僕の転機
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■ 第1章 堕とされた少女8
歩美が笑顔で睨み付け。
「心を入れ替えて下さいね、近藤君」
ブンブンと首を振り、
「解ったから」
一声だけ絞り出す。
歩美が、コクンと頷くと
「お許しが出たぞ美咲ラストスパートだ」
佐知子が美咲の頭を掴み、激しく上下させる。
強い力で激しく動かされ、首輪から伸びたクリップは、容赦なく乳首に食い込み、千切れそうになっている。
美咲は余りの痛さに口に力が入るが、必死に歯を立てないように頑張った。
「それ」
一声掛けて唇が離れて、頭を固定された美咲。
顔に向けられる準備をしていた美咲だが、その筒先は顔の一部、鼻の穴に密着していた。
美咲の鼻の奥にズンと衝撃が走る。
目の前がクラクラした後、鼻の奥から全体を襲う生臭い匂い。
鼻の奥から口中に大量に流れ込んで来る、近藤の精液。
余りの驚きと予想外の苦しさに咳き込み、涙を流し床にのたうち回る美咲。
苦痛にのたうち回る美咲を見下ろし大笑いする3人。
暫くのたうち回る美咲を見て大笑いしていた佐知子が、精液が溢れている事に気付く。
「この馬鹿犬!近藤様の精液を何だと思ってやがる!」
口にためる余裕の無かった美咲は、精液を半分程床に溢してしまった。
「お前は、私達との約束も守れないのかい」
髪の毛を掴み、引き摺り上げて怒鳴る佐知子。
「美咲、私達との約束はどんな風にするんでした?」
歩美が質問する。
「はい、精液を口の中で良く噛んで口の中全体に回した後、皆さんに口の中を見ていただき、飲み込まさせて頂く。です」
泣きながら答える美咲。
「全く仕方がない馬鹿犬ね、今日の所は時間も時間ですし、床の掃除をして解散しましょう」
歩美が珍しく罰を与えない。
「ほら、さっさと掃除しろ」
佐知子が美咲のお尻を蹴る。
四つん這いになり床に飛び散った精液の所に行き、お尻を高く上げ顔を床近くまで下げると舌を伸ばす。
そう、犬の床掃除は道具ではなく、舌で行う決まりに成っている。
足を開いてお尻を突き出し、しっぽを振りながら、掃除をするのが決められた姿勢だ。
ピチャピチャと床に舌を這わせ、溢れた精液を舐め取る。
「へひ、はひは」
掃除の終わりを告げる美咲。
許可が出るまで、舌を床から放す事も出来ない決まりだ。
「良いわ。次からはヘマするんじゃないよ」
頭を踏みつけながら佐知子が言う。
「有り難う御座いました」
点検をして貰い、終了の許可を貰った事に、足の下からお礼を言う美咲。
全ての行動に決まりが定められ、その遵守が犬の使命。
強者の一方的な命令に従うしかない、弱者の姿がそこにあった。
「さあ、今日はこれでお開きです。美咲さん、宿題の時間ですよ」
歩美が言うと、美咲は、歩美の前に正座をする。
「美由紀さん、外して上げて」
美由紀に指示を出す歩美。
「はい解りました」
首輪の留め具を外し、そのまま引っ張る。
「ヒギィ」
チリンチリンと鈴が鳴り、鰐口クリップが乳首から飛んでいく、美咲は余りの痛みに声を漏らす。
痛みに丸まった背中を、ドンと蹴られ頭を地面に、付けさせられる。
「お尻付きだして」
指示する美由紀。
美咲がそのままお尻を突き出すと股間から垂れている、クリトリスのクリップも引っ張り取られた。
予測していた美咲だが、その痛みに涙を溢れさせた。
「最後はこれね」
クリトリスのを襲った痛みに、振るえる美咲のお尻に足をかけ、尻尾を握ると勢いよく引き抜いた美由紀。
「ひゃうん!」
何とも言えない感覚に、思わず声を出し、顔を真っ赤に染める美咲。
荒い息を吐き、うつぶせに倒れている美咲に、歩美がこれを履きなさいと紙袋を差し出した。
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