2005年11月20日(日)
萌え [日記]
この間っから”萌え”について考えてるんですが、言葉にしようとするとどうも違ってきちゃう気がします。この間からというより、しょっちゅう考えてるので説明しようと思えばそれなりにできる気がするんですが、説明してる間に違うものになってる気がして言葉にしづらいです。
なんの漫画か忘れちゃったんですが、昔読んだ漫画の中に出てきたオタクの男の子が「言ってわからない人には何を言ってもわからないし、わかる人には言わなくてもわかる」と言ってて、それは一理あるかもなーと思ったのを思い出します。
知識として知ることはわりと簡単にできると思うけど、実際に”知る”為には結局萌えなきゃなんないからなかなか難しそう。
ポピュラーでもっともわかりにくい、萌えたか萌えなかったかがはっきり分かれたもの、「ハウルの動く城」なんて何人かに萌えの説明を求められたけれど、すごく説明しづらかった。
小説に比べるとアニメの方の萌えはとても直感的で言葉にしづらい。萌えなかった人に萌えた部分と理由を説明するのは難しい。萌えなかった人はハウルがヒットした理由がいまいちわからないだろうし、萌えた人はわかってる。
なんてことをつらつら考えてたけど、エキサイトブックスの萌え発想術を読むとすっきり明快に書いてあるのですごい。
「何かに対して、不十分な情報を補って、好きになるという美意識」
あ、そうだそうだそれだ。
最初読んだ時はピンとこなかったんだけど、「鋼の錬金術師」の回がすごくわかりやすい。例に挙げてるものが目に見えてるからかな。
Posted by こさ ささこ