太陽がいっぱい
PLEIN SOLEIL(1959年作品)
アラン・ドロン、モーリス・ロネ 他
原作は、パトリシアハイスミスのクライム・ノベル「リプリーシリーズ=第一作」をベースに、監督と脚本家が手を加えて台本を作成。
男同士の恋愛は“完全包装サランラップ仕立て”です。(ええ、そりゃ~匂いも洩れてきませんっ)それでも、アランドロンの美しい悩殺ボディにメロメロです。(お肌が、いい具合にこんがり焼けていますしねぇ)口惜しいがな、時代がここまでのラインしか許されなかったでしょうねぇ…。
ですから、画面上では、皆無と言っていいほどそれらしいシーンはないが、トムとフィリップの何気ない会話や見つめ合うところ、恋人のマルシェとトムがフィリップを取り合うような目線で威嚇しあってるところなどを、目を皿のようにして五感をフル活動させて見なくてはいけない映画でしょう(笑)この映画が描きたかった「本当の意味での愛憎」をより顕著に表したのが「リプリー(マット・ディロン主演)」ということですね。この映画のそこらかしらにちりばめられた愛の視線はリプリーを先に見てみることで、よりはっきりと判ると思います。
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- 太陽がいっぱい
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- 絡み洋画::タ・ナ行