淫辱通学
木暮香瑠:作

■ 新たなご主人様2

 美由紀は、背伸びをして理事長室の窓を覗いた。カーテンを閉め切っているが、幸いにも、カーテンの合わせ目に覗くのに好都合の隙間が少しできている。美由紀は、その隙間から有紗が居るだろう理事長室を覗いた。理事長の横顔が、正面に見える。その前に跪く、制服姿の少女の姿が見える。ショートカットのヘアスタイルは、間違いなく有紗だ。美由紀は息を殺し、聞き耳を立てた。

 理事長は、椅子にふんぞり返り卑猥な笑顔を作っていた。脚をがに股に開き、その中央でズボンが盛り上がっている。
「さあ、思いっきり欲望を発散していいぞ! ほら、まずはしゃぶりなさい」
 有紗は、こくりと頷きズボンのチャックに手を掛けた。

 チャックを下げ、パンツを下ろすと赤黒いぶよぶよの怒張が露になる。
「ううっ、り、理事長様……、おしゃぶりさせて頂きます……」
 有紗は、雄一に教えられた通りの台詞を口にする。無理やり強要されたことであっても、自分が認めた淫欲である。有紗は、頬に涙を伝わせながら嵯峨の怒張に舌を這わせた。

 美由紀からは、有紗の頭が影になって理事長の股間は見えない。しかし、前後に揺れる有紗の頭の動きで、何が行われているかを想像するのは容易かった。
(……これも雄一様の命令なの? こんなことをするために三十分早く登校したの?)
 有紗の頭は、前後に大きく動いている。時折、首を傾げるようにし棹全体に舌を這わせているようだ。

 理事長の魔羅をしゃぶり終えた有紗は、パンティーを降ろし、美由紀のいる窓の方にお尻を突き出すように机に手を付いた。丸さを強調するように突き出された無防備なお尻を、スカートだけが隠している。そしてスカートからは、肩幅に広げられた脚がすらりと伸びている。理事長は有紗の後ろに廻り、スカートに手を掛けた。そして、ゆっくりと捲くっていった。
「今日もお尻にバイブを入れてるのか? 本当に淫乱な娘だな」
 お尻に埋め込まれたプラグを見つけた。理事長は、頭を覗かせているプラグを指でグイッと押し込む。
「うっ、はっ、はい……」
 有紗は、プラグの頭が菊座を押し広げる痛みに耐え答えた。
「昨日よりも大きくアヌスが膨らんでるぞ。もうじき、ここも使えるようになるな」」
「うっ、ううう……。はっ、はい……」
 理事長は、プラグの頭をグリグリと動かしながら有紗の秘裂を覗き込んだ。

 朝からのアナルバイブ責めで、秘裂はすでに濡れていた。理事長へのフェラ奉仕が、さらに愛蜜の分泌を促していた。
「もうこんなに濡らしておるわ。これじゃあ、勉強どころじゃなないだろう。その淫乱な精神を発散させてやる」
 理事長は有紗の腰を両手で押さえ、一気に怒張を繰り出した。
「ううっ、ううう……」
 有紗は、歯を食いしばりくぐもった声を上げる。
「しっかり発散して、後は勉強に励むんだぞ! そらっ、そらっ……」
 理事長は、激しく腰を前後に揺すった。
「うっ、はっ、はい……、ううう……」
 逆らえは、雄一の怒りを買ってしまう。有紗は、逆らえない悔しさに涙を流した。

「うっ、うっ、うっ……」
 理事長は、短い呻き声を上げながら腰を送り続けた。
「ちゃんと腰を使わんか! 俺様のチ○ポがすごくて、腰も使えないのか?」
「す、すみません……。素敵です、理事長様のオチ○ポ……」
 心にもない台詞を言い終わると、有紗はゆっくりと腰を揺すり始めた。

 理事長は、満足気に肉壁による締め付けを味わっていた。
「どうだ? 感じてるんだろう? どこでも感じるスケベな娘だからな、お前は……」
「は、はい、感じます。ううっ、お口もか、感じましたが……オ、オマ○コはもっ、もっと感じます……うっ、ううっ……」
 有紗は、屈辱的な言葉を吐きながら腰の動きを激しくする。
「思いっきり逝っていいぞ! 俺様のチ○ポに満足したら、勉強も捗るだろう。ありがたく逝きなさい。ハハハ……」
 理事長は高笑いしながら、腰を激しく有紗の秘唇に打ち付けた。
「あっ、ありがとう……ございます……。うっ、り、理事長のお慈悲に……感謝して、おっ、おります……。ああっ、あっ、あっ、あああ……」
 感謝の言葉を告げながら、有紗は首を仰け反らしガクガクと腰を痙攣させた。

 防音のされた理事長室からは、微かにしか音が漏れてこない。しかし、美由紀には有紗の絶頂を告げる声がはっきりと聞こえた気がした。
(有紗ちゃん、かわいそう……。私が弱いばかりに……、私を助けようとしたばかりに、ううっ……)
 美由紀は、痴漢調教を受けていたところを助けた有紗の凛々しい頃を思い出していた。俯いた頬に、一筋の涙が伝った。

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