愛美の奴隷生活
まーくる:作

■ 第二章 始まった主従生活4

土日を挟んで月曜日を迎えた。愛美は2連休部屋で呆然と過ごしていた。少しでも時間がたって心の傷が癒えるのを待っていたかのようだった。
その日の放課後、エリカたちの元へ向かった。また辛い一週間が始まるのか、そう思いながら古い廊下を歩いていった。桃子はその日授業には1つも現れず、今日はいないかもしれない、という淡い期待を描いていたがそうはならなかった。教室ではあいかわらず3人が談笑していた。

「ひさしぶり! 愛美!」
「センパァ〜イ、土日どうでした♪」
「フフフ…」
「………」

愛美は3人のほうを見つめながら何も言わなかった。桃子はその態度にイラッっとしたようだが、エリカは不敵に笑みを浮かべていた。

「それで愛美、ちゃんと家でも練習していたの?」
「…(しまった。忘れていた。)」

愛美は土日はエリカたちのことを考えないように、現実から逃れようと部屋にこもっていた。エリカたちから離れたい一心で、渡されたバイブはずっと鞄の奥底であった。

「(ただ”いいえ”といえばまた何かさせられる……それだけは…嫌……)」
「…はい。」
「嘘ね。」
「!!??」

愛美はとっさについた嘘が、一発でばれてしまったことに動揺した。

「ふふ、やっぱりね。」
「(しまった!)」

エリカはカマをかけたのであった。ただ、愛美の性格や精神状態を察して、やっていないという自信があったのだった。

「いきなり私に嘘をつくなんて…」
「……」
「…何も言うことはないの?」
「!?…す、すみませんでした。忘れていました。」

エリカは無言の愛美の対応をみて、一瞬顔をしかめた。愛美はそれをみると急に底知れぬ不安を感じ、素直に謝った。それをみてエリカは微笑した。エリカは愛美が家ではやってこない、そしてそのために罰を与えられることをあらかじめ予想していたのだった。そしてその罰をすでに決めていたのだった。

「そう、ちゃんと素直に答えなさい。ワタシは素直な子が好きなの。」
「……はい。」
「んふふ、でも宿題を忘れたのはダメねぇ。悪い子には罰を与えないと…」

そういってエリカは笑みを浮かべながら愛美を見下した。愛美は不安を感じながらも、目は輝きを失わずエリカたちを見つめていた。

「でもいいわ。愛美、とりあえず今日も練習しなさい。」
「……」

そういうと愛美は鞄からバイブを取り出し、躊躇しながらも奈緒美・桃子に促され口に咥えた。そしてまた二人の指示のまま、愛美はバイブにフェラチオすることになった。
少しすると、エリカが奈緒美と桃子の二人にひそひそと話を始めた。その話を聞くと二人はニヤリと笑い、そして愛美に近づいていった。奈緒美は愛美の後ろに回ると、急に愛美に抱きついた。そして胸を掴み、首筋にキスをしたのだった。

「!!!??」
「せんぱぁい、せんぱいはフェラばっかして大変だと思うんでぇ、ナオがマッサージしてあげます♪」
「! ちょ…やめ…!!」

愛美がバイブから口を離し、奈緒美を振りほどこうとしたとき、桃子は愛美の腕を押さえ、強引にバイブを口に戻した。

「んむむむむ!!!」
「まだ終わってないだろ? ちゃんと続けな!」
「んんん〜〜〜〜!!」
「せんぱぁい、そんな喜ばないでくださいよぉ」

奈緒美は滑らかに愛美の胸を揉みまわした。乳首には触れず乳房をやわらかくくすぐる様に揉みほぐし、首筋のキスは首から耳へ流れるように移り、やさしく愛美の耳を包み込んだ。

「アッ…」
「ん? どうしましたぁ?」
「……ぅん………アッ……!」

奈緒美のテクニックは並ではなかった。舐めるように乳房を揉んだ後に、不意に乳首を摘まれた愛美はリアクションしないようにと我慢するも、不意に言葉が出てしまったのだった。そして本人は気づいていないだろうが、かすかに体をよじりはじめていた。エリカは喘ぐのを堪え体がピクピクとしている様子を、かすかに微笑みながら見つめていた。

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