アタシのかわいい○ンコちゃん
二次元世界の調教師:作

■ 10

――入れたい! 早くアタシの○ンコに入れたいよおっ!

 この1週間、アタシはこの野獣の○ンコの欲望の強さをイヤと言うほど思い知らされていた。ズボンのポッケに手を入れてずっと「アタシの○ンコ」をイジイジしてると言うケースケを笑えない。休憩時間毎にトイレに駆け込んで「せんずる」だけでは飽き足らず、授業中スカートの下に手を忍ばせてシコシコしちゃったことさえあるのだ。

 そして今日は先週と違い、アタシの方がベッドの上に人の字拘束されていた。ケースケともども、完全にスッパダカである。チラと目線をやると、アタシの股間にそそり勃った○ンコはまるで太い杭みたいに力強く、ドックンドックンと強烈な脈動を繰り返している。ちょっと触れられたらいきなりドッピュンと爆発してもおかしくないくらいだった。

「さあ、ゆっくり楽しもうぜ、ヒナ」

 以前のせっかちそのものの野獣からは考えられないセリフを吐いたケースケは、その言葉通りアタシの体にむしゃぶりついたりせず、余裕タップリに横に添い寝して唇を合わせて来た。

――ああ……焦れったい、早く、早くう!

 もう爆ぜんばかりの股間がズキズキしておかしくなってしまいそうだ。アタシはケースケがからっきしえっち下手だった理由を痛いほど理解していた。こんなにシタくてシタくてたまらない○ンコを持っていたら、じっくりアイブするなどと言う手間はとても掛けていられないだろう。だけど、女の子の体はそれを欲しがっているものなのだ。

「へっへっへ。ビンビンにしやがって、はしたない子だな」
「うんっ!」

 ケースケの指がこの1週間勃起が治まることのほとんどなかったチクビをピンと弾くと、アタシは悩ましい声を洩らしていた。

「くせになっただろ? このブルブル……」
「ケースケ! だ、ダメ……うふうんっ!」

 ケースケが例の青いダブルローターを両手に持って、振動を耳の後ろにチョンと当てて来ると、アタシはいきなりズキンと感じてしまい顔を反対側に背けたが、そこにはもう1本のブルブルが待っていて逃げ場がないのだった。そして顔の左右の側面を素晴らしい振動が滑るように移動すると、アタシはウッと目を閉じ意識が桃色にかすんでしまうのを感じていた。

「くせになった」とケースケが言ったのには理由がある。アタシはサルみたいなケースケの○ンコの浅ましさと同時に、四六時中ジーンと甘い感触でピンと勃ち戻らないチクビにも悩まされていたのだが、リモコンローターと言うえっちな道具をケースケに渡され、時々それを勃起チクビに張って慰めていたのだ。

「ほう〜ら、えっちなヒナはこんなトコも感じるのか? ホラホラ、ココはどうだ? 気持ちいいんだろう……」

 ケースケはアタシがもう全開でアンアンとえっちなよがり声を出して身悶えているのに、カンジンなバストには触れずうなじから肩口、そして脇の下だの脇腹なんぞにブルブルを当てて、アタシがハッと感じてしまうとソコをしつこく責めると言うえっちテクを発揮して来た。あの盛りの付いたイヌのように、せっかちですぐに挿入したがるケースケからは信じられないような進歩である。やっぱり「アタシのかわいい○ンコちゃん」を身に着けたおかげで、女の子の気持ちがわかるようになったのだろう。

「あん、ケースケ、いくううっっ!!」

 ようやくケースケがローターを両チクビに押し当てて来ると、アタシはいきなりイッテしまった。あまりにも羞ずかしいビンカンぶりだけど、こんなに入念に愛してくれたらケースケのアイブに慣らされたアタシのオッパイはひとたまりもない。次にローターなどと言う小道具は使わず、オテテでもみもみと膨らみを揉み、チクビをくりくりと弄り回し、チューッと唇で吸われると、アタシは乱れまくって二度も三度も絶頂を味わっていた。

――えっちって、こんなに気持ちいいんだ。アタシ、もうダメ、どうなったっていい……

 それから覆い被さって来たケースケは合体して来るかと思いきや、体を百八十度回転しアタシの股間に生えた自分の○ンコを口にくわえて来た。反対にアタシの目の前には、かわいそうに真っ赤に発情してダラダラとオツユを滴らせている「アタシのかわいい○ンコちゃん」が……アタシはもうたまらず、ケースケの口の中に二度三度と大量のザーメンを放出したが、その度にケースケも体をガクガクと慄わせたので気をやっていたんだろう。

 ケースケの○ンコは三連発と言う酷使にもまるで疲れを見せず、避妊具を被せてからアタシの○ンコと結合すると、とうとう夢のように素晴らしい快楽が弾けて、さらに何度も達してしまった挙げ句、アタシは気を失ってしまったのだった。

「ヒョエ〜ッッ!!」

 次の日の朝、体が元通りになってることを期待して目覚めたアタシは、予想外の事態にマヌケな悲鳴を上げてしまった。今度は股間のモッコリはそのままでムネもペッタンコの筋肉モリモリと言う、完全なオトコの体に変わってしまってたのだ! が、アタシはもう動じなかった。

――くっそー、ケースケめ、いい加減なこと言いやがって! ふっ、まあいいわ。今度はアンタをヒイヒイ泣かせて、思いっきりドバドバとえっち汁を吹かせてやるんだかんね!

 アタシは変身前のチクビに貼ってたローターを引っぺがすと、昨日ケースケに教えられて目覚めた男女兼用の性感帯であるアナルに突っ込んだ。そして、ますます狂ったようにビンビンになった朝勃ちの○ンコにやけくそみたいに高速の手コキを味わわせながら、今度の週末のリターンマッチに向けて激しい闘志を燃やしていたのである。

〜おしまい〜

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊