恥辱アルバイト
木暮香瑠:作

■ 車内は愛液の香り2

 綾香は、窓の外を見る。二人の車の横をトラックが走っていた。トラックに目隠しされ、歩道は見えない。
「ああ、しなくちゃだめなんですね……」
 綾香は、そういって掌を胸に持っていった。ギュッと胸を握り締めてみる。乳首が押し出され、掌の中で潰れる。
「あ、あハンっ」
 思わず声が出てしまう。相乳を交互に揉んでいく。乳首を親指と人差し指で挟んでみる。身体の中を電気が走ったように、綾香の身体がビクッと跳ねた。もう片一方の手が、自然と股間に下りていった。花唇をそっと撫でる。
「あ、あハン……いやよ、怖いわ……ねえ、どうして……」
 思わず声が出てしまう。綾香は、こんなに感じやすくなってしまった自分が怖くなった。藤堂が手を伸ばし、綾香の乳首を摘み捻った。
「あ、あハンっ」
 綾香の声が高くなる。
「感じてるな。乳首が感じるのか?」
「あ、ああ、……恥ずかしいっ。綾香……、胸も……感じてます」
 綾香は、感じていることを認め、自分でクリ○リスを摘んだ。
「あっ……あっ、あうっ……」
 綾香の声が1オクターブ高くなる。
「指を入れてかき回してみろ」
「はっ、はい……。ゆ、ゆび、入れます……」
 綾香は、中指を自分の蜜壷に入れた。

 官能の波の中に漂っている綾香は、自分の指を蜜壷の中に入れ掻き混ぜている。グチュ、グチュと音をさせながら、もう一方の手では胸を強くもんでいる。もう一方の膨らみを、藤堂の大きな手が揉みしだいている。指を柔肉に食い込ませている。
「あ〜ん。あ、あ〜ん……いい、いいっ」
 綾香は、そこが車の中であることをすっかり忘れているようだ。目を閉じ、官能に酔っている。車の揺れと官能で、まるでプールの中に入っているかのように身体がふわふわ感じていた。

 藤堂は、天井のボタンを操作し、サンルーフを開けた。風が心地よく綾香の頬を撫でる。夢心地の中、藤堂の手と自分の手で相乳を揉み、秘孔をかき回した。
「いいっ……気持ちいいっ、ねえ、どうしてこんなに……」
 その時、車が道路の段差を乗り越えた。ドスンを音を立て、車が大きく揺れる。綾香は、それに驚き目を開けた。サンルーフ越しに、隣を並走しているトラックの運転手と目が合う。どれくらいの時間かわからないが、ずっと見ていたようだ。ニヤニヤとしながら綾香を見ている。
「キャー、見られてます。閉めて、閉めて……。
 天井を閉めてください。見られてます……」
 綾香は、藤堂の手を振り払い、車の中で背を丸め蹲った。
「い、いやよっ、こ、こんなの、……見られてる、ああ、いやあーーー」

 藤堂は、車のスピードを上げ、トラックの前を走る。そして、コンビニの駐車場に車を入れた。トラックも駐車場に車を入れ、藤堂の車を覆い隠すようにトラックを止めた。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊