寝取られ男の復讐
二次元世界の調教師:作

■ 38

「引き上げるぞ」
「ま、待って!」
「朝になって、クラスの生徒が目ん玉をひん剥いても知らねえぞ」
「鍵は僕が返しておきますから、心配いりません」
「イヤよ! 行かないでえっ!」
「そんな大声で騒いだら、人が来るぜ……」

 パニックに陥った先生を放置して、俺たちは教室を出て行き、先生に聞かせるためガチャリとわざと音を立てるように外から鍵を掛けた。もちろん本気で朝まで先生を放置するつもりはない。さすがにそれはヤバ過ぎる。貫太が声を潜めて言った。

「警備員のいつもの見回りの時間を考えたら、ギリギリ1時間が限度だな。目一杯粘ってから、先生を助けに行こうぜ」
「それまでどうする?」
「一旦、車に引き上げて飯でも食うか……」

 ところがここで優美ちゃんがとんでもない事を言い出した。ねえねえ、と貫太の袖を引っ張って言うのだ。

「私、モヤモヤして治まりが付かなくなっちゃった。ここでえっちしながら、待ってよ」
「何い! オメエ、とんでもないエロ娘だな」
「いいでしょ!」

 優美ちゃんは積極的に貫太のズボンの中に手を入れて誘っている。さすがの貫太も、参ったな、と頭を掻いていた。

――自業自得だろ

 品行方正な美少女をこんな淫乱ギャルに変えてしまったのは、他ならぬ貫太自身の調教なのだから、俺は半ば呆れながらそう思ったが、人ごとではなかった。優美ちゃんは俺のズボンの中にまで手を入れて来たのだ。

「田島先生も一緒だよ! んふふ、おっきい、先生の……」

 こうして俺たちは深夜の教室の廊下で、物音を立てないよう苦労しながら3Pプレイに興じた。予測より早く警備員の老人が回って来たら、と思うと恐ろしくスリリングで、俺たちはすぐにこのアブない行為に夢中になった。何のことはない。愛華先生に味わわせようと思ったスリルと興奮を、俺たち自身が存分に味わうこととなったのだ。

――こりゃマジで、クセになりそうだな。ヤバいぜ、ヤバ過ぎる……

 この状況はもちろん言い出しっぺの優美ちゃんにとっても極めて刺激的なものだ。おかげで感じ過ぎて大きな淫声を出しそうになる彼女の口を塞ぐべく、貫太と俺は交替でナニをくわえさせ、もう1人はバックから彼女のアソコ又はアナルを犯してやることにした。まず相性抜群らしい貫太のペニスが合体してズンと突くと、やはり大きな嬌声を上げうになる彼女の口を俺の巨根がすかさず塞ぐ。ところが狂ったようにジュバッジュバッと激しくしゃぶり上げる優美ちゃんの前に、俺はたちまちタジタジとなってしまった。

「ゆ、優美ちゃん、そんなにしたら出ちゃうよ……」

 すると貫太が言う。

「おう、遠慮しないで口の中に出してやれ! マ○コの中に出すのはNGだからな……」

 そうだった。ついこの間まで童貞だった俺だが、セックスは子孫を残すための行為だと言うことを忘れてはらない。パイプカットして種無しの貫太と違い、誰彼かまわず中出しするわけにはいかないのだ。

――でも愛華さんは俺を受け入れてくれたな……

 すでに愛華先生の中には何度も精を放出したが、彼女は黙ってそれを受け入れてくれる。これが彼女と結ばれたと言うことかと、妙な感慨に耽っていた俺も生理的欲求には勝てない。えっちな小悪魔みたいな優美ちゃんのオクチにスパートを掛けられると猛烈な射精欲が込み上げて来て、俺はたまらずドピュッと出してしまっていた。ところが優美ちゃんは少し柔らかくなり掛かったペニスを離してくれず、ミゾの隙間まで丁寧に舌を這わせて子種を舐め取り、チューッと強烈に吸いながらゴクリと喉を鳴らせて飲み干してくれた。当然俺の巨根はより一層の硬直を取り戻し、貫太と交替して優美ちゃんをバックから突いてやることになった。

「うおっ!」

 ビッグサイズのシンボルでも難なくくわえ込む収縮力抜群の優美ちゃんの、優秀な女の構造に包まれた途端に、俺はいつにもました彼女の具合の良さに思わずだらしなく呻いていた。やはりこのスリル満点の状況で、優美ちゃんが興奮しひどく体を燃やしているせいなのだろう、軟体動物のような弾力に富む媚肉が何段にも分かれてギュウギュウと巨根を締め上げて来る心地良さに、俺はたちまち有頂天になった。が、しかし。

「ゆ、優美ちゃん、ダメだよ、出てしまう!」

 今彼女の口内に射精したばかりだと言うのに、素晴らし過ぎる女性器の感触に音を上げた俺は情けない悲鳴を上げてしまった。

「ああんっ! せ、先生、いいよ、中に出してえ!」
「おいバカ! 早まるな!」

 ヤバイと思った俺は腰を動かすのをやめたのに、優美ちゃんの方がガンガン腰を振りながら、貫太がペニスを引き抜いた口で、誤った判断による優しい言葉を口にする。ここで冷静な貫太が咄嗟に間に入り、優美ちゃんを離してくれなければ本当に危ない所だった。

「信一! オメエ、元気が良過ぎるぜ!」
「すまない……」
「優美も血迷うんじゃねえぞ! 全く……」
「エヘヘ、ごめんなさ〜い」

 だがエロ娘優美ちゃんは大して悪びれた口ぶりでもなく、しれっとして言った。
 
「先生、じゃあ今度はオテテでしたげるよ。もう一発出してから、えっちしよ……」

 この異常で刺激的な状況の中で、俺は貫太にも負けない超人的な精力絶倫となり、若くて性欲盛んな優美ちゃんの求めるままに、貫太と2人で彼女を満足させるべく奮闘する。こうしてドタバタしているうちに、小1時間はあっと言う間に過ぎていた。

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