2006.04.08.

新・電車での淫夢
01
林檎飴



■ 1

「はやく帰らなくっちゃ!」
新石美奈(あらいし みな)は帰り道を走っていた。
(今日は、新しいドラマがあるんだもん!)
美奈はそう思いながら、走っていた。

美奈は中学2年生。
大きな眼に、色白い肌。
髪をセミロングにした、とびきり可愛い子だった。
小柄な美奈だったが、そのバストは体型とはまったく逆に成長していた。
Dカップ。中2としては驚きの大きさだ。
そんな美奈に魔の手が襲いかかる……。

その日、美奈は満員電車に揺られていた。
月曜日。学校は創立記念日で休みだったから、買い物に行こうと駅に向かった。っが。
一緒に行くはずだった友達が急な病気で来れなくなってしまった。
(どうせ来てしまったし………)そう思って美奈は一人で行くことにした。
混雑を避けたいため、美奈は早めにデパートにいく予定だった。
しかし、思わぬ満員電車に出くわしてしまったのだ。

ガタンゴトン………
電車は揺れるが、ぎゅうぎゅうずめで、美奈は身動きも出来ない。
(息苦しい………)
美奈は早く終わってくれることを祈っていた。

ふと、お尻に変な感触を感じた。
(え………これってまさか……)
痴漢だった。
美奈にとっては初めての。
(やだぁ……気持ちわるい……)
痴漢は美奈の尻に手を這わせた後、ミニスカートの裾から手を忍ばせてきた。
「っ………!」
美奈は両手でスカートの裾を押さえた。
痴漢は諦めて手出しをやめた……訳ではなかった。
ムニュッ
「っぁ……!」
美奈は声を出してしまった。
痴漢がDカップの胸を揉んできたのだ。
ムニュムニュ……
「ぁっ……やだ……」
美奈は抵抗しようとしたが、自分が感じていることは事実だった。
痴漢はさらにエスカレートする。
Tシャツの裾から手を忍ばせ、ブラジャーの上から揉んできた。
「大きいね」
耳元でささやかれて、美奈は真っ赤になった。
カチッ
(あっ…………!)
痴漢はブラジャーのホックを取った。

ムニュッ
「ぁん……あ……。直にもんじゃ……だめぇ……」
美奈は小さな声で反抗した。
乳首が立ってくる。
痴漢もそれに気づいたのか、乳首を執拗に攻めてきた。
コリコリ……
「んぁぁ……!」
美奈はビクンと体を震わせた。
(あ……やだ……! これ以上は……。駄目っ……)
痴漢はさらに美奈の胸を弄んだ。
ツーー……
(あっ……)
美奈の太股に愛液が垂れていた。
痴漢もそれに気づいたらしい。
スッと美奈のパンツに手を這わせた。
グッとクリトニスを押す。
「んぁ……! クリちゃんっ……」
普段の美奈からは想像できない言葉を言う。
キュッとクリトニスをつまんだ。
「やぁん……。離して……!」
美奈はそういって離してもらおうと、狭い中で懸命に腰を振った。
しかし、それは痴漢をさらに欲情させただけだった。
(ぁ……! 駄目だ……オッパイもオ○ンコも熱い………。)
美奈は自分の限界を感じていた。

美奈はそっと足を開いた。
いかにも触ってくれとでもいうように……。
痴漢はパンツを邪魔だと思ったらしく持っていたらしいハサミで切ってしまった。
そしてブラジャーも……。
「やぁ……パンツもブラもない……!
美奈のオッパイもオ○ンコも丸見えっ……」
痴漢はそのパンツとブラを自分の鞄にしまった。
ミニスカートを捲り上げ、美奈のオ○ンコに指を入れた。
クチュクチュ……
いやらしい音がする。
美奈の太股は愛液で光っていた。
「グチョグチョだね」
またしても耳元でささやかれて美奈は首を振っていやいやした。
しかし、その言葉がさらに美奈を燃えさせた。
指の数が2本になった。
痴漢はさらに指の動きを激しくする。
「ぁっ……あん……」
美奈は指のリズムにあわせて腰を振った。
痴漢はふいにクリトニスをキュッとつまんだ。
「んあぁぁぁん……!」
急な刺激に美奈は果てた。
倒れそうになった美奈を痴漢が抱き留めた。
「チ○ポ欲しい……?」
「ちょうだい……美奈にチ○ポぉ……!」
痴漢はふっと笑って美奈を連れだして、自宅に連れて行った。

痴漢の本名は佐藤建(さとう けん)
普段は真面目なサラリーマンだ。
しかし、満員電車で目の前にいる少女に思わず目を奪われ、犯罪に走った。
放心状態の美奈を運ぶ内に、建は不安になってきた。
(どうしよう……とんでもないことをしてしまった……。
少女に警察に追放されたら終わりだ……)
建はもともと気の小さい男だった。
電車の中でこそ興奮して虚勢を張ったが、普段はあんな事はできないタイプなのだ。
(少女に謝って、自首しよう……。)
建はそう思い、といあえず美奈を自宅に運んだ。

「ん……あれ……?」
美奈はようやく我に返った。
「何……ここ……。」
美奈はベッドに寝かされていた。
広い寝室。
パッと見には豪華なマンションのようなところだった。
(そうだ……あたし、電車で……)
美奈は電車で足を開いて痴漢を受け入れ、果てた。
恥ずかしさに、顔が赤くなる。
「起きたかい?」
寝室のドアが開いた。
入ってきたのは、20代半ばの男。
真面目そうな雰囲気だった。
美奈は咄嗟に毛布で自分の身体を隠した。

「やっ……こっ……来ないで!」
美奈は目に涙をうかべんばかりに言った。
建は困惑した。
「ご……ごめん! 何もしないから……」
建はそういうと、バッと土下座した。
「ごめんっ……電車であんなことして……。
あんなつもりじゃなかったのに……つい……」
建は床に頭をつけて言った。
「本当にごめん……。君が望むなら、警察に自首でもするよ。」
建が続けた。
美奈は、どうしたらいいか迷ってしまった。
(自首って……。なんかの罠かな……。
油断させたところを襲う?
でも、本気で謝ってるみたいだし……。)
建はあいかわらず謝罪の言葉を述べている。
美奈は意を決して答えた。
「分かりました。あなたのことを信じます。
警察へなんて知らせませんから安心してください。」
「ほっ……本当かい? ありがとう……。」
建はほっとして言った。
グ〜……
緊張感の無い音が二人を包んだ。
「あっ………」
美奈が真っ赤になる。
「お腹……すいたの?」
建は尋ねた。
「は……はい……。」
時刻は午後1時。
よほどの間、美奈は放心状態だったのだろう。
「何か作るよ。キッチンへおいで。」
建は笑いながらそう言って、キッチンに向かった。
美奈もあわててその後を追った。



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