちゃったんですけど、血がたくさん出て怖かったのに、痛みは全然大したことがなかったです。友達は死ぬ程痛いって言ってましたが、たぶん陽介君にいっぱいいろんなトコをラブしてもらって、私のオマ○コがヌレヌレになってたから痛くなかったんだと思います。陽介君がえっちの上手な男の子で本当に良かったです。

 私の彼氏の陽介君は高二の同じクラスで、バスケ部に所属するとてもカッコイイ男の子です。背も高いいしきっとモテモテなんだろうなと思ってたのですが、女子の間の噂で彼女と別れたらしいと知り、勇気を出してコクってみたんです。これは友達が私をその気にさせるためのウソだったかも知れませんが、彼は背が低く色白でちょっとポッチャリした子が好みらしいとも聞かされました。それならいつもコブタちゃんとからかわれる私でも、もしかしたら目があるかも知れないではありませんか。そしたら何と彼からは即オッケーの返事だったんです。私はとてもうれしくて、私のためにウソまで付いて勇気を出させてくれた友達に感謝する気持ちでいっぱいになりました。

 ところが彼はオッケーしてくれた後すぐに変なことを言いました。

「最初に言っとくけど、僕、ヘンタイなんだけど、いい?」

 陽介君はルックスがいいだけじゃなく、とても明るくて冗談ばっかり言う面白い人なので、女子の間ではとても人気があるんです。たぶんこれも彼らしいジョークみたいなものだろうと思った私は、あまり気にしませんでした。バージンだった私は彼が言う「ヘンタイ」がどのようなものかわからず、男の子がえっちなのは普通だろうと思いました。家でパパやお兄ちゃんが、えっちな雑誌やサイトを見たり変なビデオを持っているのも知っていてそれはすごくイヤでしたが、陽介君ならちょっとくらい許せるかな、なんて今思えばすごく甘いことを考えてたと思います。

 付き合い始めてみると、彼は自分で言った通りすごく「ヘンタイ」だったんです。前の彼女(私なんか比べものにならないくらいキレイな子でした)も、あまりに彼がヘンタイなのでイヤがって別れちゃったそうです。

 オッケーをもらって初めてのデートで、いきなりキスされて体を求められました。でも私はあこがれの陽介君ですから許してしまい、彼にとても上手にバージンを破ってもらって良かったのは言った通りです。それまで付き合ったことのある男の子とは、お互いに羞ずかしがって手を繋ぐのも時間が掛かり、キスにはなかなかたどり着けないような関係だったので、この手の早さが彼の言う「ヘンタイ」なのかなと、この時は思いました。でもそんなのはまだちっとも「ヘンタイ」じゃなかったんです。

 彼は決して私がイヤがることを無理に求めるようなことはありません。だからこれからお話することは全て私も合意した上の行為です。すごくハズカシイけど、彼とお付き合いしてるうちに、私の方もどんどん「ヘンタイ」になってしまうみたいでした。普通なら絶対考えられないような行為をしてしまうのがすごく刺激的で、ハズカシイことをするのが病み付きになってものすごくコーフンしちゃうようになったんです。

 アソコの毛を剃ってツルツルにされたのは初体験の次のデートでした。

「美樹ちゃんの下のオケケを僕の宝物にしたいんだ」

 彼ったらそんなことを言い出し、ビックリする私に、イヤだったらいいよ、やっぱり別れよう、なんて言うんです。私は、ああこれが彼の言ってた「ヘンタイ」なんだと思い、正直イヤでしたが見られる部分でもないし、かなりモジャモジャで毛量が多い私はハミ毛の処理も大変でしたから、許してしまいました。すると次に彼は、私が動くと危ないから手錠を掛けさせて欲しいと言い出しました。

「あ、あの、陽介君。
 毛を剃るだけだよね、変なことしない?」

「もちろん」

 こうしてなし崩しのように、私は彼の自宅の部屋でセーラー服のまま人の字に拘束されていました。両手は背中で束ねて手錠に繋がれ、両脚は大きく開いて閉じられないようにギリギリと足首を手錠で拘束されたのです。

「み、美樹ちゃんっ!」

「陽介君、イヤだ、怖い……」

 いつも冗談ばっかり言って私を笑わせてくれる陽介君の目がいつになく真剣で、鼻息が荒くとてもコーフンしてるのがわかりました。でも彼が次第に表して来たヘンタイぶりに恐怖を感じたときにはもう遅く、私は身じろぎも出来ないくらいきつく縛られていたのです。でもここで彼が優しく唇を合わせて来ると、私は幸せな気分になって彼のヘンタイな行為を受け入れてしまう気持ちになってしまいました。

「目隠ししてもいい?」

「ど、どうして……」

 毛を剃るのにそんな物が必要なんでしょう。

「すごくいい気持ちになれるから。
 イヤなの?
 だったらやめるけど……」

 彼はとても寂しそうにそう言うと、足の手錠から外そうとし始めました。毛を剃られる覚悟を決めていた私は肩すかしを食った気分になり、彼がかわいそうになってしまったのです。後から考えるとこれが彼の本能的なテクで、イヤと言えばやめると言っても大好きな陽介君が寂しそうにするのは耐えられず、なかなかノーとは言えないのです。

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