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007 スカイフォール

Skyfall

ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ 他

ジェームズ・ボンドは新人女性エージェントのイヴとともにトルコでの作戦に参加の最中、列車の上で格闘しているパトリスを狙ってイヴが撃った銃弾がヒットし、峡谷に落下し行方不明となる。
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数ヶ月後、奪われたハードディスクにあった5人のNATO工作員の名前がインターネット上に公表され、毎週さらに名前を公表していくという予告がなされる。Mは情報漏洩の責任を問われ、ギャレス・マロリーから引退を勧められるが、提案を拒絶するMだったが、その直後にMのコンピュータが何者かによってハックされる。さらにMI6本部も爆破され、多くの職員が犠牲となった。

このニュースは僻地で秘かに過ごしていたボンドも目にするところとなり、ボンドはロンドンに戻る。ボンドは自身の肩に残っていた弾丸の破片からパトリスを特定し、上海へ赴くが、パトリスの仲間らしい謎の女性・セヴリンに接触し、雇い主のいる島に向かうが、待ち受けていた雇い主は、元MI6で香港支局勤務時に中国当局に捕らわれ見捨てられた事で、当時の上司Mを深く恨んでいたラウル・シルヴァだった。

ダニエル・クレイグのファンとしては見なくてはいけないと思い、クレイグの007シリーズは劇場で鑑賞。オープニングの凝ったつくりに主題歌の多彩さにお楽しみは満載だった。「慰めの報酬」のクリス・コーネルは格好良かったが、今回のアデルが歌うスカイフォールは絶品のバラードです。

歌もかっこよかったですが、ここは基本「妄想炸裂情報を提供する」ところなので、そんなことはどうでもいいかも。肝心な点ですが、ボンドの女好きは変わりませんが、色気は2倍増し状態ですので「男」もひっかかるのは仕方がない。今回はラウル・シルヴァ役のハビエル・バルデムが怪しいし、妖しい…。Mによせる異常な愛情と憎しみを吐露する場面で性格の破綻も垣間見えるが、捕えられたボンドに妙な手つきで迫る目が怖いです! 「傷口を確認するように動く手」にボンドのビチクを変な目つきで見る引きつるボンドは見もの。勿論、経験(男との)があるのかどうかとか、変な駆け引きの会話でのお互い腹の探り合いは面白い。 ゲイ的なアプローチがあるからラウルがそうなのかどうかはグレーゾンだが、(セヴリンという女がそばにいるが、恋人などという存在ではなくただの所有物だろう)彼が会話をする時に、奇妙な「間」があるのだが、その「間」がオネエ特有な「間」のように思えたし、歩く後姿がどこかオネエな感じで、醸し出す雰囲気はかなりのグレーゾンである。

ハビエル・バルデムという役者は「ルルの時代」のジミー役だし、「夜になるまえに」でも出演しています。しかし、「ノーカントリー」にはびっくりした! だって本当に怖いんだもの…ハビエル・バルデムという役者というより実在するアントン・シガーだと思った!!

Title
007 スカイフォール
Category
妄想洋画::ア~サ行