新・青い目覚め
横尾茂明:作

■ 被虐の炎4

 写真は少女が開脚縛りされ、一人の男にチ○ポを性器に入れられ・・もう一人の男にチ○ポを口に押し込まれていた・・ボカシは入っているものの何をされているかは容易に判断出来る写真だった・・(この子・・快感に酔ってる)。

 絵美は食い入るように見つめ・・仰向けに寝返った・・絵美は限界だと思った、腰は先程から震え・・性器は完全に痺れていた。

 本を見つめながら指を性器に伸ばしてみた・・そこはお湯が湧き出るように愛液が溢れドロドロの状態だった。絵美はヌルヌルの大陰唇と小陰唇の間を中指と薬指で2〜3回往復させたみた・・そしてクリトリスを少し指で挟んでみる・・
(ワワァァー・・ス、スゴイよー)

(なんなの! この感覚・・スゴイスゴイ・・こんなの初めてだよー)
(もう触れなくても弾けそう・・思いだけでもいっちゃうよー)

 絵美は性器から指を離し、写真を見つめた・・男と少女の結合部を見つめた・・その写真が今にも動きそうな錯覚に陥ったとき・・絵美の腰奥で何かが弾けて、そして沸き上がるような凄まじい快感が吐きだした・・

(アァァァンーいきそう・・気持良すぎるよー)

(はぁぁぁー・・くぅぅぅぅー・・)・・・・・(ううっ!)

(アハァーン・・イクー)(・・・・・・・・・・・・・・)

 絵美の腰が大きく持ち上がり弓なりに反った・・。

「イィィィー・・・ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・アァーン・・ハッハッハッ・・クゥゥゥ」

 絵美の声は部屋中に響いた。オルガスムスの頂点を極めてもなお強烈な快感は続いた・・何回この大波は来るんだろう・・。

(気持いいヨー・・こんなに気持がいいなんて信じられないヨー)
(アッまたくる・・きちゃうよー・・くぅぅぅー)
(ハッ・ハッ・ハッ・・絵美・・絵美もおじさんにこんなことされたい・・こんな恥ずかしいことされたいよー・・して・・して・・絵美をメチャメチャにして−)
(アーまだくる・・まだくるよー・・くぅぅぅー)
(恐い恐いヨー・・ぁぁぁぁぁー)

 絵美は恐ろしいほどの快感に身を震わせた・・この世にこんな悦楽が存在するなんて・・被虐の炎に絵美の性器は焼かれ・・鋭利な針のように敏感な器管に生まれ変わった気がした。そして絵美を深い淫靡な世界に誘っていった。

 絵美はこの時おぼろげに感じた・・私は写真の少女の様に辱められ虐げられることで喜びを感じる女?・・。

 快楽の波は少しずつ小さくなり・・余韻は甘く切ない痺れを伴う痙攣に変わっていった。

(火曜・・おじさんは私になにを望むの・・あの時おじさんは警察に通報しなかった・・何故火曜まで時間をあけたの?・・・・・)

 絵美は本屋のおじさんの意図が何となく分かったような気がした。

(火曜・・恥ずかしいこと・・される・・ううん・・されたい)
(絵美やっぱり・・変な子)

 窓の外はいつしか暗くなっていた・・絵美は母の顔を思い浮かべ・・心の中で小さく・・ゴメンナサイ・・と呟いていた。

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