虜〜露出に目覚める女たち〜
パーラメント:作

■ 第1章13

「まずは、タツさんに約束のサービスね」

と言って中腰になると、モソモソとパンツを脱いで手渡す。白のパンツを受け取り、さらに息があがるタツさん。ブレザーとワイシャツも脱いでブラだけ着けた姿を見せると、タツさんの興奮が一気に高まる。手を後ろに回してホックを外すと、押し込められた柔肉に押し出されるようにブラが床に落ちる。それも手渡してあげると、ニヤニヤとやらしい顔つきで匂いを嗅いだり手触り温もりを楽しむ。

「じゃあ、これから本題に入るけど、その前に内容の確認と支払いからしちゃうね」

里奈が携帯を眺めながら内容と金額を読み上げていく。タツさんは、手コキ、フェラ、パイズリを3万で買い取ったようだ。俺もタツさんと同じ内容なのだが、二人いるということでちょっとした趣向を凝らしてみた。

「翔太さんは、二人同時責めと、オナ見せ…ですね」

里奈に言われて前もって何をしてもらうかメールで伝えておいたのだ。里奈も目を通していたはずだが、口に出して読むのは恥ずかしかったようだ。
だが、そんなのお構いなしにバッグから用意した道具を渡す。昼間の間に買っておいたローターとバイブ、それに精液を模した白いローションだ。里奈には道具を用意すると言ってあったが、ローションまで出されるとは思ってなかっただろう。実際、買いに行ったときに偶然見つけて、面白そうだから買っただけなので、自分としても予想外の買い物だった。

「じゃあ、二人とも脱いで準備してください♪」

里奈の合図で、既にパンパンの肉棒を出す。タツさんも、お腹の肉に隠れそうだが、欲に飢えた棒を曝け出して準備が整う。

「あはっ、もうガマンできませんって感じだね♪」

品定めをしているかのようにいきり立った肉棒を見つめ、不敵な笑みを浮かべる。まるで獲物を捕らえる獣のように、的確にお腹に隠れかけているタツさんの肉棒を掴むと、慣れたような手つきでしごきはじめる。
「うぅ、りなちゃん、いいよ〜」

手に持ったままの下着をギュッと握ったまま、里奈の手淫に酔い痴れる。早くも先走りが溢れ出した肉棒を、巧みな指使いで責め立て、汁を塗りたくりながらクチュクチュと音を立ててやる。タツさんも余程気持ちがいいのか、すでに腰を抜かしたように座り込んでしまっている。

「タツさん、もうガマン汁出てるよぉ〜。そんなに早いと最後までしてあげれないよ」

里奈の技術の高さは身を持って体験しているので、早々にこうなるのは仕方ないと思える。羨ましそうに見ていると、それを察したように空いてる手で俺のモノを撫でてきた。

「翔太さん、ゴメンね。ほったらかしじゃ可哀想だよね」

根元から先端へと徐々に這いまわる指に過敏に反応してしまう。二本の欲にまみれた棒を誘惑するその姿は、まるでAV女優のようにやらしく見えた。
里奈の指が先端に辿り着く頃には、俺すらもその魅力の虜になっていて、里奈への指示など頭から消えそうになっていた。一方の里奈はというと、この状況を楽しむように媚びた笑みを見せながら、タツさんのを口に含みながらしごき、同時に俺のもしごきながら先端を胸に押し当てている。ワイシャツ越しでも分かる里奈の胸の弾力と、溢れて止まらないガマン汁で透けて見える乳首がたまらなくそそる。ボタンも上から二つ開いていて、手を動かすと揺れる胸がよく見えるのもやらしさを引き立てている。

「ふぅ、ふぅ、里奈ちゃん…もうイク、イッちゃうよぉー」

タツさんが限界に近づくのを見て、頭を振って口奉仕にスパートをかける。タツさんの肉棒をしごいていた手を袋へ移動させ、揉み解すように愛撫すると、いよいよその時が来た。

「うっ、はぁぁぁ」

背中をピンと張って腰を突き出すと、里奈の口内に精液を出していく。里奈も飲み込もうとするが、量が多いのか、口の端から少しこぼしてしまう。
口から顎へ垂れる精液を指ですくって舐め、舌でキレイに肉棒をしてやる。

「タツさん、すごい量だったよぉ。でも、濃くておいしかった♪」

それを聞いたタツさんも満足そうな表情をし、出したばかりの肉棒を再び勃起させ二回戦に備える。里奈も、これからが本番と言わんばかりにワイシャツのボタンを更に外し自慢の胸を出して、寝転んでいるタツさんの上に乗り、肉棒を谷間に挟み込む。唾を垂らして滑りをよくしてやり、ゆっくりと全体を包むように擦りあげる。
胸の感触に夢中なタツさんとは対照的に、おあずけ状態になってしまった俺。仕方なく、パイズリ奉仕の様子を見ながら自分でしごくことにした。

「タツさんのチンポ、さっきよりおっきくなってない? 里奈のおっぱい気持ちいいんでしょ?」

里奈もパイズリに夢中になっているせいか、俺のことを無視して精を出しているが、その態度が気に入らなくなり、ちょっかいを出すことにした。

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