猫娘の相談
来神:作

■ 猫娘の相談

 白で統一された部屋。ここは森の中にある研究所。たった一人の研究員 向坂 ユト(コウサカ)は回転椅子に腰を下ろし、
『人に相談できない悩み事を解決します!!
 是非、向坂研究所に!!
   △○□ー×△□』
と書かれた1枚のチラシを見ていた。

「はぁ〜〜、今日もお客さんなしか〜。」

ユトがこの研究所を建てて約1年が経つが、尋ねてきた人は右手だけでも数えられる。なのでユトはもうすぐ研究所を閉めようと考えている。そんな時、
「あの〜、ここって向坂研究所ですか?」
研究所内に若い女の子の声が響いた。
ユトは持っていたチラシを机の上に置いてから、玄関に向かった。
ユトが玄関のドアを開けるとそこには、白いTシャツにひざまでの赤いスカートの少女が立っていた。
「はい、そうですけど。用件は何ですか?」
ユトはその少女の前に立って言った。
「えっと……、このチラシを見たんですけど、」
少女は持っていたカバンから1枚の紙を出した。それは、ユトがさっきまで見ていたチラシだった。

「立ち話もなんですからどうぞ。」
とユトに言われて少女は研究所に入った。
ユトは少女を椅子に座らせると、
「まずはお名前から」
と質問した。
「水宮 サキ(ミズミヤ)、中三です。」
と少女は答えた。
「では次に、あなたの相談とは、」
とユトは次の質問をする。
すると、サキは少しためらってから口を開いた。
「その…私、実は……『猫』なんです。」
ユトの口は驚いて開いたままだった。
「やっぱり信じませんよね…。」
サキは落ち込んで下を向いていしまった。
しかしユトは
「いえいえ、信じますよ。」
とサキを慰めた。
「じゃあ、続きを、」
と言われると先は、
「周りのみんなが私のことを猫じゃないというんです。なので、みんなに私のことを猫だと信じさせてください。」
サキはユトに頭を下げてお願いした。
「う〜〜ん、分かりました。みんなに猫だと信じさせれば良いんですね。」
ユトはサキの相談を解決することにした。

 ユトはサキを連れて奥の研究室に入った。研究室内は蛍光灯だけが光を放っていた。中央には大きな机がひとつ。壁には木の椅子がきれいに三つ並べられ、その上でアナログの時計が『チッ、チッ…』と時を刻んでいた。
部屋に入るとユトはサキにカバンを椅子の上に置くよう指示した。
そして、サキに
「これから『あなたが猫である』という書類を作ります。私の指示に従ってください。」
と言った。
サキは小さくうなづいた。

「まず最初におかしな所を修正します。」
とユトがサキに言った。
「おかしな所?」
「そうです。あなたは猫です。なのに猫にふさわしくない所があるんです。」
「えっ、どこですか。」
「一個目は言葉です。猫は『にゃー』としか鳴きません。なのにあなたは人間の言葉をしゃべっている。」
「でもそれは、」
「猫と認めて欲しいのならこれからは『にゃー』としか鳴いてはいけません。」
サキは猫と認めて欲しかったので小さくうなづいた。
「二個目は姿です。あなたは服を着ています。でも、猫は服を着ていません。はっきりと言えば裸です。」
「にゃー?(裸?)」
「ですから、服を脱いでください。」
そう言われてサキは少し考えた。
「猫と認められたくないのですか?」
 そう言われるとサキは服を脱ぎ始めた。まず、白いTシャツの裾を掴み上げていく。白いTシャツを脱ぎ終わり椅子に畳んで置いた。胸の部分には白いスポーツブラが付いていた。次に赤いスカートに手を掛けた。ファスナーを開けるとバサッと床に落ちた。スカートもきれいに畳んで椅子に置いた。これを真剣な眼差し見つめるユト。サキは白い生地でお尻の部分にピンクで刺繍がしてある可愛いパンツと、スポーツブラだけの姿になった。サキは少し間を置き、スポーツブラに取りかかった。段々とあらわになっていくサキの胸。サキの胸は幼く可愛かった。(微乳です)
ユトはサキの胸を見た後に顔を上げた。するとそこには、ほおが林檎のように真っ赤なサキの顔があった。

 そして、サキはユトに見つめられながらパンツを脱ぎ始めた。パンツを下ろしていくとパンツがあった場所にはきれいな割れ目(秘所です)があった。(秘所です)サキは脱ぎ終わったパンツを椅子に置いた。
 すると、
「では、次に移ります。」
とユトが言った。
「三個目は姿勢です。」
「にゃにゃー?(姿勢?)」
「猫は二足歩行ではありません。ですから、四つん這いですね。」
そう言われるとサキは、膝を曲げ手を床につけて四つん這いになった。
「では次です。四個目は尻尾です。でも、さすがにそれ は無理なので無しとします。その代わりに耳を付けてもらいます。」
「にゃにゃ?(耳?)」
ユトはサキを置いたまま研究室を出た。一分程経つとユトは右手に猫の耳を持っていた。だが本物ではない。
カチューシャに猫の耳に似せた物を取りつけてあるやつだ。
「これを付けてください。」
とサキにネコ耳を渡した。サキは受け取ったねこ耳を頭にはめた。
「これで見た目は猫です。」
ユトは全裸でネコ耳を付けた中三の少女サキを見ていった。
サキは(これで終わりかな〜)と思っていた。だが、ユトの口からは『終わり』と言う言葉は出ず
「では、次に移ります。」
と言う言葉が出て来たのだった。

「次は詳しく調べていきます。まずは性別を確かめます。」
こう言うとユトは四つん這いになっているサキの後ろにまわった。サキが後ろを見ようと顔を動かそうとすると
「あっ、前を向いていてください。」
とユトに止められてしまった。サキはその言葉に従い前を向いた。すると、ユトの手がサキに近づいていく。しかし、
前を向いているサキにはそれが見えない。そして、ユトの手が先のお腹に触れた。
「にゃっ(あっ)」
サキの体がビクッと震えた。それもつかの間。ユトの手はお腹から段々と下へと移動していく。そして、秘所へと辿り
着いたのだ。反射的にサキは足を閉じようとしたが、ユトの足によって阻まれてしまった。ユトの左手はサキの腰を支
え、右手はサキの秘所の割れ目に沿って上下に撫で始めた。
「にゃン…(あん…)」
少し経つとユトの右手は、サキの秘所から漏れてきた愛液によってヌルヌルとしてきた。
「にゃ……にゃン……(あ……あん……)」
サキの口からは色っぽい声が漏れいた。ユトは愛撫を止めた。サキの愛液はポタっと床に落ちた。愛液で白くなったサ
キの割れ目からは、ヒョコっと顔を出している突起があった。そして、ユトの右手はその突起に近づいていった。人差
し指で突起をつつく。すると、
「にゃン(あん)」
とサキの口から色っぽい声が漏れる。ユトは人差し指と親指を使って突起をいじり始めた。
「にゃン……にゃっ…にゃ、にゃっ…(あん……あっ…あ、あっ…)」
サキの口から喘ぎ声が漏れる。少ししてユトは突起をいじるのを止め、立ち上がった。
「う〜〜ん。性器からしてあなたメス猫です。」
とサキに告げた。だが、サキは手足の力が抜けうつ伏せ状態になっていた。しかし、ユトは気にせず話し始めた。

「メス猫と分かったので次に母猫かどうかを調べます。」
と言うとうつ伏せのサキを仰向けにした。サキの頬は真っ赤に染まり、秘所周辺は愛液で汚れていた。ユトはサキの腰に座った。そして、両手をサキの胸へと伸ばした。サキの乳首はピンと勃っていた。ユトは指をうまく使いサキの胸を揉み始めた。
「にゃっ、にゃン…にゃっ…(あっ、あん…あっ…)」
サキの口からまた喘ぎ声は漏れる。手についている先の愛液が胸に付く。そして、少し経ちユトは手の動きを止めた。
「う〜〜ん。ミルク出ませんね〜。やっぱり口で吸わないとだめなのかな〜」
とつぶやくと手を床につけて顔をサキの右の胸へと近づけた。そして、口がサキの胸に辿り着くとユトはキスをするよ
うに胸を吸った。
「にゃぁン……(あぁん)」
ユトの舌は勃ったサキの乳首をいじり始めた。
「にゃン……にゃぁン……」
二人とも見えないがサキの秘所からは再び愛液が漏れてきていた。数分後、ユトは胸から口を離し
「う〜〜ん、やっぱり出ませんね。」
と言った。そして、立ち上がり先の横に立った。
「サキさん。結果を言います。あなたはメスの子猫です。」
ユトはサキに言ったが、サキは疲れて返事が出来なかった。なので、
「サキさん。体力が回復したら最初の部屋にきてくださ い。」
と伝えユトは研究室を後にした。

『ぺた、ぺた』と四つん這いのサキが研究室を出てた。それに気づいたユトは
「サキさんこれであなた完ぺきの猫ですよ。」
と言った。それにサキは
「にゃん(ハイ)」
と答えた。

 これはある森の中にある研究所での出来事でした。

終り


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