Entry

トップ > 絡み洋画 > ハ行 > ブルックリン最終出口

ブルックリン最終出口

LAST EXIT TO BROOKLYN(1989年作品)

スティーヴン・ラング、ジェニファー・ジェイソン・リー他
1964年出版、H・セルビーJr著。
ファイル 409-1.jpg
ニューヨーク州ブルックリン85番街で3人の酔っ払い兵が、ストリート・ギャング風の若者たちに襲われ、警官やMPたちがやって来た。その時、若者たちを庇ったのは鉄鋼所の労働組合の現場責任者であるハリー(スティーブン・ラング)だった。妻子との日常生活に疲れていたハリーは組合での地位こそがすべてで、スト期間中である現在、自分が無制限に経費を使えることをヴィニー(ピーター・ドブソン)たち若者に自慢していた。トララ(ジェニファー・ジェイソン・リー)は色仕掛けで男を拾い、金を巻きあげるカモを探す生活を送っていた。ヴィニーに惚れているゲイのジョージェット(アレクシス・アークエット)は、仲間を集めパーティを開く。招かれたハリーは、ゲイのレジーナに魅せられ一夜を共にするが、ヴィニーに振られたジョージェットは、タクシーにはねられてしまう。この後、経費の使いこみが発覚し、ハリーは要職を失った。金のないハリーはレジーナに捨てられてしまう。トララはカモにスティーヴ中尉を選ぶが、彼に惚れていることに気づいたが、中尉は朝鮮に旅立ってしまった。酒に溺れるトララは、見ず知らずの男たちの餌食に…。

色んなことが数珠繋ぎで起こって、登場人物の整理に追われて見終わった映画だった。しかも、見る側にとってはキツイ、しんどい映画であることは間違いない。二度見はさすがに勘弁して欲しいと思った。(仕事なら仕方がないかも?)

厳つい男の象徴でもある労働組合のハリーが女装した男(レジーナ)に入れ込んでしまった挙句、袋叩き合い、助けてくれた少年を逆に襲うことをしたり…。しかし、特に衝撃的だったのが、トララが自暴自棄になって見知らぬ男たちに身を任せる場面。外に捨てられた汚いソファのところで、男が数珠繋ぎで順番にトララにのしかかっているシーンだからだ。(あれは、キツイ!)そして、ラストに男が生まれたばかりの赤ん坊を触るシーンが物凄く意味深だったと思う。(うろ覚え)しかしこの男がゲイリー・シニーズだとばかり思い込んでいた!

Title
ブルックリン最終出口
Category
絡み洋画::ハ行