人妻ブルセラ
二次元世界の調教師:作

■ 6

 他の客達は、3万円と言う大金を出した男性を、そのくらいの余得があるのは当然だろうという目で見ているようだったが、俺は彼の行動に驚いていた。なぜなら開店以来の常連であるこの男性、これまで下着を購入することはあっても、このようなショーでモデル女性の体に触れるようなことは一切なかったからだ。口の悪い芽衣に至っては、あの白髪おじさん、きっと勃たないんだよ、と噂していたものだが。やはり梓さんがお気に入りなのだろう。その気持ちは俺にもよくわかった。そのくらい梓さんは魅力的な女性である。

「ああ〜っっ!!
 い、いきますうっっ!!」

「ママー、良かったね、又イッチャッタんだー」

「いやはや、失礼致しました。
 それではショーを続けて下さい。」

 梓さんをきっちりとイカせてしまった白髪紳士は、礼儀正しく一礼するとアッサリ下がってしまった。ちょっと呆気に取られた感じになっていた芽衣だが、すぐにいつもの調子を取り戻すと、客にお金を払わせて参加させながら、どMの梓さんを快楽で堕として行き、例のビチョビチョで女性器の形が透けている、1週間はき続けたパンツもオークションに掛けた。もう他の客も当然予想していた通り、落札したのはやはり白髪の紳士である。金額は5万円だ。一体どれだけ金持ちなのだろう。

「お願いがあるのですが」

 今度は梓さんの愛液の染み付いた5万円のパンツの匂いを陶然と嗅ぎながら白髪紳士が言う。当然本番行為を所望するのだろうと、誰もが思っただろう。俺はインポではないかと言う芽衣の予想と異なり、彼がしっかりズボンの前を大きくしているのも確認していた。ところが彼の言葉は予想を裏切るものだった。

「メイさん、このご婦人を愛してあげる所を見せてくれませんか」

「ねえママ、白髪のおじさんがああ言ってるよ。
 さあアンヨを開いてね〜」

 芽衣が皆の目の前で押し倒すた梓さんはどMらしく、凄まじい羞恥に悶絶しながらも言われた通り脚を広げてしまう。そしてスカートをめくり上げた芽衣は、自分のスカートの下に隠し持っていた疑似ペニスで、堂々と梓さんを犯していったのである。白髪紳士は常連らしく、芽衣がショーの時股間に男根を生やして女性を辱めるために使うことを知っていたわけだ。

「ほう〜ら、ママ〜
 大好きなおちんちんだよ〜
 たっぷり食べてね〜」

 芽衣は梓さんを貫くと、器用に腰を動かして歓びを与え、程なく彼女に思いを遂げさせてしまった。

「このご婦人のおクチにせがれを入れても構いませんかな?」

 ふと見ると白髪紳士はズボンを下ろして、隆々たる持ち物を露出していた。インポだなんてとんでもない。デカいだけが取り柄の俺のチンポと比べても遜色のない、立派な逸物を勢い良く天を向いてそそり勃てているではないか。

「ママー、おじさんのおちんちんを、しゃぶってあげてね〜」

 芽衣がそう言いながら2ラウンド目のピストン運動を始めると、官能の歓びで全身をピンクに染めた梓さんは従順に口を開いて白髪紳士の巨根をくわえ込んでいた。

「おお、これは素晴らしい。
 まるで若返るような気分ですぞ」

 いつも冷静沈着な様子の白髪紳士も、さすがに梓さんのフェラチオを受けて嬉しそうに言っていた。そして梓さんは芽衣に突きまくられて、次の絶頂に昇り詰めたようだった。

「お願いがあるのですが」

 白髪紳士の次のリクエストに、他の客はもちろん芽衣でさえ大いに驚いた様子だった。かく言う俺も彼と梓さんの関係をまだ知らなかったから、驚愕でひっくり返りそうになっていた。

「メイさん、このご婦人のお尻を愛してやってくれませんか」

「ねえ、ママ。
 おじさんあんなこと言ってるんだけど、大丈夫かなあ〜」

 アナルセックスは相当慣れていないと無理だ。無理矢理尻穴に太い物を挿入すれば、粘膜が避けて出血し、大変な惨状になってしまう。ところが梓さんは、何と小声でこう呟くように言ったのである。

「大丈夫です……」

「マジで!?」

 芽衣が疑似ペニスを引き抜き、四つんばいの獣のような格好にさせた梓さんをお尻から貫くと、何と言うことか、彼女は苦痛でなく絶大な歓びを訴える表情に変わったではないか! そしてやおら近付いた白髪紳士は梓さんの股間の前後をはさみうちにするように前部から犯していったのである。するとたちまち狂ったように大声で歓喜の咆吼を張り上げた梓さんは、凄まじい勢いで昇り詰めていく。

「いやいや、素晴らしい締め付けでした。
 私は満足です。
 後は皆さんにお任せしましょう。
 店長さん、1ついかがですかな」

 白髪紳士は、俺の方へ向かって梓さんと繋がることを促した。正直な所、ショーで人に見られながらの行為には抵抗のある俺だが、狂喜乱舞している梓さんを見た興奮に押し流されるままに芽衣とサンドイッチで彼女を犯し、白髪紳士の言葉は本当だっと実感した。梓さんの女の部分はまるで強力な軟体動物のように凄まじい粘着力と共に俺のナニに絡み付いてグイグイ締め上げる動きを見せるのだ。うおっ、こ、これはとてもたまらない……

 俺は情けないことにあっと言う間にやられて精を搾り取られ、そこで初めて避妊具を着けていなかったことに気付き、さすがに青くなった。だが、もう梓さんの陵辱ショーはとんでもない熱気に包まれて止めようがなく、俺に替わって他の男達が次々に彼女を犯し続けていくのであった。

「いやいや本当に素晴らしいショーでした、お礼を申し上げますぞ。
 家内も大変満足したようでございます。」

「あいがとうございました。
 とても素敵でしたわ」

 途中から薄々勘付いていたのだが、やはり梓さんは白髪紳士の奥さんだった。ショーが終わり、完全に白目を剥いて失神してしまった梓さんを介抱してやったのだが、回復した梓さんは店内で待っていた彼を呼び、こうして夫婦で俺と芽衣に挨拶をしに来られたのである。俺は大金をもらった上に頭を下げられて、大いに恐縮し戦々恐々としながら、梓さんの中に射精してしまったことを打ち明けた。

「いえ、そのくらいのことを気にされることはありませんよ。
 家内が孕んだなら、久しぶりに妊婦プレイが出来ますからな」

 どこまで本気なのかわからないが、梓さんも彼に仲睦まじく寄り添って、こちらまでうれしくなるようなアツアツぶりだ。そして緑川夫婦は、これからも梓さんの下着を売りに来たいと言われるので、さっそく店内のセクシー下着コーナーに案内して差し上げた。

 白髪紳士と梓さんが、仲良く今日から1週間はき続ける下着はどれがいいかと選んでいる後ろ姿を眺めていると、さっきから黙って妙にしおらしくしていた芽衣が俺の股間に手を伸ばして来た。俺は幸せそうな緑川夫妻に当てられ、いつになく優しい手付きの芽衣に触られた股間を逞しく回復させながら、今夜は久しぶりにコイツを抱いてやるかな、と思っていたのである。

〜おしまい〜


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