寝取られ男の復讐
二次元世界の調教師:作

■ 43

「どうやら校長先生は縛られてえっちされるのがお好きと見えます。妹さんと同じマゾですね」
「ば、バカなこと言わないで……あ、ダメえ〜っ!」

 簡単な手錠と目隠しが意外なくらい効果的で、乳房を揉み乳首を転がしただけで目を見張るような反応の良さを見せた木村校長は、俺の手がさらに股間に伸びるとビクンと全身をおののかせて狼狽し切った声を上げる。

「何だ、もうお湿りが来てるじゃないですか。旦那でもない男に触られて、はしたな過ぎますよ、校長先生」
「イヤッ! も、もう、許して下さい……」
「ほら、いらい易いようにもっとマタを開いて下さい」
「あ、ソコおっっ!!」
「えっちな花の種まで、もうビンビンにしていらっしゃる……」

 しばらく前まで童貞で女を知らなかった俺だが、貫太と組み愛華先生や優美ちゃんの体でみっちり性の修行を積んだおかげで、こんないっぱしの女なぶりが出来るようになったのだ。だが、ここで貫太が苦笑いし、いい加減にしろ、と表情で伝えて来た。そうだ。コイツに参加してもらって校長先生なぶりを完璧なものとし、彼女から夫の理事長のことを忘れさせてやる必要があるのだ。人妻だけあって、愛華先生よりはるかに感受性が強そうだが、旦那に操を立てているので油断は禁物だ。俺は打ち合わせ通り目隠ししたままで校長に言う。

「では、お望み通り体中を縛って差し上げましょう」
「そんなっ! いけませんっ!」
 ここでようやく貫太の出番だ。本格的に全身を縛られることにうろたえる校長だったが、既に手錠を嵌められ目隠しをされているために、弱々しい抵抗しか出来ず、貫太はあっと言う間に網の目状の縄掛けを施していく。妹の愛華先生より一段と色白の木村校長に合わせたわけでもあるまいが、やつの使った縄はいつもと違い漆黒のもので、俺は緊縛された校長の美しさがさらに際立ってドキッとした。中でも縄目から括り出された巨乳と言って良い白く雄大な膨らみは見ているだけでも涎がこぼれそうだ。そして上半身を荷造りしたように雁字搦めにした貫太の縄が下半身に掛かると、様子を察した俺は言う。

「校長先生、縛り易いようにアシを広げてくれませんか?」

 すると上半身の緊縛が応えるのか、目に見えて脱力して来た校長は従順に脚の力を緩めて貫太に身を任せ、あっと言う間にとてもあの謹厳な教育者とは思えない、とんでもない格好にされてしまった。達磨のように体を丸めて拘束され、大きく開いた両脚の付け根付近に手首を縛り付け、まるで自分から女性の秘め所を広げているように見える、卑猥極まりない「まんこ開き」の拘束だ。

「校長先生は毛深いですね。でもキレイなおまんこはバッチリ丸見えです」
「い、イヤっ! こんな格好、羞ずかしい……」

 目が見えなくても自分の取らされた体勢の淫猥さは十分にわかるだろう。校長先生は全身茹で蛸のように真っ赤になり、何とかその姿勢を崩そうともがくが、貫太のプロの技は完璧でピクリとも動かせないのだった。そしてここでようやく目隠しが外され、貫太とのご対面だ。俺と2人切りで、縄掛けも俺に施されているものと思っていたであろう校長は、あまりに羞ずかしい姿に拘束された体をニヤニヤと眺めている、見知らぬ百貫デブを見てショックだったに違いない。

「だ、誰ですか、一体!」
「へへへ、俺は田島信一の昔からの友人で、黒岩ってもんだ。調教師って言う仕事をしている。よろしくな」
「校長先生、コイツは女性を歓ばせるプロなんですよ。校長を抱くなんて畏れ多いですか、目一杯楽しんで頂くために手伝ってもらうことにしました。こんな素敵な縛りをやってくれたのもコイツです」
「ひど過ぎます……ああ、見ないで! 解いて下さい、こんなの……」
「見た所、アンタは学校の校長先生なんかにしておくにはもったいない、素晴らしいカラダをお持ちのようだ。俺がまず味見をさせてもらうぜ」
「そ、そんな、いけませんっ!」
「いけません、何て言っても、そんなマンコおっ広げで男を誘うような格好してちゃ、サマにはならねえぞ」
「嫌ですっ! 出てって下さい!」
「俺に抱かれるのは嫌かい?」
「当たり前です!」

 かつての部下である俺に抱かれる覚悟は出来ていた校長だが、当然ながら初対面の醜い百貫デブに抱かれることには抵抗した。だがこれも貫太の計算のうちだ。第一、もういきなり犯されても拒否出来ない格好であり、校長の女の部分は言葉と裏腹にジクジクと潤って男を迎え入れる態勢になっているのだ。いや、むしろさっきより濡れがひどくなっているようにさえ見える。

ーー縛られて、嫌がりながら濡れるなんて……校長は愛華さんにも負けないどMなんじゃないか?

「そうかい、そいつは困ったな。ちょっくら、コイツのナニを見てやってくれよ、校長先生」

 面倒くさいことをするやつだなと思ったが、貫太の意図を察した俺は、もう腹に当たるほどの急角度にそそり勃っていたイチモツを手で握り誇示して見せる。すると校長は一瞥するなりサッと目を閉じてしまったが、調子に乗った俺はその肉塊でピシャピシャと校長の頬を叩いてやった。

「どうでい、校長。ちとデカ過ぎるだろう? それとも、アンタのおまんこはガバガバで、デカい方がいいのかい?」

 校長に向かって実に失礼なことをほざくヤツだが、俺自身木村校長がこのデカチンを簡単に受け入れてくれるかどうか不安だった。その意味でも貫太の助力がぜひとも必要だったのだ。

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