僕の転機
MIN:作

■ 第8章 変わりゆく関係2

 具体的な方法が思い浮かばず
「出来る事なら遣りますけど…。方法を思いつかないんですが…」
 美咲の言葉に、宗介が
「簡単だよ、君が昌聖に誓った時の気持ちと、心のスタンスを教えてくれるだけで良い…。それだけで、あいつの甘さは、大分消える筈だから」
 宗介が微笑みを浮かべながら、美咲に依頼した。
「解りました。出来る限りの事を遣ってみます」
 宗介の依頼に、不安を抱きながらも、承諾する。
「それとこれは、次の歩美の調教に使うから、目を通しておいて」
 宗介は、A4の紙を美咲に手渡す。

 歩美は、そのまま振り向き、A4の紙を持つとリビングに向かっていった。
 A4の紙を読みながら、リビングで美由紀を待つ。
(この内容、私の契約書に似てるわね…。本物の調教師が、思いつくのと同じレベルだったのかしら、私の考え方…)
 一人微笑みを浮かべ、読みふける美咲。

 来客用のサブバスから出て来た美由紀は、リビングに美咲一人なのを見ると、
「昌聖さんは…?それに、あの人も…居ないの?」
 尋ねた。
「他の人達は、別の用事が出来ました。貴女の見送りは、私だけです。…何か?」
 美咲の言葉と迫力に、二の句を継げない美由紀。
「どうも、短い間でしたが、ご苦労様でした。貴女の、契約は完遂されましたので、本日をもって終了です。ご機嫌よう」
 美咲は、美由紀に深々と頭を下げる。
 美由紀は、言葉を返そうとするが、美咲の雰囲気に返せない。
 暫くすると、頭を持ち上げた、美咲が手を差し出し
「お帰りはそちらです」
 静かに告げる。
 美由紀は、心に決めた言葉を告げる事も出来ず、只一人、終了者として排斥された。
 玄関を出されて、一人トボトボと家路に就く美由紀。
 町は、薄暮に沈みだし、美由紀の心もユラユラと揺らしてゆく。

◇◇◇◇◇

 その頃調教部屋では、A4の紙を、小便の匂いを身体にしみこませた、全裸のままの歩美が読んでいる。
 歩美の身体は、昨日の鞭打ちのため、全身にみみず腫れが走っている。
 宗介が渡した紙には、5つの台詞が書かれていた。
 歩美は黙読を終え、宗介の命令でその内容を朗読し始める。
「服従の誓い。私は、最下層の奴隷で、意志を持た無い物として、御主人様にお仕えします。どのような事をされても、どのような命令にも絶対に服従いたします。また、いつ何処で何が有ろうとも御主人様の、御用が有れば何時でもお呼び下さい、また御用がない時でも呼び出して使って下さい」
「奴隷の誓い。私は、御主人様に仕える最下層のおもちゃとなり、御主人様の命令に服従します。御主人様に使われる事によって生じる。あらゆる不都合は、私の責任により必ず解決いたします。その結果、私の身体がどの様な事になっても、御主人様にご迷惑を掛けない事と共に、使用に耐えられなくなった奴隷を投棄されても、異議を唱えない事を誓います」
「奴隷の心構え。歩美は、御主人様の所有物としてのみ存在を許されています。この身体に与えて頂ける全ての苦痛、羞恥、傷痕に快感を持って感じる様になりますので、お気に召して頂けたら、お情けとして御主人様の体液をお恵み下さい。それを頂ける事を、無上の喜びとしてお仕えさせて下さい」
「奴隷の依頼。この身体も、精神も、人権も、私の所有する全ての物を差し出す代わりに、御主人様が飽きられる迄は、生涯を掛け私を最下層の奴隷として躾てください。御主人様の命令であれば、いつ何処であろうと使って頂ける事を、最大の喜びとしていますので、何処の穴にでも精液や、体液や、異物、御主人様の望まれるどんな物でも、お入れ下さい」
「奴隷の希望。この身体は、御主人様を楽しませる為にのみ存在しますので、どの様にされても構いません。便器のように糞尿を流し込まれても、オ○ンコやアナルを大きく広げて頂いても、ピアスやタトゥーで身体を飾られても、何をして頂いても構いません。それを受け入れる以外、何の価値も御座いませんので、存分にお楽しみ下さい」
 朗読を終えた歩美に、宗介が続ける。
「歩美。次は、ポーズだ。これも、伏せ・待て・ちんちん・奴隷・服従の5種類だ」
 宗介がソファーを、移動させ終えて言った。
 伏せは、正座して三つ指をついてその上に額を載せる平伏の姿勢。
 待ては、その状態から顔を正面に向け、お尻を高く上げるポーズ。
 ちんちんは、足をM字に広げ手を肩幅に開き軽く握った格好。
 奴隷は、そのままの状態で手を頭の後ろに組み、立った状態で身体を晒すポーズ。
 服従は、仰向けに寝転がり大きく足を広げ、自分の手で秘肉を開き全てを晒す5種類のポーズ。

 次々に姿勢を変え、5種類のポーズを取った歩美に
「今のも覚えたか?」
 目の前に立ち、語りかける宗介。
 コクンと頷く歩美に
「10分やるから、しっかり覚えるんだ。後で後悔する事になるぞ」
 宗介が静かに言い放つ。
 歩美は、紙に目を移し、真剣な顔で読んでいる。
「10分経ったな、歩美服従のポーズだ」
 宗介が言うと横になり、歩美がのそのそとポーズを取る。
「今からお前の身体を、奴隷に相応しい物に変えてやる」
 宗介はそう言うと、大きく広げた足の間に座り、陰毛に鋏を入れ出した。
 ジャキジャキと鋏が動き、切った毛をゴミ箱に捨てる。
 陰毛を短く切ると、シェービングクリームを塗りT字シェーバーで、そり上げて行く。
 オ○ンコのヒダも摘み隅々まで剃って行く宗介。

 綺麗に剃れたのを確認して濡れタオルで泡を拭き取り、クリトリスを摘む。
 クリトリスを触っていた宗介は、瞬間接着剤を取り出し歩、美のクリトリスの皮に塗りだした。
 手を放したクリトリスを見てみると、大きく充血したクリトリスが剥き出しに成っていた。
 皮を剥かれて、瞬間接着剤で固定されたクリトリスは、小指の先ほどに肥大し、赤く艶やかに光っている。
 大淫唇にも処置をし、生徒会室で、美咲がされたのと全く同じ事を、歩美の身体にも施す。
 その頃、美由紀を送り出した、美咲がそっと、昌聖の横に現れた。
「こんなもんか、よし次は待てのポーズだ」
 そう言うと、快感の余韻に浸りながら俯せになり、お尻を持ち上げる。
 パックリと開いたオ○ンコからは、ドクドクと愛液が流れていた。

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