青い目覚め
横尾茂明:作

■ 甘い疼き5

メスはこの華奢な擬態でオスを安心させ近づき、オスに寄生すると言う…。
ゆえにメスの本質は華奢であり官能的であれば有るほど優性遺伝と言える。
由美は優性遺伝のモデル的存在で有ろうと幸夫は感じた。
「おじさん…由美の体…綺麗?」

由美は手を首の後ろで組み、少しうつむいて官能的なポーズをとった。
幸夫は思った…誰に教えられたわけでもないのに…どうして由美は男を虜にする技を持っているのだろうかと…。
太古の昔からめんめんと受け継がれ、生き残れたメスの優性個体の遺伝子にその因子を見いだせるのではと思った。

幸夫はペニスに血が流れ込むのを感じた。

「由美ちゃん…こっちに来なさい」

由美は幸夫に近づき、ベットに座っている幸夫の肩に両手を当てた。
そして右手を首に回して横抱きの状態で幸夫の脚の上に腰を下ろした。

幸夫の目の前に由美の美しい乳房とそれに連なる綺麗な腋が見える。
由美の目映いばかりの太モモが光り…その狭間の微かな茂みが幸夫の目を焼く。

幸夫は由美の顎に触れ…口づけをし、
舌で由美の舌を追い絡ませた。
由美の口腔は甘い唾液で溢れていた、幸夫はそれを愛おしく吸った。

手の平に余る由美の柔らかく大きな乳房の感触を楽しみ可愛い乳首を吸った。

「うーっ」
由美の吐息が耳に触り…幸夫のペニスが跳ねた。

幸夫は由美を抱き、優しくベットに降ろし由美の仰向けの裸を見ながら服を脱いでいった。
パンツを脱いだ時…ペニスが押さえを無くし、勢いよく腹をたたいた。

由美は勢いの有る幸夫のペニスを見、思わず手を伸ばした。
ペニスの裏をさすり…陰嚢を軽く手の平で包んだ……。

由美は起きあがり、幸夫のペニスに頬ずりした…そして愛おしく口にくわえた。
幸夫は由美の性器を口で愛撫すべく由美の下に潜りシックスナインの形をとり、由美の性器を丹念に舐めた…次に指で大陰唇をそっと開きあふれ出る蜜を啜った。

由美は先日の夜…幸夫に教えられたフェラチオの仕方を実践した。
大きく首を振り唇でペニスをしごき、指はペニスの胴をしごいた。
カウパー液が次から次ぎに溢れ…由美は舌で味わうようにそれを舐めた。

幸夫は目の前で収縮する由美の肛門に見惚れた…黒ずみのない清潔な菊花は愛液に濡れキラキラ輝いていた。
幸夫はたまらず…指を膣に挿入し、そして濡れた指先を次に肛門に軽く差し込んだ…。

「ああーっ…おじさん…恥ずかしい」

「そんなとこ…そんなとこ」

由美は恥ずかしい肛門に指を突き立てられ尻を振った。
誰にも見られた事のない…恥ずかしい肛門…いまそれを眩しい程の明かりの中で剥きだしにされ…おじさんに見られ、指を刺されて悶える自分に由美の心は痺れた。

恥ずかしさが由美の官能に火を点けた…。
(き…気持いいーっ)
尻タブを掴まれて左右に開かれ…おじさんの吐息を性器と肛門に感じ、由美は四つん這いの己が痴態を脳裏に描き羞恥に悶えた。

幸夫は人差し指を付け根まで肛門に突き刺し、親指を膣奥に差し込み指で由美の性器の構造を掴んだ…。
両指の間の薄膜はヌルヌル滑り、幸夫はしばし女性器の構造を楽しみ、次に指先で肉を掴んだ状態で大きくグラインドし、クリトリスを唇でくわえリズミカルに圧迫した…。


「あーん…おじさん…由美気持がいいよー」

「このまま…すぐイっちゃうヨー」

「由美…由美…おじさんのチンポでイキたいの」

「……大好きなおじさんのチンポでイキたいよー」


「由美ちゃん…おじさんのチンポ好き?」

「大好き…醜いのに…見てると何故か痺れるの」

「恐いのに…好き…頬摺りしたいくらい好きなの」

「このチンポ…由美だけの物…誰にも触らせちゃイヤだから…イヤだから」

「分かった分かった」
幸夫は由美の下から出て、由美を仰向けにし、由美の膝裏を掴み、押し広げてチンポを性器にあてがった。

「ああーっ」
由美は性器に幸夫の亀頭を感じ…震えた。

幸夫はゆっくりとペニスを押しては引いてをくり返し、差し込み量を少しずつ深めた。

「アァァーッ…おじさんが入ってくる…入ってくる」

「おじさん…由美…この前の様に脚を伸ばしたいの…おじさんのチンポ…
オマ○コで挟みたいの」

幸夫は由美の脚を閉じさせた…。
由美は脚を閉じ、太モモに力を入れて幸夫のチンポを膣に挟み、挿入の感触をリアルに感じたかった。
またチンポを挟む事で、より深いオルガスムスを感じたかった。

「じゃぁ…由美ちゃんいくよ」

幸夫はペニスを再奥の子宮まで届かせ、ペニスの付け根上部が由美のクリトリスに当たるよう腰の位置を決め、腰を大きく廻しペニスで由美の膣を掻き回した。

「…ううぅっ…あうぅぅ…」

「あっ…うう…あうっ」

「ぐっ…ひいっ…」

由美の呼吸は絶え絶えとなり、絶頂の兆しが見え始めた。

(なんて感度のいい子なんだ)
幸夫は眉に皺を寄せ懸命にアクメの誘惑に堪える。
由美がいじらしく、少しでも絶頂前のこの幸福感を長引かせようと腰の回転を緩やかにした。

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