僕の転機
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■ 第7章 奴隷達の思い9

 歩美は、ホームレス達に向き直り、頭を下げ
「お願いします。私に奉仕の仕方を教えて下さい」
 平伏してハッキリと言い切った。
 ホームレス達は、顔を見合わせ頷き合い
「よ〜し、じゃあ今から俺達の言う事は、御主人様の言葉だと思って従うんだぞ」
 厳さんが言う。
「俺達の言うとおりに身体を動かすんだ、判ったな」
 両さんが言う。
「恥ずかしいとか、プライドは邪魔なだけだから、全部捨てなさい」
 青年が言う。
「はい、仰せの通りに致します」
 歩美が言う。
 こうして、歩美の特別レッスンが始まった。

◇◇◇◇◇

 その少し前、美由紀は疲れた身体を引きずり、大通りを歩いている。
(居た、右側18人目…。あれ?おじいちゃん?そうか、センサーはずっと持って歩いてるから、何回でも反応するんだ!)
 美由紀は、重複して反応した最初の老人を見て気付き、そしてさらに、別の事に気付く。
(これ。センサー回収したら、佐知子は終わりじゃん…。あれ?やばい!佐知子が先に気が付いてたら、私が終わりだ!)
 美由紀は、焦って小走りで老人に近づく。
「おじいちゃん?今日、他に私みたいに、誘った人居た?」
 老人の目の前に飛び出すと。
「儂ゃ金は持たんぞ!」
 肩から提げたバッグを抱き締める。

 老人は、美由紀の顔を見て、相好を崩し、
「おおっお嬢ちゃんか、ありがたや、ありがたや」
 美由紀に向かって手を合わせる。
「おじいちゃん、そんなの良いから…今日、私以外に、おじいちゃんに近づいた人居た?」
 美由紀の質問に
「おう!居た居た…なんじゃ言う宗教の人とか…布団買えとか…旅行に行けとか言う奴らが一杯来たわい」
 老人が答える。
「違う!私みたいに、精液下さいって来なかった?」
 美由紀が真剣な表情で質問する。
「なに?もう一回してくれるのか?ありがたや、ありがたや…」
 美由紀の質問に、手を合わせて拝む老人。
(駄目だ…話し通じない…)
 美由紀は、勝つための手段よねと自分に言い聞かせ
「おじいちゃん、もう一度してあげるだから、私のお願い聞いてくれる…」
 美由紀は、老人に妖しく迫りだした。
「おうおう聞いてやる、聞いてやる…金意外なら、何でも聞いてやるぞい」
 老人が、微笑みながら美由紀と手を繋ぐ。

 老人を連れて、近くのビルに入る。
 非常通路の扉を開き身を滑らせる。
「さあ、おじいちゃま…もう一度私に頂戴…」
 美由紀は、口元に妖しい笑みを浮かべ、老人の前にしゃがみ込む。
 老人の腰を両手で絡めると、ズボンのジッパーを前歯で噛み、そのまま下げる。
 老人のパンツの中では、既にチ○ポが大きく成りだしている。
(やっぱりこう言う、遣り方の方が、反応が早いのね…じゃぁ、これはどうかしら…)
 スカートをたくし上げ、膝を立て太股を晒しながら、上目遣いで老人を見て、下着の上からチ○ポに舌を這わせる。
 すると、みるみる老人のチ○ポは固く大きくなる。
(やった!手間が掛かるように思えたけど、こっちの方が効果的だわ…)
 美由紀は、この調教中にフェラチオテクニックをかなり磨いた、相手の反応を見て、視覚と聴覚も刺激する方法を学んだ。
 老人の下着からチ○ポを取り出すと、スキンを被せその上から舐め始める。
 たっぷりの涎を絡ませ、全体を舐め上げ口に含み、ネットリとした舌使いで、ユックリ絡めだし頭を前後させる。
 その時、鼻と口を使って呼吸をし、涎を啜るのである。
「んっふ、んっ、んっ、チャプ、ジュバ、んっ、ジュ、んくぅ、んくぅ、ジュルル」
 美由紀の口から涎を啜る音と、呼吸音が紡ぎ出される。
「おーこりゃ、たまらん…おじょうちゃん…じじは、もう駄目じゃ…はう」
 そう言うと、老人はあっけなく達してしまった。

 美由紀は、スキンを外し鞄に収めると、素早くお掃除フェラをして、お礼を言う。
「ねえ、おじいちゃん…こんな大きさの黒い箱持ってない?それを渡して欲しいんだけど」
 美由紀が言うと。
「これの事かい?」
 胸のポケットから、取り出して美由紀に渡し
「人から貰った物で、何に使うか判らんからやるわい。気持ち良かったお礼じゃ」
 老人が笑う。
「有り難う、おじいちゃん」
 美由紀は老人に、抱きつきキスをする。
 勢いよく扉を開け出ていった美由紀を見詰めながら
「うん、80点じゃ」
 老人がニッコリ笑った。

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