if もしも……
if (1969年作品)
マルコム・マクダウェル、ロバート・ウェブスター他
イギリスの五百年の伝統を誇る名門のパブリックスクールは男子ばかりのエリートの集まりで校則の厳しさは相当なもの。監督生と呼ばれる上級生のもと、下級生たちは上級生に対する奉仕活動を余儀なくされていた。下級生のミック(マルコム・マクドウェル)を中心に、ジョニー(デヴィッド・ウッド)、運動が得意なウォレス(リチャード・ウォーウィック)らの三人組はそんな学校生活に嫌気が差していて、何かことを起こそうしていた時、日頃の行動が目に余る3人組は上級生から呼び出しを受け、罰としてムチで尻を打たれてしまう。そこで何かを決意したミックはグループにある決意を話すのだった…。
まぁ、マルコムの破天荒な学生の初々しさとか、いい面もあるがこの映画が話題をさらった原因はただ一つ! 下級生役で学校随一の美少年フィリップ(ロバ-ト・ウェブスター)の登場シーンに尽きる!! 彼が登場するシーンはきっと、色んなところで紹介されていると思う。たとえ映画の内容や題名は知らなくても、このシーンは知っているだろう。階段から降りてくるところや、三人組の一人である鉄棒の上手いウォレスを熱いまなざしで眺め、髪をかき上げるシーンに目が釘付けです!!絡みはないが彼の登場シーンや彼がウォレスに向ける愛情がラストのシーンにまで現れている。(伏線ともいえるが、ここはそんなことはどうでもいい。彼の美少年ぶりを堪能しよう)
多分、この登場シーンや彼の目線はこの映画最大の魅力的な場面であり、主役のマルコム・マクダウェルそっちのけの感もありますね。ただ、このフィリップ役のロバート・ウェブスターはその後映画作品には出演していないので、この作品をお見逃しな因みに、フィリップが恋焦がれるウォレス役はリチャード・ワーウィック。この方、かのホモ映画の栄光に輝く「セバスチャン」でジャスティン役をしていた。
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