淫蝶
二次元世界の調教師:作

■ 8

「さっきと同じようにしてるのですが」
「うああ〜っっっ!!!」

 乳首を吸われるともうダメで、私は何と2度目の絶頂に到達していました。

「さあ、素直に言うのです。今おイキになったのでしょう?」
「ああ……」

 私がコクリとうなづいて見せると校長先生は満足そうでしたが、手指はまだ胸から離れてくれませんでした。

「よしよし、素直になりましたね、いい子です。ご褒美にもう1回イカせて差し上げましょう」
「ああ〜っっっ!!! も、もう! ……」
「イク時は大きな声でイク、と言うのですよ」

 私がついに主人にも聞かせたことのない大きな声で、イク、と張り上げてしまうと、ようやく校長先生は乳房から手を離してくれました。

「おっぱいだけで3度も気をおやりになるとは、吉野先生はやはり欲求不満なのではありませんか? 白状なさい、ご主人との夜の生活はご無沙汰なのでしょう?」
「……」
「まだイキ足らないと見えますね」
「ヒイッッ!! い、言います! 言いますから、もう!」

 校長先生が又も乳房を握り締めて来ると、もう私は取り繕っている余裕をなくしてしまいました。

「ご主人とご無沙汰なのでしょう?」
「はい」
「どのくらい?」
「1年……」
「これは驚きました。こんな美しい奥さんを1年も放っておく男が存在するとは……」
「ああ……もう、本当に主人のことは言わないで……」
「ご主人のことを愛しておられるのですね?」
「はい……」
「では、私がご主人のことを忘れさせてあげましょう。吉野先生、何もかも忘れて一匹のメスにおなりなさい」

 乳房だけで立て続けに気をやらされてしまった私が、校長先生の性の手管に抗えるわけはありませんでした。スカートとショーツを奪われ、目隠しされたままで加えられた下半身への愛撫に、私は打てば響くようにビンビンと反応し、生まれて初めて味わった口唇での股間愛撫では感激のあまり校長先生のお顔におしっこを掛けてしまいました。それはおしっこではなく、潮吹きと言う生理現象で、最高の性の歓びで感極まった女性の示す反応だと言うことでした。そして何度も極めてしまった後、ようやく校長先生が押し入って来られると、私は脳の焼けるような強烈な快感を覚えて、主人よりも立派な男性自身にはしたない粘膜の襞を絡み付かせてしまう反応が制御出来ませんでした。

「吉野先生! こ、これは……」

 さすがの校長先生が私と合体を果たした直後、興奮した口調で慌てたようにおっしゃったのに、私はなぜだか愛おしさまで覚えていました。

「名器と言うものではありませんか! あなたは本当に最高の女性です!」

 校長先生がグイグイと力強く腰を動かし、そのご年齢とは信じられない程逞しく元気の良いシンボルで突き上げて来ると、私はもう何もかも忘れ何度も何度も達してよがり狂いました。そして何と校長先生は、私の中でドクドクと大量の射精をされたのです。

「ご心配には及びません。私はパイプカットしておるので種なしなのです。妊娠することはありませんから」

 それまでの人生で一度も経験したことのない、獣のような凄まじいセックスでした。私は恐らく涎を吹きこぼしてグッタリと脱力し、失神寸前だったでしょう。校長先生は全身汗と体液でドロドロになった私を後ろ手錠のまま浴室に運び、汚れを洗い流して下さいました。最も汚れた秘め所を荒い清められる時、朦朧としていた意識でも私の心の琴線が妖しく掻き乱されたのは言うまでもありません。

 それから服を着せてもらう前に、校長先生は私の人生を狂わせてしまうことになる悪魔のクリームを乳房に塗り込めながらおっしゃいました。

「吉野先生、私のセックスフレンドになって頂けませんかな?」

 セックスフレンドだなんて、校長先生がおっしゃるには軽すぎる言葉だなと思いながら、口を利くのも億劫な私は黙ってお話を聞きました。

「これは浮気でも不倫でもありません。私はあなたの幸せなご家庭を踏みにじるようなつもりは毛頭ないのです。私にも家庭がある。長年連れ添った家内を裏切るつもりもないのです」

 校長先生は私の両乳房にクリームを塗り終えると、私の股間に手指を伸ばされました。そしてとじ合わせた両股の力を緩めるように言われると、私は塗り易いように脚を開いて先程存分に性の歓びを貪ってしまった花唇をおクスリを盛った手指に委ねてしまいました。

「ところが、幸か不幸か私のムスコは年甲斐もなく元気に溢れております。そして家内は、私との性交をもはやそれほど望んではおらぬのです」

――だから、セックスフレンドになれ、とおっしゃるのですか? 何て勝手な……

 ところが校長先生の指がズブリと花唇を縫い、奥深くまでクリームを塗り付けるため蠢き始めると、私の体の方が校長先生の身勝手な理屈を理解しようとしていました。

「あなたもご主人ともう1年も夜の生活がないとおっしゃる。こんな素晴らしいお体を持ちながら、それは残酷と言うものでしょう」
「で、でも……」
「あなたはご主人を愛しておられるのでしょう? それは大変結構なことです。これからも愛情を育み幸せな家庭生活を過ごされると良い。ですが、この体は幸せとは言えますまい……」
「ああ……」

 校長先生がクリームをまぶした指をクイクイと体奥を抉るように動かしながらそうおっしゃると、吹きこぼれてしまいそうな歓びに私はその指を食い締めてしまわぬよう必死でした。私は今日レイプされたのに、その相手とのセックスに途方もない歓びを覚えてしまい、主人には見せたことのない狂態を晒してしまったのです。一体どうすれば、毎日一生懸命働いてくれている主人に顔向けが出来るでしょう。

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