寝取られ男の復讐
二次元世界の調教師:作

■ 35

「わかったわ。だから、そんなひどいことはなさらないで下さい……」
「先生が裸で行ったら、警備員の爺さんもいい目の保養になると思うんだけどね」
「こんなミニです。しっかりパンツを見せて、サービスしてあげて下さい」
「よし決まったな。俺たちはここで待ってるから、早いこと行って来な」

 コンビニの時と同じやり方だ。そのため警戒した先生は、怯えきった目線を送って俺たちを楽しませると、懇願して来た。

「お願いです。ここでは絶対に動かさないで下さい……」
「リモコンバイブですか? 先生が大人しく言うことを聞いてくだされば、絶対に動かしませんよ、約束しましょう」

 だが、先生をイジめるのに夢中な俺たちは、次々に楽しいアイディアが浮かんでしまう。まず貫太が言った。

「いいか先生。左の建物の外ギリギリをバレないようにして通れ」
「それはいいな。そうだ、校長室の前に差し掛かったら、そちらに向かって両手でスカートをめくって、パンツを見せて下さい」
「信一さん、そんなひどいこと……」
「先生、隠さないでいいんだぜ。本当は羞ずかしいマネを晒すのが嬉しくて、ドキドキワクワクしてるんだろ? アンタ、どMだからな」
「……違います……」

 貫太のひどい言葉に、しかしドキッとするような色っぽいシナを作ってそう呟いた先生は、言葉と裏腹にこの露出遊戯に溺れようとする危険な心理状態と戦っているようだった。

――愛華さん、イジめられるのを歓んでるんだ……

 こんなプレイに慣れているであろう貫太の言葉は図星を刺してしまったのだ。するとそれを察知した優美ちゃんまで、先生を歓ばせようと、とんでもない提案をした。

「理事長室の前で、部屋に向かっておしっこをするのはどうでしょう?」

 俺にはとてもそんなことは思い付かなかったが、愛華先生はそんな破廉恥な行為まで承諾してしまうのだった。

「わかったわ。あなたたちのおっしゃる通りにします。だから、絶対に、動かすのだけはやめて下さい……」

 長いまつ毛を伏せるようにして、そう覚悟を決めた先生を1人行かせながら、俺は最高のタイミングでリモコンを動かして彼女を歓ばせてやろうと決意を固めていた。どMの愛華先生だって、本当はどこでリモコンバイブで責められるのかと、ドキドキワクワク胸をときめかせているに違いないのだ。破廉恥なセーラー服姿の先生が、隠し切れない超ミニスカの裾を精一杯手で押さえながら、身をかがめるようにして校内へと向かうと、貫太が鋭い声を掛けた。

「スカートを隠すな! 背筋をシャンと伸ばして堂々と歩け!」

 すぐに指示に従った先生は、ガタガタと慄えて萎えそうになる美脚を懸命に奮い起こして、校門をくぐり校舎へと向かった。確率は高くないだろうが、万一誰かが外に出てばったり出くわそうものなら、愛華先生の露出狂みたいな格好は致命的だ。彼女が凄まじいスリルと興奮を味わっているであろうことは、手に取るように推測することが出来た。そして先生が校舎の端にたどり着いた辺りで貫太が口を開いた。もう俺たちの話は先生には聞こえない距離だ。

「だいぶSMのコツがわかって来たみたいだな、信一」
「ああ……」
「お前はこれを使うといいぞ」

 貫太は準備よろしく持っていたオペラグラスを手渡してくれた。俺がそれで愛華先生の様子を覗いていると、優美ちゃんがイタズラっ子のように笑いながら、俺のズボンの前の張り切りを撫でさすって来た。

「うふふ、先生、ココがもうビンビンです」

 すると今度は貫太が、そんなはしたない優美ちゃんのミニスカに手をを入れる。

「お前だってビショビショにしてるじゃねえか!」
「あ、あん……貫太様、えっちしよ!」
「オメエも大した変態だな……」

――コイツら、マジかよ!

 さすがに驚いた俺の目の前、学校の正門から中を見渡せるとんでもない場所で、すぐに貫太と優美ちゃんは始めてしまった。さっさとズボンとパンツを下ろして、見たくもない下半身を露出した貫太は、自分からパンツをずり下ろしたエロ娘優美ちゃんを、立ったままバックから貫いたのだ。スカートは超ミニなので何の妨げにもならない。こうして交わり始めた2人と、オペラグラスを覗く俺が注視する中、まず校長室の横に通り掛った愛華先生は、そちらに向かいバッと両手でミニスカをめくって、クマさんプリントのお子様パンツを夜目に光らせた。そして校長室の隣はいよいよ理事長室である。

「アン! 貫太様あ〜、いい、いいのお〜!」
「うるさいぞ、優美。お、先生がションベンをおっ始めるところだぜ。しっかり見てやるんだ」

――愛華さん!

 俺は女性のおしっこ姿を目撃するなどもちろん初めてだ。心臓の鼓動が聞こえるほど胸を高鳴らせた俺は、そんな比ではない猛烈なスリルと興奮に包まれているであろう、わが最愛の愛華先生がゆっくりと腰を下ろし、パンツを手で下ろしていく姿を脳裏に焼き付けようと、オペラグラスに穴が開くほど熱い視線を送った。そして先生は言い付け通り、シャーッと理事長室に向かって水流を放出し始めたのである。

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