ハルナさんのご乱心
二次元世界の調教師:作

■ 4

だけど。どうやらそんな僕を救ってくれる気紛れな神様が存在したらしい。

「だったらさ、そこにじっとしてていいよ。私がシテアゲル」

――どうして、そんなに積極的なのですか、ハルナさん。バージンなのに……

「縛ってもいいでしょ、吉田君」

――ええ〜っっ!!

 あまりに積極的なハルナさんに気圧された僕が動けないでいると、彼女はそんなことを言いながら、もうすでに用意していたらしい手錠をガチャリと鳴らした。僕はあっと言う間に背中で両手を拘束されてしまったのだ。

「うふふ、ぜ〜んぶ宇宙人さんがくれたんだよ。えっちする時使いなさい、って」

 いつの間に広げたのだろう。僕は体を起こそうとして、ダ〜メ、とハルナさんに押し倒され、仕方なく横目でやった視線の先に一目でいかがわしい用途とわかるえっちな道具が並んでいた。僕だって本物を目にするのは初めてだが、高二の女子が持っているとは信じられない代物ばかりだ。「宇宙人」は彼女の妄想だとばかり思っていたが、どこぞのエロオヤジなのだろうか。僕の頭に「援助交際」と言う怪しからぬ言葉が浮かんだが、慌てて打ち消した。ハルナさんに限ってそんなわけは……

「私さ、宇宙人さんにバージンあげちゃったの。でも人間の男の子は吉田君が初めてだよ」

 ハルナさんはどんどん僕の服を剥ぎ取りながらそんなことを言う。

――マジですか……

 その得体の知れない「宇宙人さん」をのぞけば、僕に処女をくれるだなんて……僕のジョーシキでは、女の子が初めてえっちする男に選ばれると言うことは、告白されたのと同じだ! ちょっと手順が違う気もするけれど。

「私、宇宙人さんにいっぱいえっちなこと教えてもらったの。体も改造されちゃったし。吉田君にも教えてアゲル」

 ハッと気付くと僕はもうパンツ1丁になっていた。相変わらずぶっ飛んだセリフを口にしているハルナさんの手が、ついにその時はいてたブリーフに掛かると、さすがに恥ずかしくなった僕は両肢をとじ合わせてためらいを見せる。すると何とハルナさんは手でペシッと嫌になるくらいモッコリさせていた膨らみを叩いて言ったのだ。

「ダメでしょ、マサシ君、こんなにしてるくせに。ウフフ、お姉さんに任せるのよ……」

――や、ヤバイよ。ハルナさん完全にイッチャッテる……

 ハルナさんはさらにもう2つ手錠を持って来ると、僕の脚を大きく開かせてかかとを柱に繋ぎ「人」の字で起き上がることも出来なくさせてしまった。もちろん本気で抵抗すれば逃げられたんだろうけど、どうして逃げる必要がある?

「思った通りだわ。おっきいね、マサシ君」

――思った通り? 処女だったのに、大きいってどうしてわかるのですか……

 ハルナさんはブリーフの上からナデナデしながら、そんなことを言う。僕は人と比べたことがあるわけじゃないし、女の子とえっちしたこともないから、正直自分のサイズが大きいのかどうか見当が付かない。彼女が僕の下の名前を覚えてくれてただけでも感激なのだけど、さらに驚くべき告白を聞かされた。

「わかってたんだよ。だってマサシ君、私を見るといつもモッコリさせてんだもん。白状しなさい、私とえっちしたいと思ってたんでしょ」
「……はい」

 そんな一足飛びなことを考えてやしなかったけど、僕はそう答えていた。まさか、ハルナさんは僕のナニが大きいから選んでくれたのか? いやいや、そんな幻滅するようなことを考えてどうする。ところが「宇宙人さん」に体を改造されえっちなことを教授されたと言うハルナさんはとことん積極的で、自由を奪った僕の股間を隠したブリーフをずり下ろして言った。

「すごいすごい! 宇宙人さんといい勝負だよ」

 どうもタコ型宇宙人の姿が頭に浮かぶのが邪魔だったが、あこがれのハルナさんに褒めてもらって気分が悪かろうはずはない。僕がちょっとした誇らしさを味わい、堂々と脚の間に座り顔を近付けて来たハルナさんに見つめられているイチモツをますます張り切らせていると、彼女はとうとう手を掛けて仮性包茎の皮をペロンとめくって来た。その瞬間僕のペニスはビュッと先走り液を洩らしてハルナさんの手を汚す。もしかするといきなりセーエキまで少し出てしまったかも知れない。

「くさいよ、マサシ君、垢がいっぱい溜まってるじゃない。イケない子ね、おフロで良く洗わなきゃ」
「すみません……」
「しょーがないな。お姉さんがキレイにしてアゲル」

――ギョエ〜ッッ!!

 何とハルナさんは、僕の悪臭を放っているであろう垢のたまったミゾに、チロチロと舌を這わせて来たかと思うと、パクリとナニをオクチにくわえ込んでしまった。もう僕は溜まらずドクドクと大量のセーエキをハルナさんのオクチの中に放出する。そしてハルナさんはそれが当然であるかのごとく、クチュクチュとオクチを動かし、僕の幹に軟体動物みたいな舌を絡み付かせてセーエキの残りを舐め取ると、喉を鳴らしてゴックンと飲んでくれたのだ。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊