寝取られ男の復讐
二次元世界の調教師:作

■ 26

「じっとしてろ、って言うんだ! 先生、コイツが動いてよくなったらそう言うんだぜ」
「愛華先生、頑張って! 私もお手伝いします」

 だがここでも貫太と優美ちゃんは強い味方だった。2人の筆が改めて汗みずくの肌を慎重に這い回り始めると、愛華先生はその優しく繊細なタッチに性感をかき乱されて、ビクッビクッと緊縛された体をおののかせ、徐々に苦痛を口にしなくなって来たのだ。そして優美ちゃんの筆が乳房に掛かり、貫太の筆が俺と結合している付近にまで接近して来ると、それまで押し広げられて痛いばかりだったであろう愛華先生の秘肉が、遂に俺をキュンと締め付ける動きを見せてくれたのだ。

「へへへ先生、スペシャルサービスだぜ……」

 そして貫太が濡れて先端のとがった筆の穂先を、それまで触れなかった禁断の尻穴にスルッと挿入した瞬間、愛華先生は絶叫した。

「ああ、来てえっ! 信一さん、動いて下さいっっ!!」

――ようやく愛華さんとえっちできるんんだ……

 やはり入れただけでは愛の行為をしている気にはなれない。俺は長い道のりだったなと感慨を新たに、ゆっくりと困り者のデカチンの出し入れを始めた。すると2人の筆の援護もあって、愛華先生の狂ったような乱れぶりはこれまでで最も激しく、凄いペースで次々に気をやってくれるのだ。自分のペニスで最愛の女性がこれだけ歓んでくれるとは正に男冥利に尽きると言うもので、俺は彼女の名前を呼びながら、ズン、ズン、と力強いストロークを続ける。ふと気付くと2人の筆はもう離れており、俺は独力で愛華先生を歓ばせ続け、いつしか彼女は白目を剥いて完全に気絶していたのである。

「やったな、信一」
「おめでとうございます」

 貫太と優美ちゃんにパチパチと拍手で迎えられ、俺は今だ勃起の治まらぬ肉棒をゆっくりと引き上げながら、照れ臭くて頭を掻いた。

「オメエ、よく生で犯る勇気があったな」
「いや、そんなこと全然思い浮かばなかっただけだ」
「いいじゃないですか。先生方、結婚なされるんでしょ?」

 はて、そんなにうまくいくものか。俺が黙っているとエロ娘優美ちゃんが言う。

「あの、もう出そうだったら、私のオクチに下さい」
「もしかしたら一滴も残ってないか知れないよ」
「んなわけあるか! 信一、お前無意識に彼女に中出ししちゃいけねえって射精を控えてたんだよ。それがこの女にホレて、大事に思ってるってことだ」
「そ、そうかな」

――う〜ん、単に3発も出してカラ元気の勃起だったから出なかったような気がするんだが……

「先生、いいでしょ! おチンポちょうだい!」
「優美ちゃん! ううっ!」

 そう拗ねるように言ってやって来た優美ちゃんが、実力行使で俺のデカチンをパクリとくわえると、新しい感触で俺は呻いていた。

「うふふ、あいか先生の味がするよ。おっきなおちんちん……」
「お前ら、ホントにスキモノだなあ……」

 貫太に言われたくもないが、優美ちゃんは俺をくわえたまま正座して、両手をセーラー服の下に忍ばせオナニーを始めていた。悪戯っぽく見上げる優美ちゃんの小悪魔みたいな表情と、制服着用オナニーはとんでもなく扇情的で、ジュバジュバと下品な音までさせる彼女のフェラチオテクニックも絶品である。男なら誰でもやられてしまうに違いない、たとえ最愛の女性と一線交えた後であってもだ。

「やっぱり出たよ、先生。結構たくさん……」
「そら見ろ」

 優美ちゃんがオクチを開けるとかなりの白濁液が確認され、それを手に垂らした彼女は再び口に戻すとゴックンと飲み干してくれた。

――これは浮気じゃないぞ

 まだ愛華先生との仲が修復されたわけでもないのに、俺はそんなことを考えながらしどけなく気絶している彼女を眺めていた。だが愛華先生の調教はまだ始まったばかりだ。明日もあさっても俺たちは彼女をここに監禁してしまう予定だったのである。

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