2008.03.07.

陵辱生徒会長
01
夜花



■ 会長のお願い1

紅野高校生徒会長日下部美月、成績優秀、運動神経バツグンでプロポーションも良く、老若男女とわず人気があり、しかも家が超金持ちというまさに完璧超人である。
そんな会長と同じ学校に通っているという以外になんの接点もない俺が会長に近づけるなんて考えるはずもなかったのだが……。

「借金!?」
「ああ……そうなんだ……」
朝起きていきなりこんな重い話を聞かされるなんて思ってなかっただけに衝撃は大きかった。
「借金って……どうゆうことだよ」
「まあ落ち着け涼、実はな父さんの友達が借金をのこしたまま夜逃げしてしまって連帯保証人である私が払わなければならないのだ」
「そんな……」
「いろいろと苦労をかけることになった……すまんな……」
「そんなに落ち込むなって、俺もバイトしたりするからさ」
「そうよ、涼もこう言ってるんだし」
「あたしもバイトするからさ」
「すまないなみんな……」
「そんなこといわないで……涼、佳奈美、学校行きなさい、遅刻するわよ」
「うん」
「いってきまーす」
とはいったもののやはり借金という事実は17歳には重すぎる。
「借金だってさ……」
「いくらぐらいなんだろうね……」
「わかんないけど父さんの口ぶりからするとかなりあるんだろうな……」
「お父さんひとがいいからね……」
「「はあ……」」
そうこうしている間に高校についた。
今朝のことが気になり授業が身に入らないまま放課後になってしまった。
「さて、帰るか……」
そう考えているといきなり
「2年4組の氷宮涼さん、生徒会室まできてください」
という放送が入った。
「いったいなんだ?」
生徒会室に呼ばれるなんて役員か教師、あるいはなにか規則に違反した生徒なのだが、あいにく俺は3つの内のどれにも心当たりがない、不思議に思いながらも生徒会室に向かう。
「失礼します」
「どうぞ」
中から声がしたので入るとそこには会長一人しかいなかった。
「どうも氷宮くん、はじめまして」
「あの……会長、いったい俺になんのようですか?」
「ちょっとお願いがありましてね」
「お願い?」
「そう、これを聞いてくれればあなたの家の借金を帳消しにしてあげます」

それを聞いて驚いた。俺が借金の事を聞いたのは今朝のことなのだ友人にも誰一人話していない、妹が? とも思ったがあいつはそんなことは話さないだろう。
「なんでそのことを知ってるんだ?」
「単純なことです、あなたの家の借金は私の会社から借りたものです」
そうか会長の家は大金持ちだった、金を貸すぐらいやっているだろう。
「そうか納得がいったよ、それでお願いってのはなんなんだ?」
「聞いてくださるのですか?」
「いや、聞くかどうかは内容を聞いてからだ」
「そうですか、でもあなたが借金の量を聞いたら聞かざるをえないでしょう」
「……いくらなんだ?」
「約二億円です」
「なっ……」
だいたいあっても数百万だと思っていたので声がでなかった。
「二億円? なんでそんなに!?」
「株に手を出したんです、あんなもの素人が簡単に稼げるようなものではありませんよ」
「儲かるイメージがあるけどな」
「それはごくごく一部の人の話ですよ、それで? 私のお願い聞いてくれますか?」
「まあ……聞くだけ聞いてやる」
「そうですか、でもちょっとまってください確認しますから」
「何の確認だ?」
「私のお願いはできる人とできない人がいるのでまず確認をしないと」
「そうか、じゃあさっさと確認してくれ」
「じゃあ脱いでください」
「はい?」
いきなり変なことを言い出した。
「聞こえませんでしたか? 服を脱いでくださいと言ったんです」
「なんでですか?」
「体を見ないとできるかどうかがわかりませんので」
「ああ……そういうことですか」
俺は制服を脱ぎ、パンツ一丁になった。
「これでいいのか?」
「なるほど……なかなかいい体をしてますね」
自慢じゃないが俺は筋トレが趣味なのでかなり筋肉がついている。
「これならお願いを聞けそうか?」
「いえ、私が見たいのはあなたの性器です」
「は?」
「わかりませんか? ようするにチ○ポのことです」
「い……いきなりなにを言い出すんだ!」
「いいからさっさと脱いで見せなさい」
「でも……」
放課後とはいえ校内にはまだ人が残っている誰かが入ってくるかもしれないのだ。
「ああ、鍵ならちゃんとかけてありますし生徒会のメンバーも全員帰しましたから大丈夫ですよ」
「そうは言っても……」
「だめならいいんですよ、別の人を探すだけですし、借金を返したくないんですか?」
いたいところをついてくる、俺はついに観念してパンツを脱いだ。
「まあ……」
会長が感嘆の声を上げる、俺のチ○ポは同年代のやつと比べてもかなりでかい。
「これはすごいですね……これなら私のお願いを果たせそうです」
どうやら会長の御眼鏡にかなったようだ。
「もうしまっていいか?」
「まだです、まだ確認することがありますから」
「なんですか?」
「射精してください」
「はあ?」
「精液の量も見たいんです」
「そうはいってもここじゃ無理ですよ」
「オナニーとかでいいんですよ」
「だから無理ですって、会長が脱いでくれるならできますけど」
「それは無理です、私は自分の操を捧げる男性以外には裸を見せないと決めているので」
「自分が見るのはいいんですか?」
「いいんです」
「そうですか……」
「では私の家に来ていただいてそこで見せてもらうとしましょう」

俺は会長の家に行くことになった。
「場所は知ってますよね?」
「まあ、このあたりの人で知らない人はいないでしょうね、なんせ有名ですから」
家がでかいだけでもめだつのにそこに住んでいる人が有名人なのだから知らないわけはない。
「あの……すぐにすみますかね?」
「さあ……それはあなたしだいですが」
「いや、遅くなると親に怒られるので」
「一応連絡はしておいたほうがいいですね」
携帯で家に電話をすると母さんがでた。
「もしもし、涼だけど……」
「あっ、涼? ちょっと聞いてよ!」
なぜかひどく興奮している。
「どうしたの母さん?」
「それがね、借金がなくなったのよ!」
「ええっ!?」
「なんでもね、お父さんの友達じゃなくて同姓同名の別の人のだったみたい、あ〜よかったわ〜」
「そうなんだ……よかった……あ、そうそう俺今日は遅くなるかもしれないから」
「そう、わかったわ」
俺は電話を切ると、隣を歩いていた会長に話しかけた。
「あんたがやったのか?」
「ええ、言葉だけじゃ信用がないと思いまして」
「でも俺はまだ完全にやると決めたわけじゃないぞ」
「いいんですよ、私は借金を負わせることもできますから」
「なるほど……」
そうこうしている間に家の前に着いた、近くで見てもやはり広くてでかい。
門を開けて中に入るとそこに女の人がいた。
「おかえりなさいませお嬢様」
メイドさんだ、喫茶店にしか生息していないと思っていたが本当にいるものなんだな
「ただいま帰りました」
「お嬢様こちらの方は?」
「私の友人です」
「はじめまして、氷宮涼です」
「空徒ともうします、この家のメイド長をやっています」
「自己紹介はそのぐらいにして私の部屋に行きましょう」
俺は会長と空徒さんの後についていく。
「ここが私の部屋です」
「うわ……」
この部屋だけで俺の家の面積ぐらいある。
「空徒さん、私が呼ぶまで絶対に入らないでください、他のメイドにも同じように伝えてください」
「わかりました」
そう言って空徒さんが出て行った。
「さてと……それでは始めましょうか」



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