新・青い目覚め
横尾茂明:作

■ 被虐の炎3

 鏡に映し出された絵美の裸像は16才とは思えないプロポーションを呈し、きめの細かいうぶ肌は体毛の薄さも手伝って光輝いていて見えた。

 この体で唯一不満なのは陰毛が薄いということだった・・中学の修学旅行で初めてクラスメートと一緒に風呂に入ったとき皆の濃さにビックリした・・母も薄いため、自分は普通と思っていたが・・この時恥ずかしくてタオルで前を隠し通した。現に鏡に映る絵美の股間には今でも産毛しか生えていなかった。ふっくらとした魅惑の丘・・そこには折り込まれるように深い縦の亀裂が艶めかしく穿たれて・・正面からまともに見ることが出来た。

 絵美はその亀裂に指を埋めた・・(あぁぁーなんて気持いいの)

 本屋さんに捕まったときからずーと股間が疼いていた・・こんな経験は初めてであり・・腰奥の浮き上がる様な違和感に絵美は戸惑さえ感じていた。

 絵美は鞄から・・またあの本を取りだす、裸のままベットに俯せ素肌全面を布団に擦り「あぁー」と呻いてみた・・今夜これから訪れる快感は今までにない最高のものになると予感できた。

 顔を上げ本を引き寄せ先程の頁を開いた・・(ここからだ・・)

 絵美は同じ頁を食い入るように見つめ、ゴム管の意味を考えた・・(分かんない・・)

 次の頁を見た・・(キャ・・)絵美は思わず本を閉じた・・心臓が大きく脈打ち、耳鳴りさえ聞こえるほど興奮した・・。

 よくは見えなかったが・・縛られた少女が膝立ちで洗面器を跨がされ、お尻から茶色の飛沫を噴きだしているショッキングなシーンだった・・。

(あのゴム管は浣腸だったの?)
(嘘・・嘘・・そんな・・他人の前でウンチするなんて・・信じられないヨー)
(あの子浣腸されてトイレにも行かされず・・おじさんに起こされ洗面器をあてがわれ・・無理矢理ウンチをさせられたんだ!)

(なんて酷いことを・・)

 絵美はその頁がもう見られず次の頁を開いた・・
(今度はおじさんにお尻を拭かれてるヨー・・あぁーなんて恥ずかしいことされてるんだろう・・絵美もう耐えられないよー)

 本を伏せ絵美は心臓の鼓動を聞いた・・そして息が整うのを待って次の頁を開いた。その頁には・・少女が後ろ手に縛られ膝立ちでおじさんの股間から突き出たものを口にくわえているシーンだった・・少女は髪を掴まれ無理矢理引き寄せられて羞恥を強要されている・・写真は肝心な所に小さくボカシが入っていた。

(おじさんのオチンチン・・お口に入れられているんだ!)
(この子泣いてる・・)

 写真の男は体毛が異常に濃く脚からそのまま陰毛に移り・・余計と陰湿な陰獣のシュチエーションを浮き彫りにしていた。

 次の頁は少女の口から白い液が滴り落ちているシーンで・・(おじさんのせいえきを無理矢理飲まされてるんだ・・)

 絵美は見続けるのに限界を感じた・・頭がパニックで数頁飛ばして頁を開いた・・(この子・・セックスされているよー・・あぁぁこんな恥ずかしい格好でされるんだ!)

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