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コピーキャット

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シガニー・ウィーヴァー 、ジョン・ロスマン、ハリー・コニック・Jr 他

サンフランシスコに住む犯罪心理分析学者のヘレン・ハドソン博士(シガニー・ウィーヴァー)は、講演会場のトイレで彼女が担当した殺人鬼ダリル(ハリー・コニック・ジュニア)に襲われ、ワイヤーで宙釣りにされて危うく命を失いかけた。そのショックからアゴラフォビア(屋外恐怖症)となった彼女は、自宅に閉じこもった生活をするようになる。
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ある日、サンフランシスコ郊外で女性ばかりを狙った殺人事件が発生。異常犯罪の影を感じたヘレンは殺人課に連絡を取る。事件を担当する敏腕女性刑事M・J・モナハン(ホリー・ハンター)は同僚の若い刑事ルーベン(ダーモット・マルロニー)を伴って、彼女に協力を求めた。

現場の写真を見たヘレンは、プロファイリングから以前に起こった事件と酷似していることに気付き、模倣犯の仕業であると推測した。そしてその犯人は、刑務所に収監されている殺人鬼ダリルから手紙のやり取りによって指示を受け、殺人を行なっていた…。

シナトラの再来とか言われていた「ええ声のハリー・コニック・ジュニア」が演技でもイケるといわれ出演した若い頃の作品。見た当時はハリー・コニック・ジュニアがはまり役かな? と思いました。気味悪さは結構ありまし。ヘレンのアゴラフォビア(屋外恐怖症)で家の戸口から一歩も出ることができない様子(私は初めてこの症状を映画で見ました)はかなりの緊張感が漂っていてストーリー上かなりの役目を果たしていました。

ヘレンはその症状の為、外出することもできなくなって不自由な生活をしているのですが、女性刑事のモナハンが連れてきた若い男の刑事ルーベンに色気を振りまいて釣ろうとしたりするのは、さすが欧米の女だと当時は感心しました。そんな彼女の精神的支柱となるのは同居人であるゲイな人アンディです。ヘレンにとっての彼氏であり、彼女であり、姉妹であり、親友であり家族なのです。ほんと、いい役です。しかし、映画のシナリオ的には「いい人は毒牙にかかる」もんです(…そんなシーンを見た時にはやっぱりって思いましたもん)しかし、サイコサスペンススリラーとしては面白い作品です(怖いとかは別にして)

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コピーキャット
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