高校の身体検査
にこ:作

■ 4章 【魔の月曜日】4

――私は涙目になってきた。
(もう嫌だ・・・逃げたい・・・)
でも、先生はそんな事は知らず、私のマンコのワレメを指でなぞりだした。
グリグリと・・・
「んぁっ・・・・んっ・・」
涙がこぼれてくる。
先生の指は、私のクリをも触りだし
私は完全に先生に遊ばれているような感じがした。
パンツがひんやりと冷たさを感じる。
(濡れてる・・・こんなんで、なんで?濡れたくない!濡れるな!濡れるな!!)
でも私の思いとは逆に・・・
「すっごーい。濡れてるな。もうこんなにシミになっちゃってさー」
先生はそう言いながら、パンツの上から指を中に入る様に押してくる。
「んんっ・・・ぅあああっ!」
「じゃあ、パンツおろそうか。すごいグチョグチョに濡れてるし。中に入れようかな」
また、先生は独り言のように言いながら、私のパンツをおろし、中指を私の中へ入れてきた。
ヌルッ
「あれー?すぐ入っちゃった。それに痛くなさそうだね? 中はすごく絞まってていい感じだし・・・・」
「っあ・・・ぅっ・・・んっ」
私は何も答えられない。
「処女だと思ったのになぁ。純粋って言うか、逆に健全な証拠だねー? 初めてが俺じゃないのは残念だけどー でも、早めに授業の計画を教えられそうだね・・・」
先生は、そう言いながら私の中をかき混ぜた。

「んぅぅ・・・う゛う゛っ・・・」
私は歯をタオルの上から喰いしばった。

(嫌だ・・・先生にヤられる・・・)

「んーんー!ぅんーーー!!」
声を出しても通じない。
だから、私は必死に大きな声を出そうとしていた。
それでも、声は籠るだけ。
どんなに声を出しても私だけが疲れるだけ。
このまま体力が消耗していったら・・・
抵抗すらできなくなっちゃう・・・

「さぁってと、じゃあ授業の話しようか。そんなに嫌がられちゃあねぇー。先生もショックだし、やめるよ」
そして先生の指は、私から離れて行った。

(逃げよう。今がチャンスだ!)
私はそう思った。

――だが・・・体が思うように動けなかった。
だるさと、麻痺っぽさが混ざった感じ。
セックスもオナニーも全然していなかった。
久しぶりに触った・・・触られたから、敏感になっていたのかもしれない・・・・
(動かない・・・・逃げたい・・・のに・・・)
「ん?逃げるの諦めたのかな?はは。いい事だ。じゃあ、話をよく聞いてろ」
そう先生は言って話しだした。

「今回の保健の授業で勉強するのは、『妊娠について』だ。それには、どうやって子供が出来るのかを生徒に教えなくちゃならないんだよ。で、そこで君だ。学級委員長なら、みんなの代表にもなれるし、納得をしてもらえるだろう。校長先生に頼まれたから、こんな授業をするんだからな?」
私は、この話を聞いて、だいたいの事を予想した。
「ああ。それと、男子と女子とでは別の授業だ。リコだけ男子の前で見本となってもらおうと思うんだ。分ったな?」
先生に問われた。
でも私は答える事が出来ない。
「うなずく位できるだろ?まぁ、うなずくしか、選択肢はないけどな。もし、ここで言う事を聞けなかった場合には、成績を『1』にするのは確定だ。校長先生からも許しを得ているしな。だが、ここで言う事を聞ければ、成績は『5』にだってしてやってもいいんだぞ。一個でも成績に『1』があれば痛いだろ?」
(校長・・・なんだこの学校は。校長すら、こんなんじゃ誰も助けてくれる人なんかいやしない。)
私は、成績のことを言われ、怯み・・・
『コクン』
うなずいた。
――そして、先生の説明を聞くことになった。
「リコは男子の前で、股を開けばいいってことだよ。それ以外は俺が進めていくから、素直に言う事を聞けばいい」
それだけだった。
説明が短すぎる・・・
でも、その短すぎて 先が分らない。
それが一番怖いことだ。
一体、どんな授業になるのか私にはわからない。
分ることと言えば。
男子に私のマンコを見られてしまうと言う事だけ。

(はぁ・・・・もう、オワッタ。私の人生はお先真っ暗だわ・・・)

「いいか、保険の授業は明日だ。心の準備でもしておけ」
そして、先生は脱がした私の服を渡し
「パンツ以外は着てよし」
そう言った。

私はタオルを外してもらい。
言った。
「なんでですか!!?」
「なんで??そうだなー。先生が欲しいから。かな?これは没収ということにする。今後下着チェックをすることにしよう。明日からは、畑野莉子は下着を着用しないように。」
訳のわからない事を言われた。
「言うこと聞かなそうだな? もし約束を破った場合には、成績を下げるのと俺からの指導が待っている事を忘れないように。」

――そして私は、パンツ以外を着て、体育教官室を出た。
風邪が良く通って、スースーする。
これだけで濡れてしまいそう。
どうしよ。朝みたいに痴漢にあったら・・・

不安に思いながら、私は下校した。

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