青い目覚め
横尾茂明:作

■ 幼心5

「もー由美ちゃんたら…由紀恥ずかしいこと言うから…こっち見ないでネ」

由紀はぎこちなく語り始めた。

「男の人の性器…由美ちゃん見たこと有る?」

「オチンチンっていうのよ…あの棒の様な物が…女の裸をみるとネ
硬くなるんだって…それを…女の人のあそこに入れるの…」

「きゃー…由紀言っちゃった!」

「由紀ちゃん…その…オチンチン…女の人の何処にいれるの?」

「由美ちゃん! 中学の保健の時…何聞いてたのヨー? バカ」

「そんなこと習ったっけ?」

「習ったわよー」
「女性と男性の体の断面図見たの覚えてるでしょ」

「うーん覚えてるけど…由美…気持ち悪い絵だったから目つむってたの」

「もう…しょうがないわねー」

「男のオチンチンをここに入れるの!」

と言いながら由紀は由美の性器を後ろから突っついた。

「イヤン…」

「ここに穴が有るでしょ、生理の時に血が出てくるとこ」

「エエー…うそー…こんなとこ…入るの」

「男の人はオチンチンをここに入れて擦ると…スゴク気持いいんだって!」
「気持がよくなると射精するの…赤ちゃんが出来るんだよ!」

「ウソー! ウソーウソー」

「嘘じゃないもん…もー…由美ちゃんって何にも知らないんだから」
「そのおじさん…由美ちゃんのここにオチンチン入れて気持良くなりたいんだヨ!」
「だから由美ちゃん…絶対に変なおじさんについてちゃダメなんだよ!」

「へー…男の人ってオチンチン…ここに入れるんだ」

「由美ちゃん! 私の言ってること聞いてるの!」

由美は想像外の話しに目を丸くして…新鮮な思いで由紀の話しに驚いた。

「由美ちゃん! お…オナニーって知ってる?」

「おなにー? って…なーに」

「エーッ! 由美ちゃん…オナニーしたことないの?」

「知らないもん…何なの…教えて」

「んーと…んーと…ホヘーほんとに知らないの?」
「……だったら教えてもいいけどナ…由紀…恥ずかしいな…」
「男の人はここにオチンチン入れると気持がいいように…女の人もネ…
オチンチンここに入れられるとスゴク気持がいいんだって!」
「それでね…自分でここを擦ってもね…似たように気持がよくなるの」
「それをオナニーって言うの」

「へー…ここを擦ると気持良くなるの?」

由美はパジャマの上から性器を押してみた…。

「ホントかなー…由美…お風呂でここ洗う時…気持よくならないけど…」
「由紀ちゃんはオナニーしてるの?」

「……うーん…たまにね…ムフフ」

「由美にも教えて…ねー気持ちよくなること教えてヨー!」

「教えちゃおかな…由美ちゃんビックリしないでね!」

「由美ちゃんパジャマとパンツ降ろして」

「ホエー…裸になるの」
「恥ずかしいな」
「何言ってるの! さっきお風呂で由美ちゃんの裸見たばかりだよ」

「アッ…そうか」

「さー脱いで」

由美はモゾモゾとフトンの中で脱いだ。
由紀は後ろから由美にくっつき右手を廻し由美の性器に触れた。

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