少女の性
横尾茂明:作

■ 夢の中へ。2

「あっ・・誠君・・いまのやり方いいわ・・少しずつ入って」

誠は愛美に言われるまま押しては引いてを繰り返し根気よく深度を増して行った。

誠は射精感に必死に耐えながら注挿を繰り返し・・やっとペニスの付け根まで挿入出来た。

「愛美・・全部入ったよ・・まだ痛い?」

「ううん・・気持よくなってきたの・・誠君・・脚を閉じてもいい?」
「誠君のオチンチンをよく感じたいの・・」

愛美の両目からは涙が溢れ出ていた・・誠はその涙を口で啜って愛美の開脚を閉じ、自分は逆に開いて愛美の脚を強く挟んだ・・。

二人は抱き合い・・性器を密着させた。

「誠君・・動いて・・」

「うん」
しかし愛美の両モモで締められたペニスは、一回でも引いたら終わりになることは誠には分かっていた。

「・・・・・・・」

「誠君・・愛美のオマ○コの中・・気持いい?」
「何回でも射精して・・誠君が飽きるくらい擦っていいのよ」

誠はその言葉に勇気を得た・・何回射精してもこの固さは持続出来ると確信できた。

誠は大きく引いた・・愛美は目を丸くし「ヒィィイー」とうめいた。
そしてさらに深く刺し込まれ・・目から星の出そうなほどの快美感に打ち震えた。

愛美の柔らかな膣壁の気持よさ・・粘膜に包まれてとろけそうになる快感!
例えようのない悦楽の境地に誠は泣いた。

この世のものとは思えない快楽・・(もう狂ってしまいそう・・)

愛美はこの溺れそうな快感に恐怖した・・(初めてなのにこの快感一体・・)
(SEXって・・こんなにスゴイものだったなんて・・)
(あぁー何回でもしたい・・体が溶けて無くなるまでしたいよー)

この快楽の桃源郷に二人は何分間酔いしれたのであろうか・・

誠の動きが急に止まった・・子供が泣くような顔して愛美の顔を凝視した・・次いで目をギュと瞑り「ウゥゥゥゥー」と咆哮を放った。
ペニスを愛美の膣奥に深く打ち込み、腰をガクガク震えさせケイレンし始めた・・。

「愛美・・アァァ気持いいよー気持いいよー」その声は泣き声に近かった。

そして・・愛美の膣奥で爆ぜた奔流は愛美の敏感な部分を強烈に刺激した・・、

「はぁぁー」
「あぁぁぁぁぁん」
「いっちゃうー」「愛美もいっちゃうヨー」「気持いいよー」
「くぅぅぅぅぅー」
「アッアッアッアッアッアッ」「んぅぅぅーん」
「誠・・誠・・誠・・誠くぅぅん・・気持いいの・・愛美気持いいのー」
愛美は誠の背を叩きながらケイレンした。

愛美の膣は幾度も誠のペニスを強く締め上げた・・それはあたかも誠の精液を全て搾り取るかのような蠕動反射であった。

二人は初めての・・狂うような快感体験に、忘我の痺れの中で身を震わせて泣いた・・、そして死んだように動きを止め・・定期的に訪れる余韻に痙攣した。

二人は頬を合わせ・・至福の波間に漂い・・そして底知れぬ眠りに沈んでいった。



ガラガラ・・・愛美は玄関の開く音を夢の中で聞いたと思った・・。

「愛美・・」階下で声がざわめいた・・

「遅くなってゴメンネ」それは妙に現実を帯びた声だったと思う。

≪完≫


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