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淫乱奴隷の日常2
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もうどのくらいこうしているだろうとぼんやりと考える。
いつまでも再生され続ける画面を瞳にうつすだけはうつしながらも、
内容などもうわからない。
ただ、聞き覚えのある音や声だけが熱を持ちすぎる身体を煽る。
突っ伏した身体の周りにはローションの容器やシリンジなどが転がっていた。
「んん……ぅ………」
捲くれるまでもなく太ももを露にするスカートからそっと手を入れ、通常とは逆方向に
勃起しながら固定されているペニスを指先で何度も何度も辿る。
その度にびくびくと玩具をくわえ込んだ内壁が収縮する。
振動する玩具が身体の中から理性を揺さぶり、
今にも崩壊させて思うまま快楽を貪らせようと身体を追い詰めていく。
それに必死に抵抗しながらも、弄る手は止められない。
「あ、ぅ……ん………気持ちいい……もう達きたい……ご主人様………」
いつまで待っても現れない主に絶望が胸を過ぎる。
苦しくて苦しくて、それでももっとと貪欲な身体が訴える。
不自然な方向に無理やり曲げられた下肢は痛みにじくじくと熱を持つ。
身体の奥で玩具が動く度に全身が引き攣った。
荒い呼吸を繰り返す肩を床についたままの姿で膝立ちに這い、
主を待ち始めてからもうどのくらい時間が経過したのか。
飼い主を待つ犬の気持ちはこんな感じなのだろうかと心細くなる。
片手でずり上がるスカートを何度も直し、終いにはずっと押さえたままにして
更に待っているとようやくリビングの扉が開いた。
「随分と散らかしたな」
スーツ姿の神近が近くまできてくれる。
見慣れた姿だというのに相変わらず見惚れるほど格好いい。
はしたなく下肢が跳ね、恥ずかしさに掴んだスカートを下ろそうとするも
元々丈が短いために何も隠してなどくれなかった。
相変わらずみっともなく女性ものの下着をつけた臀部の半分ほどは丸見えだ。
脚などストッキングをはいてはいるが剥きだしで泣きたくなる。
むしろ、ストッキングを履いているからこそ消え入りたい。
面白そうな視線が全身を這う。
「……ゃ……見ないで………」
震えた声に、神近が馬鹿にしたように笑った。
「自分からそんな格好をして、尻を突き出しておいてか?」
「んん…っ……」
羞恥に噛み締めた唇からくぐもった嬌声が落ちる。
目の前に屈み込んだ神近がむき出しになった尻を撫でる。
そして、予期せぬ言葉が落ちた。
「本当にお前は可愛いな」
「…………ご主人様…?」
「静貴」
髪を撫でられ驚きの余り言葉を失って神近を見上げる。
こんなに手を込んだことをしたのだから行われるのは当然プレイだと思っていただけに、
優しい手にすぐには順応ができない。
不安げに見つめる香芝を抱き寄せ、神近が着衣の上から乳首を痛いほどに抓る。
「ん、ぁ…っ……駄目、出ちゃ……ッ」
しがみついた肩に爪を立てて堪えようとしても無駄だった。
身体の芯を突き抜けた痛みの鋭さに緊張した身体が奥深くで動くローターを締め付け、我慢を強いられていた身体はあっという間に絶頂へと追い上げられてしまう。
下着の中で精液が溢れ、しかもそれはいつもとは違い後ろの方からたれてくる。
布面積の少ない女性用の下着でそれを受け止められるわけもなく、内腿に、
床にと白濁が伝い落ちる。
神近の指が膝の裏から汚れた内腿をなぞり、腰が抜けそうになった。
「胸だけでそんなに感じるなんて本当に女になったみたいだな、静貴」
「嫌だ……見るな……見るなよ…」
プレイではないと認識した途端に急激に下がる忍耐力は早くも挫け神近から逃げようと腕を突っ張って離れようともがく。
それを片手だけで封じた神近が逆に肩を押してくる。
それだけのことにバランスを崩し、ものの見事に床に押し倒されてしまうのは、
不慣れな靴で足が滑ったせいだ。きっとそうだと思い込みたかった。
こんな姿で犯されたいと願っている自分など気づきたくはない。
矛盾を抱えたまま、またずり上がった
スカートを戻しながらうかがうように神近を見つめると、
涙で濡れた目元に口付けられる。
「よほどこれが好きらしいからな。もう挿れてほしいか?」
衣擦れの音がして、すぐに先端ですら逞しい男の欲望が浅ましい穴に布越しに
擦りつけられる。
「や……ぁ……だめ、それだめ……」
もどかしい刺激に、それがもたらす快感を知る身体が淫らに暴れだす。
自ら腰を振り擦り付けると、くくっと神近がおかしそうに笑った。
「お前は変わらないな。……あの時からずっと」
ちらりと、神近の視線が大画面の中の香芝を示す。
子供の香芝が男のモノを口に咥えて刺激しながら、他の男に跨り腰を激しく
上下に振っていた。それだけでは飽き足らず、それぞれの手にも男の欲望が
握られている。
いつの間にか場面は進み、またメイド服を着ているところだった。
それが今の自分の姿と重なり、香芝はそれが嫌で嫌でたまらず力なく首を振る。
先ほどまでは耐えられた映像が今はただ苦しい。
「お願い、俊明さん……あれ、もう消してくれ……」
神近は何も言わない。きっと何を言いたいかなどわかっていて、何も言わない。
とんでもなく意地悪な恋人を抱き寄せて、震える声で必死に願う。
ただ、この人のためだけにありたい。
「お願いだから。犬のときはいいけど、恋人でいるときは……他の誰かに
抱かれたくない。そんな姿も見たくない……」
犬と恋人は違う。
通常の人間とは異なる領域を持つ香芝は、境界を越えた場所では
命令さえあれば誰とでも寝られるが、恋人としてはただ一人のためにありたいと
思ってしまう。
お願いだからと何度も繰り返し泣きつくと、本当に同一人物かというほどに
優しくもなる男は画面を消してくれた。戻る静寂に、気恥ずかしさも戻ってきてしまう。
散々鬼畜な行為にも耐えてきたのに何故その程度で弱音を吐くのかと全身が
火照った。
そして改めて自分の姿を認識すると神近の身体の下でもぞもぞと這いでようと試みる。
「どこへ行く気だ」
「着替える。別にこんな姿でなくてもセックスはできるだろっ」
「可愛いのに?」
「か、可愛いとか言うな!東明みたいな小さいのならともかく、俺では似合わないだろ」
「生憎と俺はあれでは勃たない」
東明が聞いたら発狂しそうなやりとりは心の中で謝罪することにして
性懲りもなく抱きしめてくる腕から逃げようとする。
だが、案の定あっさり腰を抱かれ、あろうことかぐちゃぐちゃになった下着を
触られてしまう。
「凄いな。どろどろだ。女でもこんなに濡らさないぞ」
「馬鹿!もう言うな!…あぁ、ん……駄目だって。そこ駄目……」
ぐりぐりと下着越しに動き続ける玩具を食んだ場所を刺激され、
腰が抜け落ちそうに苦しい。
そんな弱り果てた香芝に、神近がそっと甘く低く響く毒で止めを刺した。
「お前だからこんなに勃つんだ。挿れさせてくれないのか?」
「……俊明さん……最悪だ…ッ」
「褒め言葉だろう?」
涙目で睨んでも、意地悪く笑うその顔にすら胸が締め付けられるのだから世話はない。
完全に白旗をあげるしかない状況に追いやられた香芝は半ば意地のように足を開き、
ぐしょぐしょになった下着とペニストッキングを脱ぎ捨てた。
もはや何に濡れたのかわからない欲望が女物の服から顔を出し、
その倒錯的な光景にきゅんと後ろが疼いた。
見せ付けるようにゆっくりと片足を開き、神近の目を見つめながら内部に
入っていたローターをも取り出す。
その瞬間、直腸内に大量に注入されていたローションがぼたぼたと床へと
垂れ流しになる。
同時に広げられていた内部が物足りなさに収縮した。
「ん…ぁ………」
また入り口に猛ったモノをこすり付けられ、背が撓る。
床に当たる背が痛んでもそれをも快感にしてしまうほど身体が興奮していた。
指先がスカートをたくしあげ、恥部の全てを晒すと、もはやそうすることが
当たり前のように感じてしまう頭で微笑みかける。
きっと、ちゃんと願えば叶えてくれる。
もうそんな甘ったるいことしか頭には残らない。
「静貴のいやらしいアナルにぶっといお注射してください……」
そんな言葉すらすんなりと出てしまい、そんな自分の淫らさにくらくらする。
神近の手で両足を抱えられ、視界の両端で光る靴が揺らめいた。
まるで女として抱かれるかのような倒錯はか弱い獲物になったかのようでぞくぞくした。
こんなことならもっと本格的に女装をするんだったとよくわからない後悔をした瞬間、
勢いよく身体を貫かれた。
「あぁッ…ひ、ぃ……っ……」
「いつもより熱くなってる。そんなに女のように扱われることが好きか?」
「……んぅ……っ、好き……好きだから……もっと奥まできて……
中にお薬ちょうだい…」
可愛がってもらえるならなんだっていい。
女装だってイメージプレイだってどれだけでもしてみせる。
どれだけでも乱れてみせる。
「……お願い…ここ、噛んで………」
震える指でファスナーをおろし、ブラジャーを上げて露になった乳首を指先で
揉むように摘み上げる。
そんなことをしても何の膨らみもない胸は寄せも上げもしないが、
みっともないことをしているということ自体が気持ちよかった。
「本当にお前は……」
言葉を途中でやめてしまった神近がそれでも願いを叶えてくれた。
とんでもなく気持ちが良くてもう一方の乳首を指で転がしながら、
夢中で勃ち上がったペニスを扱く。
内部もきつく締まったのか神近の動きが速くなり、結合部からぐちゅぐちゅと
下品な音をたててローションが滴っていく。
「思った通り綺麗だ。白くて滑らかな脚も柔らかい尻も、締まった背中も……
どこも綺麗だ」
「あぁ…ん……恥ずかしいこというな……」
「恥ずかしがると赤くなって可愛い」
「やだ……もう黙って……」
恥ずかしいことばかり言う唇をなんとしてでも止めたくて口付けると、
奪うような激しさで口腔を蹂躙される。
舌が弱い上顎を撫で、舌先を強く吸われる。
翻弄されだらしなく唾液を伝わせた自分を想像するときゅうっと淫らな穴が
収縮したのがわかった。
「ん、ぁ……凄い……だめ……また……んんッ」
「……ッ」
あまりの気持ちよさに全身が痙攣したように震え、たまらず神近の肩に噛み付くと
どくんと粘膜を押し返すように体内に収めた熱が膨れ上がり、すぐに勢いよく
飛沫が打ち付けられる。
その熱にぞくぞくと寒気にも似た電流が身体を貫き、また絶頂に追い上げられた。
扱いていた手を濡らした白濁が黒い服にまで零れ落ちる。
「ん……ぁ……熱い……中で熱いお薬どくどく出てる……」
「気持ちいいか?」
「気持ちいい……俊明さんのお薬気持ちいい……だからもっとして……」
寄せた唇が合わさる前に囁けば、怖くて優しい恋人は微笑んでくれた。
甘えるように抱きしめ、これならやっぱり女装も悪くないなどと味を占めて
また深い悦楽の海に落ちる。
明日の仕事は辛いが、快楽には変えられない。
そんなどうしようもない香芝を神近が抱きしめてくれるから、
香芝も手放すことなどできはしなかった。



そして後日。
あんなに手の込んだ品揃えにしてくれているのはやはり田辺だったということが
判明し、香芝は二人に秘密で神近と田辺に財産を贈与する旨の遺書を
準備したのだった。


   

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