私の彼はどヘンタイ
二次元世界の調教師:作

■ 4

「血だらけになりたくなかったら、じっとしとくんだよ……
 ココの出っ張りが邪魔だから、よけさせてもらうね」
「んんん〜っっっ!!!」

 チクビの快感でイク寸前まで体が燃え上がってしまっていた私に、陽介君のえっちなクリ摘みは強烈過ぎました。ずうん!と鋭い快感の矢に貫かれたような衝撃が体を走り抜けたその瞬間、私はおツユをドバッと吐き出してしまって毛剃りローションの意味がなくなる程でした。全身がワナワナとおこりに掛かったように慄え始め、いつスパークしてもおかしくありません。

「美樹ちゃんは毛深いから、なかなか大変だなあ〜」

(早くしてえっっ!!
 いっちゃう、イッチャウよおっっ!!)

 陽介君はわざとでしょうか、イヤになるくらいショリショリとゆっくり時間を掛けて剃って来るんです。柔らかい股間の肌に当たる刃物の冷たい感触が恐ろしくて動くに動けず、なのにローターを貼られたチクビと、指に摘まれたオマメちゃんからは素晴らしい快感がズンズンと突き上げて来ます。私はもう完全に頭に来て血を吐きそうな辛い思いになり、自分のえっちな汁でベトベトのショーツを噛み締め噛み締めすすり泣いていました。
 
(んあああ〜っっっ!!!
 いくうううっっっ!!!)

 ものすごい快楽の波がドッと押し寄せて来たかと思うと、ついに私は生まれて初めて「イク」のを経験し、その瞬間失禁まじりの大量の液体を陽介君めがけてビューッと吹き掛けていたようです。それでも毛剃りは半分も終わっていませんでした。結局さらに2回3回と私が極めてしまってからようやく毛剃りは終わり、それから目隠しと口を解放してもらった私は、おそるおそる下にやった視線の先の股間の状態に唖然としてしまいました。

「キレイさっぱり、赤ちゃんみたいなツルツルおま○こになったね。
 ワレメちゃんのココが、膨らみ過ぎてるけどね……」

 そう言ってさっきまでずっと摘んでたオマメちゃんをピンと指で弾いた陽介君は、これは僕の宝物だよ、と私から剃り取ったボウボウの剛毛をティッシュに包み、勉強机の引き出しにしまいました。それから記念撮影だ、とケイタイでパチパチと無毛の股間を接写されたり、少し引いて顔の入った写真を撮られたりする間、私はシクシクとすすり上げていましたが、それは決して辛くて泣いていたのではありません。

「ただいまー」

 その時、共働きでいつも遅い陽介君のママが帰って来ました。毛を剃るのにとても時間が掛かってしまったようです。彼は慌てて私の手錠を外し帰る支度をしてくれましたが、急ぎながらも明日から毎朝股間のムダ毛を処理することと、誰も登校して来ない早朝に学校で会うことを約束させられました。帰る時初めて会った彼のママに挨拶するのが、顔から火の出る程ハズカシかったです。彼の部屋から出ていくのですから、いかがわしい行為をしていたと疑われるのは仕方ありませんし、スカートの下はノーパンで毛を剃られツルツルだったのですから。

 こうして始まった、背が高いイケ面の陽介君と、背が低く色白ぽっちゃりの「コブタちゃん」である私の、一見釣り合わないラブラブなお付き合い。学校でも人目をはばからずべったりと仲の良い私達の仲は、クラスの女子の間では羨望の的でした。みんな、私なんかに陽介君はもったいないなんて言うんです。でも私はニコニコして抗議はしません。だって、陽介君はルックスも性格も最高に良い彼氏にするには理想的な男の子で、自分でも彼とお付き合いしてるのが信じられない夢のような幸せだったからです。でもたった1つ困ったことは、彼が「どヘンタイ」であることでした。

 私が彼にコクるようし向けてくれた何人かの親友の子達はそれぞれ彼氏がいるのですが、ある時彼とえっちしてるの、なんて際どいことを聞かれてしまいました。みんな自分自身のえっちライフについてあけすけに話すもんですから、私もつい気を許し、彼の家に付いて行ってえっちしちゃったこと、そしてその時彼が私のアソコの毛をちょっと剃って宝物として持ってる、なんてことまで話してしまいました。ホントはちょっとじゃなくて、ツルツルになるまで全部剃られちゃったんですけど。

 ところが、その話をした途端他の子達の態度が変わりました。陽介君がそんな人だったなんて信じられない、見損なったわ、などとまるで彼がとんでもない悪人であるかのように、みんなが嫌な顔をしたのがショックでした。これでは彼に毛を剃られてしまったツルツルのアソコでその日はノーパンで登校していたこともバラせませんし、まして2人でオナニーを見せ合いっこしてるだの、浣腸までされただの、互いのオシッコを飲み合ってるだなんて、とても言えません。やっぱり私の彼は人に言えない「どヘンタイ」なんだと再認識すると、ちょっと悲しくなっちゃいました。

 さてここで、話は元に戻ります。

 股間のハミ毛の処理をしながらムラムラしちゃった私が困ってしまったのには理由があります。いつもなら指を使ってスッキリしてから登校し、陽介君に朝からえっちなイタズラをされちゃうんですけど、今私はオナニーを禁止されてるんです。もう今日で3日目。陽介君のおかげですっかりえっちに目覚めてしまった私にはとても辛い仕打ちでした。何しろ昼間学校で陽介君にいろいろハズカシイえっちなことをされて、夜は又それを思い出しながら何度も指を使って気持ち良くオナニーしちゃうのが日課になってましたから。

 でも陽介君から、今日の夜両親が2人とも帰りが遅くなるので部屋に来てよ、と誘われてるんです。そしてその時までオナニーはガマンだよ、と言われました。学校でも軽いお触りくらいで、人に見られないかとドキドキしなが校舎のかげやトイレで速攻えっち、なんてプレイはしてくれません。それを告げられたおとといから、私はずっとえっちな期待に胸をときめかせて今日の放課後彼の部屋に行くことを心待ちにしています。きっと彼は、いつものように親の帰りを気にしながらのせわしないえっちでなく、時間を掛けてたっぷりと愛してくれるのに違いありません。それがどれだけ気持ち良くて、私を淫らに狂わせてくれることでしょう。もしかしたら何度も何度もイッテしまって、失神しちゃうかも知れません。

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