僕の転機
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■ 第3章 少女の目覚め4

 ゆったりと背中を湯船に横たえリラックスすると、昌聖が後ろから美咲に質問を始めた。
「美咲。どうしてこんな風になったの?」
 昌聖の質問の意味が分かり辛かったのか、暫く考えて
「今日の3人の調教を見たからです…。調教を見てて、私色んな事を考えました」
「どんな事?」
「先ず、宗介さんの存在がそうなんですけど。宗介さんみたいな人が居るなら、望んで調教を受ける人もいる。当然知識としては、知っていましたけど、実物を見て、今まで嫌悪してきた私の部分が、有っても良いように思えてきたんです」
「それは、美咲の被虐趣味の事?」
「はい、歩美達に虐められて悔しいのに、身体が反応するのが私凄く嫌でした。歩美達の虐めが、私の望まない物だと言うのは、今日の歩美の言葉を聞いて、良く解ったんです。歩美達は、虐めるのが目的じゃなく、私を貶め嘲笑う事が目的だったからです」
「確かにね…歩美達に何かしたのか?」
「全然解りません…でも、彼女達は何も無くて、やっているのかも知れません。だってそう言う人達だから…」
「そうだな、実際酷い目に有ってる、女の子も多いみたいだし…。あっ、美咲の話し続けて」
「はい、えっと…佐知子の調教を見て、これが本当の調教なんだって思った時、私の中で嫌悪してた物が、有っても良いんだって感じるようになって……」
 そこまで話すと、黙り込んでしまった美咲。
「感じるようになって?どうしたの」
 昌聖に促されポツリと呟く。
「私もされたいと思いました……」
「調教されたいと思ったんだ…」
「はい。それで、最後の美由紀の調教を見て…。怖かったです、凄く怖かったんです」
「あれはね…。確かに、僕ですら凄いと思った」
「だけど、最後にピアスを付けて貰った美由紀の顔を見て。良いなって思いました……」
「美由紀が羨ましかったんだ」
「はい。それで宗介さんに抱かれたら、こんな変な考え方をする私にも、居場所が出来るかなって考えたら…」
「考えたら?」
「宗介さんの家の前に立っていました…」
「そうなんだ。じゃ、今日僕が居なかったら、美咲は宗介さんのペットに成ってたかも知れないんだ…」
 美咲は、俯いて首を左右に振った。
「多分、宗介さんは私には、手を出さなかったと思います」
「何で?」
「だって、宗介さんは、御主人様が傷つく事も、私が傷つく事も、みんな理解してたから…。そんな事は、決してしないと思います」
美咲の言葉に、少し考え込み
「そうだね、宗介さんはそう言う人だ」
 美咲の想いと心理変化を納得した昌聖は
(美咲がなるべく痛くなくて、気持ち良くしてあげたいな…。そうだ、あの薬だ!まだ、ポケットに入ってたな)
 昌聖が美咲に待ってて、と言うと脱衣所に向かった。

 戻って来た時、手には座薬が握られていた。
「美咲。こっちに来て足を開いて、お尻を上げな」
 昌聖の命令に、弾かれたように立ち上がると。
「これで宜しいでしょうか」
 命令された通りの格好で、尻の穴を晒す美咲。
「良し、今から美咲の処女を奪っても、痛くない薬を入れてやるからな」
「そんな薬があるんですか?御主人様、よろしくお願いします」
 美咲の小さなアナルに座薬をあてがい、人差し指で押し込む。
「キャン、何かはいってきた」
「ああ、お薬を入れたんだ。何か感じが変わったら、直ぐに言って」
「はい、御主人様」
 そのままの姿勢で、美咲の尻を撫で回し、時折アナルを刺激する昌聖。
 尻を撫でられ、気持ちよさげな声を上げる美咲。

 5分程経つと、美咲の声が大きくなってきた。
「御主人様、御主人様!美咲変です!お尻がメチャクチャ気持ち良いです」
 そう言うと、美咲の腰が昌聖の手の動きに合わせて、クネクネと動き出した。
「良し、そろそろ効いてきたか。美咲アナルを責めるぞ」
「はい、御主人様。存分にオモチャにして下さい」
 美咲の声を待たずに、昌聖が美咲のアナルに指を差し込む。
「はぅ〜ん、お尻が変。お尻の穴が燃えてます、あ〜ん擦って擦って御主人様〜」
 美咲の欲求に答えるように、昌聖の指が美咲のアナルを出入りしだした。
「あ〜〜っ!気持ち良いです。気持ち良い、気持ち良い御主人様。はしたないペットで、すみません」
 グリグリと円を描くように指を出し入れする昌聖が
「あいつ達の調教もどきで、アナルが随分と大きくなってるな。これなら、もう2本入れても大丈夫そうだ」
「はい。御主人様の思うままに、美咲を扱ってください」
 昌聖は、美咲のアナルにさらに1本指を追加し、出し入れする手の動きを早める。
「あ、あ、あ、あ、あ〜〜っ!御主人様、御主人様…何か、美咲の奥から何か来る」
 美咲の尻がワナワナと細かく震えだした。
「美咲、快感が爆発する時は、イクと大きな声で言うんだ」
「はい、はい御主人様!イクゥ〜〜!」
 ビクビクと尻が痙攣し、昌聖の指をアナルがきつく締め付ける。

 昌聖の指に、ビクビクと美咲の震えが伝わってくる。
「オ○ンコは処女なのに、先にアナルで絶頂を憶えるなんて、美咲は本当に変態だな」
 昌聖の言葉に、尻をビクビクと振るわせながら
「ハア、はい、御主人様、美咲は変態です。どうか、もっともっと厭らしく仕込んで下さい」
 ハアハアと荒い息を吐きながら、美咲が自分を解放していく。
 処女の穴から本気でイッた証拠の、ドロリとした愛液が流れ出した。
 昌聖は、力の抜けた美咲のアナルに、両手の人差し指を差し込むと、左右に開いた。
 美咲のアナルは、大きく口を開け内臟まで丸見えになる。

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