少女の性
横尾茂明:作

■ 誘惑6

(あぁぁぁー・・気持いい)
(こんなに気持いいことが・・この世にあるなんて・・)

愛美は思わず誠の頭を抱き・・性器を突き出した。

(うぅぅぅーもういってしまいそう・・はぁぁぁ気持いいよー)
(あぁんこんなに早くいっちゃうなんて・・勿体ないヨー)
(夢にまで見た誠君のお口でいっちゃうよー)
(あぁぁん・・あぁぁん)
(あっ・・あっ・・あっ・・)
「誠君・・愛美気持よくって・・アッアッそんなとこばっかり差し込んだら・・ヒーッ」

「くぅぅぅー・・・・誠君・・・愛美・・愛美・・気持いいよー・・誠君のこと・・」

「行っちゃう・・もういっちゃうよー」

誠は愛美の甘い囁きに痺れ・・クリトリスを吸うように舐めた・・愛美の性器は赤く濡れ・・次から次に愛液が湧き出ていた。

「あんあんあんあん・・・いくーいくぅぅぅ」
「うぅぅぅぅーん」

愛美の腰はブルブル震え・・快感の頂点をしめすように膣が収縮を繰り返し始め誠の舌を圧迫した。

愛美は崩れそうになるのを誠の頭を抱き耐えた・・、だが徐々に四肢が弛緩していき・・湯船に崩れるように座り込んでしまった。

愛美は誠の首に抱きつき・・甘えるように泣いた・・。
「エーン・・誠君・・大好き・・もう・・私は誠君のものだよー」
嗚咽しながら誠の顔中にキスをした・・オナニーの快感とは異なる幸福感に満ちた超快感に愛美は酔いしれていた。

湯殿で・・愛美は誠に思い切り甘えた・・誠は愛美の乳首をくわえ・・愛美は誠の耳をくわえてじゃれ合った・・誠の中指は愛美の膣に深く突き刺さり・・誠のペニスは愛美の手にしっかりと握られていた。

「誠君さっきの約束・・してもいい?」愛美の目は潤み・・誠を見上げていた

「うーん・・なんだったっけ?」

「誠君のオチンチン・・・お口に入れたいの・・」
「愛美・・誠君にも一杯気持いいことしてあげたいの」

愛美は誠の舌で強烈なオルガスムスを体験したことで・・少し大胆に言えた。
誠は愛美と入れ替わるように立ち上がり・・愛美の正面に立った、誠のペニスは衰えることなく・・まだ天を突いていた。

愛美は愛おしいモノを慈しむように両の手で優しく握り・・
顔を近づけて頬摺りした。

(これが誠君のオチンチンだ・・大好きになりそう)

亀頭にキスし・・柔らかい陰嚢に触れてみた・・息が苦しくなり淫らな興奮で鼻奥で血の匂いを感じた。
愛美は口を開き、愛しい誠の陰茎を堪能するかのように・・少しずつ喉奥にくわえ込んで行った。

誠がオナニーを知ったのは12才の時だった・・模型飛行機を家の庭で飛ばしていたら風に煽られて庭の端の木に引っ掛かってしまった・・誠はそれを取ろうと木に登ったのはいいが途中で下を見・・その高さに驚いて体がすくんでしまい、降りるに降りられず途方にくれた。

1時間ほど木にしがみついていたが・・手足が痺れてきて落下の恐怖に泣き出した・・嗚咽しながら意を決っしてずり落ちるように・・木を挟む脚の力を緩め少しずつ降りた。

降りることが慣れ始めた時・・股間に経験のない快感が走った・・、ビックリして木を強く抱きしめた刹那・・今度は弾けるような痛烈な快感が誠の股間を直撃し誠は木にしがみついて悲鳴を上げた。
誠は「わー」と叫んでいたと思う・・。
ドックンドックンと腰を揺さぶる快感はこの世とは思えぬ素晴らしいほどの快感であったのだ・・。

一体自分の身に何が起きたのか誠は恐怖した、半泣きで地面に着いた時・・半ズボンの隙間から快感の源泉に触れてみた・・そこにはヌルヌルの体液が満ち溢れ・・その匂いは以前・・朝起きた時・・パンツがゴワゴワになっていたときのその匂いと同じであった。

誠はその日以来・・あの強烈な快感をもう一度味わいたくて幾度も木に登ったが・・二度とあの快感を得ることはもうなかった。

年が変わり中学生になったとき・・同級生の政夫がオナニーという行為を教えてくれた・・家に帰り自室に閉じこもりズボンを脱いで・・政夫に言われたとおりペニスを指でしごいた・・しかし10分たっても快感はいっこうに得られず・・政夫に担がれたと思い止めようと思い始めたとき・・あの木登りの時と同じ様な快感が芽生え始め・・誠は夢中になってペニスをしごいた・・。

そしてあの突き抜けるような超快感が腰奥からペニスの先端に伝播した・・その刹那!ペニスから白い液体が勢いよく迸り出た。
「くぅぅぅー」誠は声を殺し・・幾度も来る・・この世のものとは思えないほどの底知れない悦楽の快感に身をガクガク震わせた。

これがオナニーなのか・・これが・・ティッシュで床に零れた精液をふき取りながら誠はあの淫靡な栗の匂いに酔っていた、精液は壁にも飛んでいた・・すさまじいあの時快感・・。

誠は愛美の可愛い口に出入りする己がペニスを見ながら・・3年前の出来事を反芻していた。

愛美はあの雑誌に書いてあったことを色々行ってみた・・陰嚢を柔らかく揉んだり・・吐き気をもよおすくらいまで喉奥に入れてみたり・・亀頭を舌先で刺激したりして・・その時の誠の腰の反射を楽しんだ。

愛美が淫靡な体験に脳が痺れ始めた頃・・「愛美・・出そう・・出そう」誠が慌てたように叫んだ。
と・・「シャー」と音が聞こえそうなほどの勢いで愛美の喉奥を精液が叩いた。
誠は愛美の髪を掴んでケイレンしていた・・「くぅぅぅぅー」
最近のオナニーでは感じ得ない昔のあの強烈な快感が誠のペニスに宿った
「マナミー」・・誠は愛美の名を叫びながら射精の快感に酔いしれていた。

愛美は次から次ぎと迸る精液を燕下した・・その時鼻奥に・・あのホームレスの
おじさんの淫らな液と同じ臭いを感じた・・(あぁぁぁんーアノ匂い・・)愛美は条件反射の様に性器が痺れた・・(あぁぁー誠君・・)そして忘我の中で・・(これを・・愛美の中に入れて欲しいよー)と叫んでいた。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊