新・青い目覚め
横尾茂明:作

■ 陰刻4

男はサラダ油のボトルをぶら下げて返ってきた。

「さてと…母ちゃんよ、気持よかったみてーだが…亭主の前で恥じらいもなく大声上げていくんじゃねーぞ、みっともねー…綺麗な顔して図々しいメンタだぜ」

「なっ! 父ちゃんよ、俺が代わり折檻してやろーか?、いいだろ」
「なんちゃって…」

「俺はオンナが痛がって泣く姿を見ると興奮するクセが有ってな…まっ、これで刑務所行きになったんだが…こればっかしは一生治らねーよなー」

「さーっ、折檻だ!」
男は言うなり母の髪を掴んで引きずり上げ、淫乱女めーと罵りながら頬を数度打擲する…母が泣きながら許しを請うのを無視し、今度は乳房…腹…お尻と平手で鋭く叩き始める…。

絵美は恐怖でガタガタ震えながらも…男の尻を見ていた…。

長い打擲のあと…母は再び四つに這わされ…尻をスリッパで叩かれはじめる…くぐもった母の悲鳴が絵美には快楽の奇声にも聞こえた…。

母のお尻は真っ赤になり…今にも湯気が立ちそうな感じにも見えた。

「母ちゃんよ、どや…効いたかよ」
「これからこの穴に俺の太いマラを突っ込むんだが…痛てーぞ…クククッ」
「痛い痛いつって甘い声で泣くんだぜ…泣けば早く終わるんだからな」

男はいいながらサラダ油を母の尻の狭間に垂らした…。
母の尻の震えは一際高くなる…。
「あぁぁぁ…堪忍して下さい…お尻はイヤ…お尻だけは堪忍して下さい…」
日頃の女優としての気品は地に落ち…見も知らぬ男達に叩かれ許しを請う母の姿は惨めすぎた。

「やかましい!、たっぷりと痛い目にあうんだな…まっ、しかしアナルセックスちゅうもんは回数と時間次第でオマ○コより数倍エエらしいが…初めては何でも痛いんよ」

男の指が母の肛門を揉みはじめた…母の震えは頂点に達する…。
絵美はこの時…女の存在価値を感じる…男に躰の全てを与え…それでも叩かれて恥ずかしいことを強要され…痛い痛いと泣きながら性の快楽に悶える男の玩具…。

男のごつい指が母の肛門にゆっくり突き刺さっていく…母はまるで犬がウンコをするように背中を丸めて耐える…。

すると男は母の尻を叩き…「逃げるんじゃねー、力を抜かんかバカアマ」と怒鳴る。

「あぁぁぁ…痛いヨー…い…痛いですー……」

「こんな指ぐれーで痛がってどうするよー、俺のマラはこれの何倍もあらーな」
次に指は早く抜き差しされる…「クー…締まるなー…こりゃええぜークククッ」

「さー…柔らかく揉みほぐしてやったぜ…、お嬢ちゃん今から母ちゃんの泣くのをよく見るんだぜ、女はこうして男に性器と肛門で仕えて生きていくんだ、このことよく覚えておくんだぞ」

男はチ○ポの先を母の尻の狭間に当て上下に擦りはじめた…亀頭がサラダ油に濡れて光沢を帯びていく…。
亀頭の動きを止め…肛門に狙いを定める、指で亀頭根をバックアップし強引に尻穴に埋め込む…。

「………………」

「コラ!、力を抜かねーか!」男はいいながら母のお尻を音を立てて叩く…。

「あぁぁぁ…痛いの…我慢できないの…あなた…助けてヨー…」
まるで陰湿な拷問のように恥辱の折檻が坦々と繰り広げられていく。

男は汗を流しながら徐々に沈めていく…。
「ヒィィィ……い…痛い……きついの…」

時間をかけてようやくスッポリと収まった…「フーッやっと入ったぜ…しかし締まるねー」
「この腸の感触…たまらんぜ…さー動くか…」

男は腸粘膜の感触を楽しむ様に注挿を開始する。
その度ごと母の目は苦悶の色を浮かべ…悲痛な喘ぎ声が漏れ出す…。

男に赤く腫れた尻を掴まれ前後に突き動かされる母…父は呆けたようにその光景を見ているが…もう目はうつろに死んでいた…。

腸粘膜が切れたのか陰茎は赤黒く濡れ…血が男の睾丸から床にポトポト零れている…。
母の悲鳴が次第に小さくなり…目に怯えを見せて父と私を交互に見つめだした。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊