僕の転機
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■ 第1章 堕とされた少女12

 おあづけを食らった美咲は、呆然とした表情で突然笑い出した。
「ははははっ、何よ、何よこれ」
 だが、笑っている美咲の眼からは、ぼろぼろと大粒の涙が流れていた。
(私、もう駄目、我慢できない、心まで汚されちゃった・・・)
 ショーツにより迎えてしまった絶頂に、美咲の心が屈服してしまったのだ。

 冷え切ったスパゲティーを食べ、手早く洗い物を済まし、シャワーを浴びた後、自室のベットに横たわる。
 その間も、様々な長短の攻撃に身を任せ、有る時は鳴き、有る時は嬌声を上げる美咲。
 眠る事も許されず、ただただショーツの責めに翻弄される美咲。

 そんな美咲をショーツが開放したのは、明け方の5時頃だった。
 夜通し動いていたショーツの電池が切れて、やっとの沈黙にホッと胸をなで下ろした美咲。
 しかし、そんな美咲に、安息の眠りは、その日とうとう訪れなかった。
ショーツが沈黙して、30分ほどが経つと、激しい便意が美咲を襲った。

 激しい便意に耐えながら、美由紀が起きるであろう、時間まで待つ美咲。
(6時じゃあまだ寝てるかしら、私の電話で起こしたりしたら、何をされるか…でも、もう持たないわ)
 思い切って、美由紀に電話する美咲。

「もしもし、美由紀さん?あのまだ寝てた?」
『なんだお前かよ、何だよこんな朝早くに電話しやがって』
「あのご免なさい、どうしてもおトイレが我慢できなくて」
『はぁ〜ん!お前そんな事のために、朝から私をたたき起こしたのかよ!ふざけんな』
「でも昨日歩美さんが、朝のトイレは美由紀さんに許可を貰えって…」
『あ〜ん、ちっ解った。行ってやるよ、今から30分後に校門で待ってな』
 そう言うと、携帯を切る美由紀は、既に制服に着替え、トイレで朝の排便を済ませていた。
 トイレを出ると、美由紀は軽い朝食を取り、急いで家を出る。

 約束の時間の5分前に校門に到着した美咲だが、既に校門には美由紀が待っていた。
 不機嫌そうに待っていた美由紀に、辺りに人目がないのを確認して校門の前で土下座を始める美咲。
「美由紀様、牝犬の分際で朝早くからのお電話、申し訳ありませんでした」
 睨み付けている美由紀にさらに続ける。
「宜しければ、牝犬の排泄を許可していただきたいのですが、いかがでしょうか?」

 昨日歩美に決められた、美由紀の役目の一つで犬の排泄の管理である。
 これからは、美由紀に許可を得て鍵を外して貰わなければ、オシッコすら出来ない美咲。
「まったく、どう言うつもりよ!朝から人をたたき起こしておいて自分は悠長に御登校かい?」

 約束の時間に遅れたわけでもない美咲に、美由紀は理不尽な難癖を付ける。
(此処で美由紀を怒らせたら、結局トイレに行けなくなるわ…。此処は何があっても我慢するしかない)
 美由紀の思惑を理解した美咲は、只ひたすらに媚びへつらうしかなかった。
「申し訳ございません、美由紀様の貴重な朝の時間を使わせてしまった事は、深く反省します」
 土下座の姿勢で美由紀の足下に、にじり寄りさらに頭を地べたに擦りつけ、
「どうか、不心得な牝犬にお情けで排泄の許可を下さいませ」
 美咲のあまりにも卑屈な態度に、満足しながらも美由紀は不機嫌に振る舞う。

「朝から面倒だね!シッコやウンチぐらい何時でも良いでしょ。1日2日しなくても死にゃしないよ!」
 泥で汚れた靴で美咲の頭を踏みつけ、髪の毛に泥を擦り付けながら言う美由紀。
「まぁ、歩美さんの指示だから聞いてやるんだけど、感謝するんだね」
 美咲の艶やかな黒髪を泥で汚した美由紀は、満足そうに呟いた。

 生徒会室近くのトイレに行き、個室の前で美咲は大きくスカートを捲り上げていた。
「お願いします、速く!速く外して下さい」
 せっぱ詰まった表情で訴える美咲に
「まだ少し時間があるわね、服も全部脱いで待ってなさい」
 そう言いながらトイレをあとにする美由紀。
 戸惑い考えるが、所詮言われた事を忠実に守る事しかできない美咲には、言われたとおり全裸になるしかなかった。

 暫くすると美由紀が戻ってきた。
 美咲は、美由紀が手にしているビデオカメラを見て、全てを納得した。
 トイレのタイルの上に全裸で正座をし、美由紀に向かって頭を下げた美咲は口上を述べる。
「女王様、牝犬の排泄を許可して下さい。そして、はしたない牝犬の排泄をご覧下さい。出来るだけご期待に添えるよう、全てを晒しますので、カメラに納め、あざ笑って下さい」
 悔しさに震える美咲。
 言い終わったあとクルリとお尻を向けて持ち上げた、顔はトイレのタイルに擦りつけられている。
 ビデオが回っている間は、名前や特定の個人が解る名称で、呼んではいけない決まりになっている。

 美由紀がビデオを回しながらショーツを脱がし、アナルバイブを抜いた。
 今まで異物が入っていたアナルは、中々元に戻らず、パックリと開いたままである。
 トイレの便座に座ろうとした美咲に、ダンッと強く床を踏みならす美由紀。

(やっぱり普通にトイレは出来ないのね)
 便座の上でM字開脚に切り替え、手を壁に突っ張り、下半身が丸見えの状態を作る。
「排泄しますのでご覧下さい」
 宣言しながら力を入れると、オシッコが溢れ出す。

 便器からはみ出さないように腰を動かし、更に力を入れると肛門からブリブリと音を立てウンチが出てきた。
 全裸で、便器の上にM字開脚しながら、大と小を同時にひり出す美咲を可笑しくて仕方ない、というような表情でカメラに納める美由紀。
 そして、それに逆らえない美咲。
(このまま壊れたら楽なのかな・・・)
 美咲の心が呟いた。

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