恥辱アルバイト
木暮香瑠:作

■ 高校生接待1

 コンビに駐車場での3Pで気をやったあと、綾香はボデコン・ホルターネックのワンピースに着替えさせられた。真っ白なワンピースは生地が薄く、身体にピッタリとフィットして、18歳の重力に逆らって釣りあがった胸、細い腰、弾けるようなヒップの形をそのまま現している。ホルターネックになっているボデコンは、肩から脇にかけて露出していて、それだけでも不気恥ずかしい気持ちになる綾香だった。背中は大きく開いている。胸からのストラップを首の後ろで結んでいるだけだ。当然、ブラジャーも付けることは許されてない。裏地のないボデコンワンピースは、よく見ると乳首の形まで判る。官能に酔った後の乳首は、しっかりと尖りだしている。身体にフィットしたワンピースは、歩くたびに乳首を刺激し、さらに尖りだしてしまう。胸の頂点がツンとボデコンワンピースを押し上げているのがわかる。
(いや、こんな服……。着ていないのと同じだわ……)
 ノースリーブの服でさえ着るのに勇気のいる綾香である。ましてや、ボデコンの服なんて着たことのない綾香なのだ。綾香は、服を着ていないのと同じような羞恥心を感じた。いや、それ以上に男たちには卑猥に見えるだろう。化粧気のないあどけない表情、まっすぐに背中まで伸びた黒髪、スラリと伸びた白い脚。そこから、ボデコンに包まれた乳輪の色、茂みの生え具合を想像させるだけで十分に男心を刺激する。

「これから、どこに連れて行かれるんですか?」
 不安になった綾香が、藤堂に尋ねる。
「商談に行く。レストランでそこの社長とアポをとってあるんだ」

 商談の場所は大きなレストランだった。お客さんも多く入っている。綾香は、こんなに多くの人がいる場所なら何もされないだろうと、ちょっとほっとした。ドアを入ると、綾香の身体に視線が集まった。少女が着るにはアンバランスなボデコンは、レストランの客から見ても場違いだ。綾香のスタイルのよさが、みんなの視線を引き付けてしまった。
(いやっ、みないで……。そんなに見られたら、下着を着けていないのがばれてしまう……)
 綾香の顔が、恥ずかしさからどんどん赤くなる。それを見た客の一人が、綾香の胸に視線を移した。その客の横を通り過ぎるとき、客の会話が綾香の耳に入った。
「あの娘、ノーブラだよ。ほらっ……」
「えっ、……。ほんとだ。乳首が服の胸を押し上げてる……」
「乳首、立ててるぞ、あの娘。スケベな女だな」
 綾香は、ますます顔を赤くした。
(スケベじゃない……、綾香は……)
 両手で胸を隠そうとする。それを藤堂が耳元で静止した。
「隠すんじゃない」
 藤堂は、綾香の肩を抱くように手をかけ、ホルターネックの蝶々結びの結び目のストラップに手をかけた。
「今この紐を引っ張るとどうなるか分かるな。ここでバストを丸出しにはしたくないだろ?」
「……は、はい……」
 結び目を解かれると、綾香の着ているワンピースは、簡単に脱がされてしまうだろう。首で吊るされている生地は、綾香の胸に押されて前に垂れ下がってしまう。きっと、胸はおろか、臍まで剥き出しになる。そして、その服は簡単に足元まで降ろすことが出来るだろう。綾香は、この男なら平気でそうするだろうと思った。綾香は、胸の前までもっていった手を静かに下ろした。

 藤堂と綾香は、レストランの一番奥の席に着いた。6人がけのテーブルは、3人座れるソファーが向かい合っている。二人は、店全体が見渡せる側のソファーに座った。藤堂が奥に、綾香はその横の通路側に座らされる。

 二人が席に着くと、すぐにウエイトレスが水を持って注文を取りににきた。
「ご注文はいかがしますか?」
「社長さんとお約束してるんだ。社長さんに藤堂がきたとお伝えください」
 ウエイトレスは、綾香の胸の先端が尖りだしているのに気づき、怪訝な顔をして、綾香の前におしぼりとホップの水を置いた。
(……ああ、気づかれてるわ……)
 続いて、藤堂の前にコップの水を置こうとしたとき、藤堂は手を出し、そのコップを受け取ろうとする。ウエイトレスが藤堂にコップを渡そうとしたとき、藤堂がコップのそこをコンッと押し上げた。コップの水が零れ、綾香の胸に掛った。
「きゃっ……」
 綾香が慌てて胸を手で覆った。その時、藤堂が綾香の首の後ろの結び目に手を懸けた。
「あっ、いや……」
 言葉とは裏腹に、綾香は胸を隠した手を下に下ろした。そこには、水に濡れた生地が乳首の形はおろか、その色までも鮮明にうつし出していた。ウエイトレスが慌てておしぼりを差し出した。
「大丈夫だよ。この生地は水に強いから……。水だから染みにもならないから……」
 藤堂はそういって、おしぼりを受け取り、綾香の胸を拭きだした。湿ったお絞りで拭かれた生地は、水が広がり、ますます綾香の胸に張り付いった。そして、藤堂は、軽く強く綾香の乳首の上をお絞りで擦っていく。綾香は、体中が熱くなって行く。
「……ああっ、だめ……」
 藤堂の左手は、相変わらず綾香の肩を抱いている。いつでも結び目を解ける体勢だ。綾香は、手で胸を隠すことも許されず、イヤイヤと身体を振る。それは、まるで自分から胸をおしぼりに擦り付けているように見えた。
「しっ、失礼しました……」
 ウエイトレスは、顔を真っ赤にして、慌てて奥に引っ込んでいった。

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