僕の転機
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■ 第1章 堕とされた少女3

 美咲の上に膝を乗せている佐知子は、美咲のスカートをおもむろに捲り上げるとお尻を晒し、振りかぶった右手を躊躇無く振り抜いた。
 パッシーン!
「ひぃやぁ!」
 凄まじい音が鳴り、美咲は余りの痛さの為に、悲鳴を上げる。
 美咲の白い艶やかなお尻は、佐知子の一発で、大きな紅葉が咲いたように、真っ赤に腫れ上がった。
「歩美さんが言った、言葉が聞こえなかったのか?訓練をされる犬は、何て答えるんだい」
 佐知子の残酷な質問が、美咲を追いつめて行く。

 そう、美咲はここで訓練を受ける時は裸に成り、首輪と尻尾を着け、犬として扱われる決まりに成っていた。
 そして、訓練前には美咲が、自ら望んで訓練を受けて居ると言う内容の、誓いをさせられる事も決められていた。
 土下座し、頭を床にすりつけながら、美咲がいつもの誓いを口にする。
「私、橘美咲は、いつも約束を守れず、皆様を不快な気分にさせた事を心より反省します。私の馬鹿な身体に皆様のお情けで、犬を躾けるように教育してください」
 捲り上げられたスカートを直す事もしない、それどころか、身動ぎ一つしない美咲。
 これも決まりの一つで、今の美咲は犬の為、許可無しに一切の行動を禁止されていた。
「大分上手に言えるように成ったわね。美咲さん、顔を上げていつもの格好に成りなさい」
 歩美の言葉を受け、正座したままブレザーを脱ぎ、ブラウスのボタンを外して行く美咲。
 ブラジャーのホックを外すと、形の良い乳房が飛び出て来る。

 しかしその乳房の頂点には、低周波マッサージを固定するガムテープが貼られている。
 その、ガムテープの四辺には、油性のマジックで小さく×印が書かれていて、剥がしたりしたら、直ぐに解るように、細工されていた。
 美咲には、もちろんガムテープを剥がす権利が無い。
 ブラジャーを外した手は、そのまま下半身に降りていく。
 スカートに手を掛け、ホックを外すと、上体をそのまま前のめりにゆっくり倒し、お尻を突き出しながら、額を支点にスカートを足先迄降ろし、片足ずつ抜いてゆく。
 そして、同じようにパンティーに手を掛け、足先から抜いて行き、横に置いた制服の上に無造作に置く。
 こんなおかしな脱ぎ方をしているのは、訓練が始まった美咲は、直立する事も許可されない決まりだからだ。

 靴下を脱ぎ、乳房を覆うガムテープ以外、何も着けていない姿になった美咲は、飼育係である美由紀に向き直って
「準備が出来ましたので、私に尻尾と首輪を着けてください」
 土下座しながら、決められた挨拶を述べた。
 美由紀は、にやにやと満足そうな表情を浮かべ、
「学園一の秀才も、今じゃ犬ッコロと同じなんて、良い具合に情けなく成って来たわね」
 赤い大型犬用の首輪と、ガムテープで止める尻尾を持って、近づいて来る。

 首輪を着けて貰うため、首を差し出した状態でじっと待つ美咲。
 美由紀が、手際よく首輪を締めた後、尻尾を付けて貰うために、いつものように後ろを向いて顔を伏せ、お尻を突き出す。
「そうそう、今日から新しい尻尾が届いたんだよね」
 [新しい尻尾]と言う美由紀の声に驚き、顔を上げると、目の前に恐ろしい形の尻尾が差し出されていた。
「これがそう」
 美由紀が差し出した物は、大型犬のふさふさとした尻尾の先に、長さ15pぐらいで、幾つもの球が付いていた。
 その尻尾の先の方は直径2pぐらいだが根本に行くにつれて大きくなり最後は5pぐらいの大きさで、まるでボールで出来たドリルのような物だった。
「これを、どうするか、教えてあげようか」
 美由紀の残虐な笑みが全てを物語っていた。
 美咲は、思わず引きつった顔で嫌々をする。
「だ〜め、犬の尻尾は身体の一部なんだから」
 訳の分からない台詞を吐いて、佐知子に目配せをする美由紀。

 素早い動きで、佐知子は美咲を引き倒し、頭の上に馬乗りになってお尻をガッチリと抱え上げた。
 美咲は、佐知子の強い力のために、一切身動きが出来ず、お尻を大きく突き出した状態で自由を奪われる。
「さぁ、美咲ちゃんのお尻は何個咥えられるかな、一気に奥まで行っちゃうと、きっと裂けちゃうわね。どうする美咲ちゃん?」
 残虐な言葉にふるえながら
「許して下さい、許して下さい!」
 ひたすら泣き叫ぶ美咲。

 しかし悪魔は、そんな事には耳を貸さない。
 恐怖で震える美咲のお尻に、美由紀は唾を吐きかけ、新しい尻尾のボールで、お尻の穴に塗りたくり出す。
「行くわよ、[力を抜いた方が楽だ]って聞いた事がある、って言っても抜ける訳無いか」
 ぐりぐりとお尻の穴にボールが押しつけられ、美咲には口に出せないほどの圧迫感が襲った。
「い、嫌〜っ、お尻が痛い、痛い!無理よ、そんなの、入らない」
 必死に訴える美咲。

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